昔は、「北朝鮮のスパイ」が、「平壌放送で指令を受けて活動していた」とか、「乱数表が押収された」などの事件が、たまに報じられていた。しかし、最近は、日本国内では、「北朝鮮のスパイ」という言葉は余り聞かない。これは、いなくなったのではなく、深く浸透していて、既に、日本はスパイにとって、何の警戒もせずに活動できる国になっているからであろう。
ところが・・・過日、韓国から北朝鮮に向けて、大量の批判ビラを撒いていた韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」を、韓国の捜査機関が捜査したところ、「北朝鮮のスパイリスト」が押収されたとのこと。これは「アサヒ芸能」(7月30日号=7月21日発売)にスクープ記事として掲載された。しかし、この事件については産経新聞が報じただけで、他のマスコミでは無視されているようである。
スパイのことを報じた「アサヒ芸能」2020年7月30日号の記事
そして、このスパイリストにあった人物が驚きなのは、何と、現職の「文部科学省・教科書調査官」であり、かつ、都内の大学の大学院で「教壇に立っている人物」であったとのこと。
この人物の名前は、インターネット上では既に特定されていて、公開されているが、取材に対して、この人物は「(取材は)お受けすることはできません」と答えるのみだったとのこと。スパイリストの話しがデタラメであれば、否定するのが当然であろうところ、取材に対して「お受けできません」との回答は、リストに掲載されてる事実を認めたのに等しいことである。
そして、重大なのは、この春から使われる筈であった歴史教科書が、あらゆる箇所でケチを付けられて、検定不合格にされた「事件」とも言えることがあったことである。この経緯については、「教科書抹殺」(飛鳥新社・刊)に詳しいが、何とも理解不能な、理不尽な理由で不合格にされている。
このことと照らし合わせると、北朝鮮のスパイに、この歴史教科書は審査されて不合格にされていたのである。そうであれば、この余りに理不尽な不合格も「なるほど」と納得できるものである。
そして、さらに問題なのは、合格した教科書は、この教科書調査官ドノ、すなわち、スパイの意向に忖度して、合格するように書き換えて、反日的な、日本を貶める内容の教科書を作って合格し、それが今、現在、学校で使われていることである。
日本国は、北朝鮮のスパイを教科書検定の調査官に据えて、国家の権力を使って、日本の教科書を北朝鮮にとって、また、韓国などの反日国にとって、都合の良いものに書き換えさせていたのである。道理で、合格した歴史教科書は、日本を貶めて、否定するような記述か多々ある筈である。この事件で納得できたものである。そして、合格した教科書は、北朝鮮のスパイの審査で、書き換えさせられたインチキ教科書である。こんな教科書で教育を受ける生徒こそいい面の皮であり迷惑である。日本は北朝鮮から仕掛けられている、歴史戦に気がつかないで完敗しているのである。何とも間抜けな話しである。
問題は、此奴の他にもスパイがいないか? である。当然にいると考えるが、此奴は、韓国の捜査機関もマークしていなかったため、驚きの発見であったとのこと。そして、此奴は、日本では、各省庁にスパイのネットワークを築いていて、反日思想の刷り込みに活動しているとのことである。
そして、更に問題なのは、北朝鮮のスパイである「此奴」がどのような経緯で、この重要な役職に就いたかである。これは、徹底的に解明して、関係者の罷免を含めた処分をして、再発を防止しないと、国家の崩壊に結びつくことになる。教育は国家にとって、最も重要なことである。当然に、スパイである此奴は、本来であれば、死刑、または、無期懲役に値する重大犯罪者である。こんな輩を野放しにしていた、公安調査庁は寝ていたのであろうか?
そして、他の省庁に関しても、否、国会議員・地方議員を含めて、調査をするべきである。国会議員は当然として、省庁は、国家権力の実行をするところであり、北朝鮮を含む外国の利益のために存在しているのではない。日本人のための組織でなければいけない。しかし、最近は「どこの国のための施策か」と思えるような不思議な施策が多々あり、外国からの工作が浸透して「進んでいる」と考えるしかない状況にあるように思える。
そうして考えると、「スパイ防止法も制定できない」時点で、日本は終わっているのかも知れない。しかし、このまま終わらせてはならない。世界は、謀略と武力の威嚇が当然の如くに行われている、「弱肉強食」の世界なのである。いつまでも平和の夢に浸っていないで、目を覚まさないといけない。
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参考までに記すと、
昔の日本社会党の委員長で、「おたかさん」などとマスコミに持ち上げられて「ブームを作った」、衆議院議員の土井たか子の帰化前の本名は「李高順」である。此奴は、北朝鮮の拉致を相談されたとき、その情報を北朝鮮に流し、さらに「日本人拉致はない」と強弁していた。そして、従軍慰安婦として、単なる売春婦を、「日本軍が関与していた」と無理矢理にこじつけて「性の奴隷にした」との、嘘を広めて、慰安婦像の製作に金銭を援助し、今に至る問題を創り上げたのである。こうして考えると、土井は北朝鮮の工作員であったのであろう。
現在、この日本社会党の流れにある、立憲民主党の幹事長である福山哲朗は通名であり、その本名は「陳哲朗」である。昭和50年に帰化している「帰化一世」である。そして、普段、韓国・北朝鮮が有利になるような発言ばかりである。
この他にも、多数の帰化人が日本の国会議員にいる。選挙のとき、考えないで投票すると、気が付いたときは、日本人が少数派にされてしまい、朝鮮や中共の利益のための国会とされてしまう可能性があるのである。
そして、日本人であっても、思想を吹き込まれてか? 何かの利権か? 尻尾を握られてか? 工作員・スパイとなっている輩が多々いるであろうことである。冒頭に書いた、教科書調査官などは、もし日本人であるとすれば、この類いであろう。十分に注意しなくてはならない。
スパイ防止法の制定は絶対に必要である。日本国と国民を守るために、早急に制定をすべきである。
【了】
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