東京の田舎から

日々の雑感や思いを書いています。

コロナワクチンが感染拡大をさせているのではないか?

2022-08-10 17:40:40 | 時事問題

  ワクチン接種を推奨する広報? が盛んにされている。しかし、その一方で、コロナによる行動制限や規制、要請等はなくなり、コロナ以前の日常が戻ったが如きである。政治は、これを「経済優先」と言い、感染者の増加に、何の対策もしていないことを正当化している。ワクチンを接種して、日常を取り戻すということのようである。

 しかし、報道によれば、野球選手や力士の感染が相次ぎ、試合や取り組みが中止になっている。そして、今や、感染者数が「世界最多」との報道もある。

 スポーツ選手は、ほぼ間違いなくワクチン接種はしているであろう。しかも、この人達は、一般の人よりも身体を鍛えていて、免疫も高いと考えるところであるが、コロナに感染している。これは不思議なことである。しかも、多くの国民は、国の言うことを信じて、ワクチンの接種をしている。そして、この酷暑の最中でもマスクをし、店舗に入るときは手指消毒をし、検温までしている。加えて、元来が日本国民の衛生観念は諸外国と比して高いと言われている。

 それほどに努力しているにも拘わらず、今や「感染者数世界最多」である。何か変である、何かおかしいではないか?

 このような疑問を持ち、何かデータがないかと、厚生労働省のホームページを探したところ「全国の新規陽性者数等及びワクチン接種率」

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000967343.pdf」 というものがあった。

 ここの2ページに「ワクチン接種歴別の新規陽性者数」という表がある。この表では、ワクチンの未接種者、2回接種者、3回接種者について、人口10万人当たりの新規陽性者数が示されている。なお、この数字はPCR検査で陽性判定された人数であり、発症者の数ではない。

 ここで、上記の厚生労働省の表にある数字だけでは判りづらいので、この表から必要な部分を抜粋してExcelでグラフ化して見た。これを下に示す。表は、抜粋した数値であり、下が、この表をグラフにしたものである。なお、90歳以上の未接種のデータは無かった。

 その結果は、ほぼ全ての年代で、未接種者(青色)よりも2回接種(橙色)者の方が感染者が高い傾向があるという驚くべき結果である。

 これは、3回接種(灰色)していても60~64歳では、未接種者と変わらず、65歳~69歳では未接種者よりも感染が多い。唯一、80~89歳だけが、未接種者とワクチン接種者の比が格段に勝っている。なお、このデータ、不思議なことに、60~64歳、65~69歳だけが、何故か? 5歳刻みとなっていて、他は10歳刻みである。

 このように見ると、2回接種者は未接種者よりも感染しやすく、3回接種も今のところ効果が少しあるようではあるが、2回接種と同様に、日数と共に、感染しやすくなると考えることが出来てしまう。この結果からは、寧ろワクチンは免疫を減少させ、感染しやすくなるのではないかと思えるのである。

 なお、ここでは、7月のデータを示したが、5月、6月のデータも、ほぼ同様の結果を示していた。

 これでは、ワクチンは接種してから数ヶ月は感染防止効果があっても、数ヶ月後には未接種者よりも感染しやすくなってしまう。

 従って、

ワクチンを接種⇒少しの期間効果あり⇒その後、却って感染しやすくなる⇒再度、ワクチンを接種、を繰り返すだけであり、これを延々と繰り返すことになる。このようにして、ワクチンを接種することにより、感染が拡大していく。なお、こういうことを「いたちごっこ」というのではないだろうか? これでは、感染の終息は覚束ない。ただ、こうしているうちに、コロナが変異して無毒化する日が来ることを願うだけである。

 すなわち、こうしてみると、今のコロナに対する「ワクチン戦略」は誤っているように思えるのである。しかも、ワクチンは、深刻な副反応もある。筆者の知人は、3回目のワクチンを接種したとき、下半身が麻痺して、歩行が困難になってしまった。これは、現在もそのままである。あるいは、別の知人であるが、全身倦怠感で動けずに10日間も寝ていたとのことである。そして、このような話は、ネット上には多々あるのである。

 また、このデータが示す通り、ワクチンが効かないからであろう、筆者の知人の高齢者はワクチンを2度接種しているにも拘わらず、昨年の9月のことであるが、コロナに感染して亡くなっている。しかも通院している病院以外に感染する機会はなく、病院での感染と思われるものであった。

 このように、高齢者には感染予防効果、発症抑止効果がないことも多いように感じる。

 これだけ、怪しげな現象があり、未だに「承認」されていない「緊急使用許可」のワクチンモドキを接種し続け、いわば、臨床試験の実験台としていることが、正しいとは思えない。なお、ワクチンモドキと書いたのは、この所謂、ワクチンは、従来のワクチンとは、全く別の作用機序、すなわち、遺伝子を操作しての効果を狙ったものであり、この作用機序を利用したワクチンモドキを人間に対して使用するのは初めてのことであると言われている。

 このように考えると、今必要なのは、寧ろ、風邪薬のように簡単に使えて効果のある治療薬こそが必要なのではないか? しかし、国は、国内企業の開発した治療薬について、承認は勿論のこと、緊急使用許可さえ出さずにいる。

 さて、ここで使ったデータは厚生労働省のものである。当然に、筆者がする程度の考察は行っているであろうところ、このような、効果がないどころか、感染拡大の原因ともなっている可能性の高いワクチンモドキの接種を強行している。これは変である。なお、国は、既に、ワクチン8億本余の購入を決めているとの報道もあり、少なくとも8回乃至9回のワクチン接種をする予定なのであろうか? 不可解なことである。

 因みに、筆者は、所謂「ワクチン反対派」でもなければ「賛成派」でもなく「中立」のつもりであったが、この結果を見て懐疑的になっている。いわば、データを見て新たに考えを変えた「懐疑派?」に成らざるを得ないのである。

【了】

◆9月3日追記

筆者の知人から聞いた話であるが、

 知人の近所に住む人のことであるが、家族のうち「お婆ちゃん」は、「注射は嫌だ」と、ワクチン(モドキ)を全く打っていなかった。他の家族は、接種の案内が来る度に接種をしていたとのことである。

 そして、最近なり、家族の一人がコロナに感染した。当然に家族は濃厚接触者となり、家族はコロナに感染してしまった。ところが、唯一人、「注射」をしていない「お婆ちゃん」は感染しなかったとのことである。

 筆者の知人は、それまで筆者のこの記事に対して半信半疑であったとのことであるが、この事実で「本当かも知れない」と思うようになったとのことである。

 この事実は、考えてみれば「恐ろしいこと」である。

【追記・了】

 


有害な政治屋

2022-07-05 17:35:43 | 時事問題

 参議院議員の選挙ポスターが掲示されている。中には、「こいつ、まともか?」と思わせる候補者のポスターも散見される。しかし、今や、日本の政治は重大な岐路に立っているのである。まともな人が議員にならないと困るのである。

 これらの立候補者の中には、他の分野での知名度を利用して、議員になろうとしている輩も散見される。しかし、過日、「こんな輩だけは絶対に議員にしてはならない」と考える出来事があった。

 その話は、

 去る、6月10のことである。有楽町駅で筆者が電車を降りた。すると、駅前の広場で立憲の人達が参院選の事前運動をしていた。睨みながら通ると、何と近寄ってきたのが、あの辻元清美である。ニコニコしながらビラを差し出すので、これを受け取る。

 すると、「どちらにお住まいですか~?」、「今度、私、参議院の全国区比例から出ますのでよろしく」という。

 下記はそのときのやりとりである。

私「おおっ」「本物か?」と言うと、

辻元「はい本物です」と言う。

そこで、

私「アンタは代議士(注、代議士とは衆議院議員のことで、参議院議員は国会議員であり、この表現は誤っていたが)になってはダメだよ!」と言い、通り過ぎようとした。

 少し利口であれば「貴重なご意見を、有り難うございます」程度を言って済ますところであろうが、辻元清美はこれに食いついて来たのである。

 次の瞬間、辻元が走るように私の前に回り込み、「何んでですか?」「何んでですか?」「答えて下さい!!」と、国会での「ソーリ・ソーリ」と叫ぶ場面の如くの口調でいう。

仕方がないので、

私「アンタは馬鹿だからだよ」と答えると、

辻元「何で馬鹿なんですか?」、「言って下さい」「言って下さい」という。

私「馬鹿の言うことをいちいち覚えていないが、いつも馬鹿ばかり言っている」と覚えているよ」と答えると、

辻元「何が馬鹿なんですか、言って下さい」、「具体的に言わないのは無責任だ」「説明責任がある」と言い、「何が馬鹿なのか参考にしたいので言って下さい」と言う。

そこで、

私「最近も馬鹿をいっていたなあー、アンタ、日本が仲介してウクライナの戦争を止めさせるべき」とか、馬鹿なことを言っていたなあ~。というと、

辻元「そうなんです」、「日本が仲裁すべきなんです」という。

私「それが馬鹿なんだよ」「出来るわけないだろが」というと、

辻元「トルコがやっているではないか」と、

私「それならアンタ、北方領土を返してもらって言え」というと、

辻元「返してもらえますよ」と、しかし、「あれは安倍が悪いんだ」と叫ぶ。「安倍が悪いんだ!」と、

そのとき、仲間と思われる人が辻元の手を引き、私から遠ざけるようにする。

私、「北方領土をトットと返してもらってから言え」と。

辻元「あれは安倍が悪いんだ~」と叫ぶ。

私「アンタ、トットと返してもらってから、他国のことを言え」というと。対して、

辻元「あれは、安倍が悪いんだ」「安倍が悪いんだ~」と叫びながら、離れて行った。

 何故、急に逃げるように、立ち去った、否、逃げていったのか? だれか、映像でも撮っていたのか? 少し気になるところであるが・・・。

 しかし、都合が悪くなると、「安倍が悪い」と叫ぶのは、如何なものであろうか? 支離滅裂なように感じるが・・・。こんな子供のような主張をして、高額な歳費を受け取っているような輩は当選させてはいけないのである。さらに言えば、衆議院議員で落選して、参議院議員に鞍替えとは、議員の座席にしがみついていたいだけの輩であろう。

 なお、同じように、都合が悪くなると逃げていく辻元清美の様子がYouTubeにあった。ここでは、何とも無責任な発言をして立ち去っているのである。

ここでは、

撮影者が、「辻元さ~ん」と言うと、筆者のときと同じように、

辻元 「ニコニコしながら」撮影者に近寄って来る。

撮影者 「中国からミサイル1発、撃ってきたらどうすんですか?」と聞くと、

辻元 「いつ撃たれるんですか?」

と、的外れな答えをして、立ち去っていった。

そのとき、撮影者は「今、緊迫していますから」とも言っているのである。

この映像は、https://www.youtube.com/shorts/qJagPzMF1po で閲覧できる。

 撮影者の思いは、今、緊迫しているので、もしも、ミサイルを撃たれたら「どうするのか?」と聞いているのである。それを「いつ撃たれるのですか?」とは、危機予測・回避の考えが全くないことを露呈しているのである。

 ところで、辻元清美と言えば、国会議員として役に立つことをしたことがあるか?

 筆者が覚えているのは、「ソーリ」「ソーリ」「ソーリ」と叫んでいたことしか覚えていない。その程度の輩である。

 しかし、国会で「モリカケ・桜」では、いかにも正義の人として騒ぐ一方、モリカケ騒ぎに登場する、森友学園の隣接地である野田中央公園の払い下げに関与していた辻元は、その極めて安い、国有地の不可解な払い下げについては、「デマ」として、全くの説明責任を果たしていない。

 そして、それ、以前には、辻元は「秘書給与詐欺事件」で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けている。このときは、入院をして追及を逃れ、全く説明責任を果たしていないのである。

 このように、人を攻撃するが、自身の場合には、全く説明責任を果たさない。しかも、国会では、真摯な審議をしないで、「政治ショー」モドキをし、何でも、他人に責任を擦り付ける、こんなアホガラクタを当選させてはいけないと考えたところである。

【了】


ウクライナへの“実質的”な武器支援

2022-03-18 19:10:11 | 時事問題

 ロシアが仕掛けたウクライナへの侵攻・侵略はウクライナ軍の反撃もあり、ロシアの描いていた筋書きの通りには進んでいないようである。すなわち、ロシアは、3~4日で、ウクライナのゼレンスキー大統領が逃げ出して、首都を奪い取れると考えていたようである。従って、兵員の食料、弾薬、燃料、そして、戦費なども「その程度」を予定していた筈である。しかし、思いのほか、ウクライナ軍の反撃は大きかった。この劣勢、すなわち、兵站の欠乏と、莫大な戦費の調達のこともあり、これを挽回すべく、テロリスト・ロシア軍は、国連憲章や国際法も無視し、原子力発電所への襲撃をし、加えて「核の使用」、「化学兵器の使用」と思わせることをチラつかせて恫喝している。加えて、病院や学校、一般人の居住している住宅など、更に悪質なのは、市民の避難所を狙い撃ちして砲撃し、一般市民を虐殺し、首都を制圧しようとしている。加えて、ウクライナ国内の市長を拉致している。このように、国連憲章に背き、戦時国際法で禁止されていることを、“ことさら” に無視して攻撃している。このことから、これは、軍事作戦・戦争と呼ぶことは相応しくなく、白昼堂々と行っているテロと呼ぶべきである。戦争にはルールがある。このルールを守らないのはテロである。テロを指揮しているロシアの大統領・プーチンは、世界一凶悪にして凶暴なテロリストであり、凶器を持った “ならず者” の頭目に過ぎない輩であり、犯罪人として処罰されなければならない。まさに「キチガイに刃物」「プーチンに核」である。

 ロシアの暴挙は、2014年にウクライナの国土の一部であるクリミア半島を侵略して奪取したところ、国際社会は軽い経済制裁で済ませていた。この対応によって、国際社会を甘く見たプーチンは今回の凶行に及んだものであろう。

 今回のウクライナに対する凶行も、国際社会は、自国にテロの害が及ぶことを恐れて、経済制裁しか打つ手がない。その反撃として、ロシアは国内にある、企業の接収、リースして運行していた航空機・数百機の接収など、まさに白昼堂々と強盗をしている。勿論、日本企業も被害を受けている。

 ところが国際社会は、核戦争になることが恐ろしいため、隠れるように、恐る恐る小型の武器の供与をしている。

 しかし、ソ連邦が崩壊した後に、ウクライナに残されていた核ミサイルをロシアに引き渡すときの、ブダペスト覚書きは紙切れになったのであろうか? なお、「ブダペスト覚書」とは、1994年にウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンが核不拡散に加盟したことに関連して、欧州安全保障協力機構会議において署名された覚書きであり、協定署名国がこの3国に安全保障を提供するというもので、米国、英国、ロシアの核保有国がこの覚書きに署名している。また、加えて、中共、フランスは別々の書面で個別保証をしているのである。これによってウクライナの核ミサイルはロシアに引き渡されている。

 しかし、今回、ウクライナの安全を保証してくれている筈のロシアから、また、ウクライナと同じ立場にあるベラルーシから攻撃をされている。そして、残る米国、英国は、武器の供与であり・・勿論、しないよりはましであるが・・フランスは表だった動きはなく、中共に至っては、ロシアに付く可能性すら取り沙汰されているのである。この点からも、ロシアの信頼は地に堕ちている。ウクライナは騙されたも同然である。なお、国連の常任理事国・拒否権を持っているロシアは、テロ国家モドキであり、すぐにも国連から追放すべきである。

 ところで、日本とウクライナは似ているところがある。すなわち、日本は北方領土を、ウクライナはクリミア半島をロシアによって武力によって不法占拠されている。それにも関わらず、国民の多くが「平和ボケ」していて、戦争によらず、「話し合いで解決」を旨としていた。更に、ウクライナは、折角持っていた核を手放してしまい、前述の「ブダペスト覚書」を信じて、自国の防衛を他国任せにしていたことである。まるで日本とそっくりである。

 平和ボケであるから、米国から、今回のロシアからの攻撃について「詳細な情報」が提供されていたところ、「そんなことないさ」と、事前準備を全くしていなかった。そのため、初動対応が遅れて戦闘機を多数失ったとの話もある。

 そして、今、ロシアがウクライナで「戦争という名称のテロ」を行っている最中、北方領土周辺でもミサイルの発射を伴う、軍事演習をし、加えて、津軽海峡を武器満載のボロ艦船を通過させて、日本に対する威嚇を行った。

 こんなことをされて「遺憾」の一言である。こんな言葉が、ならず者・テロリストのロシアに通用するか否かは、アホでも判るであろう。ところが、国会議員の多くは、アホ以下で、ウクライナの出来事を、「明日は我が身」とは捉える想像力がないようである。

 このロシアの暴挙に対して、日本は対抗すべきである。すなわち、不法占拠されている北方領土の日本側海域とされている場所で、日米合同の大規模軍事演習を行うべきである。これは、結果として、ウクライナへの軍事支援になる。すなわち、ロシアは、ウクライナの他にも、周辺国といざこざを起こしている。これに加えて、不法占拠している北方領土の警戒が加われば、今、ウクライナに派遣している極東軍を戻さざるを得なくなる。これは、ウクライナにおけるロシア軍の戦力を低下させることになる。その分、ウクライナは助かる筈である。また、国際社会に対しては、ロシアの不法占拠について、明らかにする機会でもある。

 軍事演習であれば、ロシアも文句は言えない。先に軍事演習をしたのはロシアである。日本は、毅然として、ロシアの暴挙に対抗すべきである。

 なお、今回、ウクライナへの援軍を乗せていたロシア船は、日本への威嚇も含めて、津軽海峡を通過していたが、国際的には、津軽海峡、宗谷海峡、大隅海峡、対馬海峡東水道・西水道は、日本の領海にできるところ、国際海峡として、その中心部を公海として開放している。これは、余りにお人好しである。否、核搭載艦艇が通過したとき、「日本への核の持ち込みだ」と騒がれ、国内的に問題になることを防ぐ意図とされているが、これは、日本の安全保障に関わることである。即刻、領海として宣言すべきである。

 今回のロシアのウクライナへの侵攻・侵略ではっきりとしたことは、「国家間の約束は簡単に反故にされてしまう」ということ、そして、防衛を怠ると戦争を仕掛けられることである。

 しかし、日本では、「日本さえ温和しくしていれば戦争は起きない」と思っている人がいる。日本に向けたミサイルが敵国で設置・配備されても、それを打ち落とすための迎撃ミサイルの設置・配備さえも反対されてしまう。ましてや、核武装などは議論さえしない。岸田首相は、「非核三原則は国是だ」と言い、議論することさえを封殺している。まさに役立たずのアホ総理であるが、「イザ」というときはゼレンスキー大統領のように化けるか否かは・・・不明であるが・・・。

 そして、ウクライナは核恫喝された。これは、同時に世界が恫喝されたのである。しかし、ウクライナには核シェルターはある。しかし、日本にはない。日本には、「J-アラート」という全国警報のシステムはあっても、警報が発せられるだけである。核ミサイルの警報が発せられても、核シェルターは設置されていない。どう対処するのであろうか? 都心には地下鉄の地下駅に続く鉄道トンネルがあり、大きなビルには地下室があるが、核攻撃に対処できるか否かは聞いたことがない。勿論、田舎には避難に耐えられる構築物は何もない。

 このような状況であり、万一にも、敵国からのミサイルが発射されて、全国警報が流されたとき、一体、どうすれば良いのか? まさか、「憲法9条があるからそんなことは起きない」とでも思っているのであろうか? そうだとすれば全国警報は何のために設備したのか? まさか、「憲法9条」・「憲法9条」と念仏のように唱えていれば、着弾しないとでも考えているのであろうか? 是非にも、日本政府に教えて頂きたいものである。

 なお、ロシア軍がしている情報戦では、ロシアは荒唐無稽な大嘘を流している。平然と大嘘を流すのである。例えば、子供らが避難している劇場の敷地に大きく「こども」と書いてあっても平然と、寧ろ狙って爆撃する。これは人道的にも国際法的にも、あり得ないことである。ところが、ロシアは「これは、ウクライナの自作自演」と言う。日本人は、元々が正直であるので、このようなプロパガンダに惑わされてしまう。しかし、ロシア人や支那人は平然と大嘘を流す。このことを覚えておくべきであろう。

 日本の防衛を「日米同盟」に全面的に依存していると、前述のブダペスト覚書きが反故にされているように、「イザ」という時に、日本の期待が過大である可能性もあり、役に立たない可能性もある。そのようなことは考えたくもないが、余りに期待するのは甘えである。逆の立場を考えてみよ。そもそも、自国の防衛は自国で行うのが主権国家である。同盟は大切ではあるが、他国には援軍は期待しても、あくまで、自国で守るのは当然である。今回のウクライナでの、ロシアのウクライナに対するテロ攻撃は、このことを教えてくれているのである。

【了】

 

 


ウクライナ危機と日本の危機

2022-02-22 19:36:58 | 時事問題

 NHK総合テレビ、2月22日・22時からの番組、「「逆転人生」「地域の防災力」西日本豪雨・大ピンチの集落 住民の命は守れるか!?」という放送があった。この内容は、ある地域において、洪水災害は明治期にあっただけで、以来、その地域では起こっていなかった。しかし、住民の一人が昔あったのであれば、「再度あるかも知れない」と考えて、地域の避難訓練を企画し、地域住民を巻き込んで訓練を開始したというものであった。しかし、訓練を開始して3年目になり、「そんな災害は起きないのに・・・」と言われるようになり、運動会を利用するなど工夫をして訓練を続けていたとのこと。それから3年後に大水害が発生したが、訓練していたことが功を奏して、この地域の「全ての住民が助かった」というものであった。

 この番組で、人には、「正常性バイアス」が働き、ニュース等で見聞きする「災害は余所のこと」、「自分には起きない」と考えてしまう特性があると紹介されていた。

 

 この正常性バイアスを考えてみると、今や、大多数の日本人が、「戦争」について、この正常性バイアスに囚われているようである。すなわち、今、世界は平和であった時代を過ぎて、戦国時代、すなわち、大東亜戦争以来の侵略戦争の時代に向かって突き進んでいる。しかし、多くの日本人はそのことに気付いていない。中には、薄々感じていても、「そんなことはない」と思いたい人々もいて、そこには「正常性バイアス」が働いている。

 しかし、世界は、今、ウクライナ危機が端緒となり、大東亜戦争後の「武力を背景としての領土変更はしない」という、国際間の合意・枠組みが破壊されようとしている。

 そして、ロシアの武力を背景としたウクライナへの侵攻と共に、中共が公言している台湾併合への侵攻危機、それに伴う尖閣諸島・沖縄への侵攻が考えられるのである。そのとき、核爆弾を持った北朝鮮も何をするか判らない。場合によっては韓国も何かをするかも知れない。そして、もう一つの脅威は、北方領土を不法占拠しているロシアが北海道へ侵攻することである。ロシアは、大東亜戦争での日本の敗戦が確実になり、日本の武力がないとき、日ソ不可侵条約を破棄して、火事場泥棒の如く、北方領土を奪ったのである。中共との戦争で手薄になっている北海道を、火事場泥棒のロシアが侵略しない保証はない。「隙あらば領土を奪う」という、まさに戦国時代に突入である。

 加えて、そのとき、日本では、中共からの留学生や実習生が蜂起する可能性も考えられるのである。すなわち、中共では、それらの人々に、法律によって蜂起することを義務づけている。また、呼応して、朝鮮系の人々も破壊活動をする可能性も考えられるのである。なお、朝鮮系の起こした破壊活動は、今まで、様々な実績がある。

 しかし、国会では「敵基地攻撃能力」という「名称が良くないので変えるべき」とかの、暢気なアホ話に明け暮れ、岩屋・前防衛大臣に至っては、「日本にとって仮想敵国はない」とかの暢気なことを言っている。まさに、正常性バイアスによって、「ウクライナのことは遠い他国のこと」「日本は平和でいられる」と考えているのであろう。しかし、日本はロシアと国境を接しているのである。しかし、ロシアの脅威のことは忘れているが如しである。このように日本が暢気でいるため、ロシアは不法占拠している日本の北方領土に対して、防衛をしなくても「日本は絶対に取り返しに来ない」と、安心して、すなわち、馬鹿にして、北方領土にいる極東軍をウクライナに移動しているとの話もある。そして、自由主義国の陣営で、ロシア制裁を議論しているその最中に、暢気にも林芳正(「りん・ほうせい」と読むべきか?)外務大臣は、ロシアの経済発展大臣と「日露経済協力」について話をしたとのことが報じられていた。これは、間抜けを超えて、アホなのか? あるいは、ロシアの工作員なのであろうか? 早速、ロシアは、このことを情報戦に利用し、宣伝し、ロシアの正当性の主張に利用しているのである。このように、全く危機意識がない。すなわち、自由主義国の結束した「ロシア制裁」という、戦争回避の手段を無効化するべく動いてしまったのである。

 日本は、アホな憲法と、日本の米国への隷属化を目的とした米軍の駐留により、確かに大東亜戦争に敗戦して後の70余年、見せかけの平和に浸っていた。その間、正常性バイアスが武漢ウイルスの如く蔓延して、多くの国民は勿論のこと、国会議員までが正常性バイアスに囚われ、加えて、著しく劣化が進み、日本国・国民を守る意思のない者がその座に付いている。すなわち、「親の七光り」で、「資質も能力も無い者」、また、「売国奴」が国会議員の多数派になってしまったように感じる。これは、困ったことである。

 なお、ウクライナのゼレンスキー大統領は、元・コメディアンで、大統領役の映画で絶賛を浴びて、本物の大統領になったとか。当初の評価は、「大丈夫かいな?」と思われていたようであるが、戦争が進むにつれて、評価が変化している。

 すなわち、ゼレンスキー大統領は案外と腹の据わった人物で、首都を逃げ出すこともなく、自身の「首」が狙われているにも拘わらず、首都に留まり、ロシアの情報戦と戦っているとのことで、国民の支持が高いとのことであり、その態度からも、国民の徹底抗戦の意識が高いとのことである。

 なお、ロシアの薄汚い作戦は、本日(2月22日)の報道によれば、ロシアは、ウクライナの一部地域のロシア系住民が蜂起して独立国と言いだし、そのことをもって、ロシアは、これを「独立国と認める」と言い、その平和維持活動のためとして、軍を派遣しているとのことである。無茶苦茶な論理である。このように、長年月をかけたロシアの工作により、ウクライナはロシアの属国にされつつある。クリミア半島に続き、この地域がロシアの手に落ちるのは時間の問題のように思えるが、ロシア軍は補給が追いつかず、戦車が燃料切れで止まってしまう等、苦戦のようである。

 しかし、国際社会は「ロシアを制裁」と言うが、それ以上のことはしてくれない。結局は、自分の国は自分で守るしかないのである。

 ウクライナで起こっているロシアの狂気とも思える侵略を考えると、全く同じ手法で、日本の尖閣・沖縄が中共に、北海道がロシアの手に落ちない保証はない。そして、ロシアのウクライナ侵攻に呼応して、あるいは、更に工作が行われて、中共からの台湾・尖閣侵攻が、また、日本の北海道への侵攻が同時に行われたらどうする積りなのであろうか?

 日本には目に見える形で、侵略者・中共の影が迫っている。そして、中共からの侵攻に呼応して、北海道にはロシアの侵攻が、また、北朝鮮・韓国が合同して、九州に侵攻する可能性も考えられるのである。危機管理の基本として、最悪事態を想定して対策を立てておくことが必要である。国会でアホな議論をしている暇はない。即座に"いわゆる第一列島線"上にある島嶼に加えて、北海道の防衛を強化しなければならない。加えて、取りあえずは、米国から核ミサイルを買うか、借りるかして、NATOのように共同管理しをした後に、早急に核ミサイルを国産化して核武装しないと、中共とロシア、可能性としては北朝鮮から、核による恫喝をされて、領土を失うことになる。あるいは、三度目の核爆弾を落とされることになる。現に、ウクライナに対して、ロシアは核による威嚇を始めている。中共を支配している支那人やロシア人、朝鮮人は、核爆弾を落とすなど平然とする残虐な民族であることを忘れてはならない。また、報復のために自国に核爆弾を落とされる危険性を考えれば、「米国が核で守ってくれるとか、報復してくれるとか・・・」は、甘い考えであろう。今、その例がウクライナて起きているのである。すなわち、ウクライナは核兵器を持っていたが、米国、英国、ロシアが「核兵器をロシアに渡せば、ウクライナは守ってやる」との甘言に騙されて、核兵器を手放している。その結果が、「安全を保障していた」筈のロシアからの侵攻であり、米国も英国も直接的には守ってはくれない。他国を当てにしてはいけないという、最も判りやすい例である。

 戦争は、双方の武力が拮抗しているか、侵略者の能力を上回れば、起こらない。すなわち、「負けるかも知れない」、あるいは、「自分にも多大な被害が出る」と考えれば、戦争は起きない。大東亜戦争末期に日本は核爆弾を落とされて、その結果、日本人は「核アレルギーがあり・・」などと、暢気なことを言っているが、今やそのような状況にはない。大東亜戦争の敗戦から70余年、世界の状況は様変わりしているのであり、今や日本を取り巻く安全保障体制は危機的状況にあることを知るべきである。なお、中共は日本の大都市に照準を合わせた、核ミサイルを多数保有していると言われている。ロシアも当然に日本に核ミサイルを向けている。

 平和ボケ・正常性バイアスに囚われて、「そんなことはないさ!」と平然としている日本人が多々いるようであるが、その頭上には核ミサイルが突きつけられていることを忘れてはならない。

【了】

注、2月26日、2月28日に、一部の記述を修正した。


欧州からの「虫のいい話」

2022-02-20 17:35:28 | 時事問題

 ウクライナ危機に備えて、欧州、特に、ドイツでは、ロシアからの天然ガス供給が減少されてしまう、もしくは、停止されてしまうのではないかと、慌てているようである。エネルギー安全保障を忘れていたためか、欧州諸国でのロシアに対する対応は乱れて一致できていない。

 そして、これに備えるとして、欧州と米国からの要請により、日本が輸入する天然ガスを欧州に融通してほしいとの要望があり、日本は既に応じ、日本向けの運搬船を欧州に向けているとのことである。

 素直に聞けば、ここまでは、ウクライナ危機に対する日本からの欧州支援であり、美談であろう。

 しかし、忘れてはならないのは、昨年11月に、イギリスで開催された国連の気候変動会議、COP26では、日本は、欧州の主要国から「石炭火力発電」の廃止に積極的でないとして、「石炭中毒」などと罵られ、散々に虐められていた。そして、この会議に連動して、NGO組織であるCANインターナショナルから、「化石賞」という、日本を環境後進国として、揶揄し馬鹿にしたが如くの「賞」を勝手に贈られたのである。

 しかし、欧州諸国は、多数をもって、自分らの考えを押し通し、日本の石炭火力発電の世界一の高効率を無視していた。すなわち、日本の石炭火力発電は、欧州や他の国々に比較して遙かに高効率であり、発電する電力量に対する二酸化炭素の排出量は天然ガスと比較して、そうは劣っていない。加えて、日本の技術を使った石炭火力発電を設置している、東南アジア諸国の二酸化炭素の排出量を実質的に削減しているのであり、寧ろ褒められるべきところである。

 こうした、日本の努力を無視して、欧州は「環境保護」という「錦の御旗」をかざして、自分らの非効率な石炭火力発電を基準として、日本を散々に罵り、虐めている。一方、欧州では、北海からの安定した風力を利用しての発電、そして、ドイツでは風力に加えて、フランスからの原子力発電からの送電を受けて、自国では「原発廃止」をして、自然エネルギーを使っている「環境先進国」と嘯いて(うそぶいて)いるのである。そして、「二酸化炭素の排出削減に後ろ向きである」として、日本を虐めている。

 しかし、ドイツはつい先頃まで、褐炭という熱量が少なく効率が悪く、二酸化炭素の排出量が多い石炭火力発電を使っていた。そして、環境・環境と騒ぎ出してから、二酸化炭素の排出削減に、天然ガスを利用した火力発電を始めたのである。しかし、その天然ガスは何と、ロシア産である。ロシアからパイプラインで、ドイツ国内まで、天然ガスを運んで利用しだしたのである。

 このことについて、2018年、当時の米国・トランプ大統領は、ロシアから大量の天然ガスを輸入することは、ロシアに巨額な資金を与えることになる。加えて、ドイツは、国内で消費する天然ガスの60~70%をロシアに依存することになり、(エネルギー安全保障の観点から)、ドイツはロシアの捕虜にされてしまうと非難した。しかし、当時のドイツ・メルケル首相は、「ドイツは独立国だ」と反論していたのである。ドイツのメルケル首相の頭の中は、環境第一でエネルギー安全保障という観点が抜けていたのであろう。

 そして、トランプ大統領の言った通り、今や、ドイツはロシアの捕虜となっている。こうして、ドイツは、エネルギーという重要な資源をロシアに握られているため、ウクライナ危機に対して欧州の足並みを揃えることができない。そして、泣きっ面に蜂の如く、安定していた筈の北海からの風までが今年は弱く、風力発電の発電量も減少しているとのことである。

 一方、日本の石炭火力は、高効率で、得られる電力に対する二酸化炭素の排出量は、天然ガス火力発電と大きくは劣っていない。そして、以前のことであるが、このことを理解できない小泉進次郎・アホ大臣は、外国の記者からの質問に窮してしまっていた。

 しかし、非効率な欧州の石炭火力の二酸化炭素の排出量を基準にして、石炭火力に対する資金に対して、銀行等に対して、融資をしないないようにするなどして、強引に石炭火力を廃止しようとしている。

 なお、「J-POERホームページ」から引用した、下図「世界の石炭火力の効率比較」によれば、日本の竹原火力発電は50%に近い高効率である。

 

 世界の石炭火力発電の効率

 そして、欧州では、エネルギー安全保障を忘れて、ロシアに依存した天然ガスを使って発電しているのである。

 また、一方では、石油生産国に対しても、「これからは脱石油だ」と言い、石油生産国・産業に対して喧嘩を売るが如くの行動をしている。そのため、石油生産国は、需要が増えても増産をしない。これから「買ってくれない」と言っているのに「設備投資をするバカはいない」というのが産油国の言い分であろう。そのため、石油の価格が高騰しているのである。

 一方、日本では、反原発の声が高く、原子力発電は大幅に抑えられている。「二酸化炭素の排出によって地球は温暖化している」という、インチキな地球温暖化論を信奉する欧州からの圧力に加えて、軽薄なるマスコミに煽られた世論によって、原子力発電もダメ、石炭火力発電もダメとした結果が、天然ガスの依存に陥ったのであり、その結果はエネルギー安全保証の崩壊である。

 欧州の国々サンよ、こうした日本叩きをしておいて、困ったら、日本が輸入している天然ガスを「融通してくれ」とは、余りに虫が良すぎるのではないか。それも、実際には、今のところ、ロシアからの天然ガスは「供給されているのに」である。不思議なことである。これは、ウクライナ危機は口実で、本当のところは、北海からの風が今年は少ないので、風力発電が不足しているのを補うためではなかろうか? すなわち、天然ガスは、長期の備蓄はできない。備蓄には多大なエネルギーを必要として、長期に備蓄すると、備蓄のために使用するエネルギーが、備蓄しているエネルギー量を超えてしまう。そのため、日本の天然ガスの備蓄量は2~3週間分程であり、日本向けの天然ガスを、今、融通するというのは、備蓄期間の限界を考えると話が合わない。このため、北海の風力発電減少の「補填に使用するのであろう」と考えざるを得ないのである。

 しかし、この虫の良い話に対して、「ハイハイ」と言うことを聞くしことしかできない岸田政権の情けなさには失望を覚えるばかりである。尤も、言うことを聞いておかないと、遠くない将来に予想される台湾・尖閣危機のとき、全く味方してもらえなくなる恐れがあるので、日本は何も言えないのかも知れない。台湾・尖閣危機に対して、欧州は当てにはならないが、意地悪をされても困るので、仕方ないとして、言うことを聞いているのであろう。しかし、国際関係において、日本人的な義理人情などは、通じないことを知っておくべきであろう。

 余談であるが、原子力発電を早急に稼働させておかないと、台湾危機=尖閣危機が生じたとき、そのとき、天然ガスに頼っているとその輸送路を遮断されれば、日本のエネルギーは簡単に枯渇してしまう。それを避けるには、備蓄することが比較的に簡単な石炭、石油の備蓄量を増やして、これを使った発電設備を維持しておかないと大停電は簡単に起きてしまう。欧州と日本では事情が全く異なるのである。

 環境も勿論大切であるが、二酸化炭素による温暖化は大嘘である。こんな大嘘を信じて、日々の生活の基盤となる、エネルギーのこと、そのエネルギー安全保障のことを忘れてはならない。

【了】