脱原発四万十行動

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5月17日の講演会「福島原発事故と西土佐」の報告

2012-05-19 01:53:31 | Weblog
5月17日(木)13時30分より、西土佐社会福祉協議会研修室でひらかれた講演会「福島原発事故と西土佐」は、約130名の参加で大盛況でした。
講師は木村俊雄さん(元福島第一原発炉心管理者)と、福島県から疎開してきた梅原俊順さん。
二人の話は参加者に強い感銘を与えています。
 
その会に出席していた岡村七重さんが感想を寄せてくださっていますので、本人の了解の元にアップします。
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本当に、たくさんの人が来られていて、ビックリしました。
老人クラブ、老人ホームさんの主催ということで、
地域のお年寄りの方々や、老人ホームの職員の方々など、
いわゆる普通の庶民が大勢集まっていましたね。
 
福島の農家さんが、農業を辞められない事情
(栽培した作物に対しての補償はあっても、栽培しない事に対しての補償がない)の話は初耳で、とても驚きました。
 
原発から少し離れた地域(20km以上)では微々たる補助しかなくて、
疎開したくても、経済的に疎開できない方々がたくさんいるという現実。
家族が離れ離れになって暮らしていく現実。
 
そして、同じことが西土佐でも起こりうるという現実(伊方原発)。
 
涙をぬぐっておられる方も大勢いました(私も)。
時間があればもっとたくさんのお話を聴きたかったです。
 
「何も出来ないけど、署名くらいして帰ろうや。」
とみなさん、積極的に署名してました。
 
「地域の住民が協力し合って、いざ、という時のために
ライフラインの確保の備えをしておくことも大事ですよ。」
と、木村さんもおっしゃっていました。
そのためには普段からの、繋がりが大切だな~と感じました。
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講演会の雰囲気が伝わる感想です。