キャラメルマンの『 My ドキュメント 』

20代でやり残した大切な事は一つ一つ30代でやり遂げていこう。その先の40代に成長した私がいるはずと信じて・・・

こわい世の中だな・・・

2007年07月10日 | 日記

 昨日の新聞にあった記事なのだが・・・(本日3つ目の更新)

イオングループは書籍・雑誌の約8割を出版取次大手の日本出版販売(日販)から仕入れる体制にし、グループ各社の仕入れを一本化にして効率を高めていくと言う・・・。


なぜ、こわい世の中だと思ったのか・・・。

それは、今までの主力取引先であるトーハンから約200億円の取引が日販に移行するからだ・・・。

トーハン側からすれば、一挙に200億円の売上がなくなるのだから・・・。

その先を読んでいると、イオンのライバル、セブン&ホールディングスはセブンイレブン・ジャパンが雑誌を全面的に仕入れるなど、トーハンとの関係が深い様子。

なので、流通二強がそれぞれ別の大手取次との協力体制を明確にし、対決する構図になるのだ・・・。

イオンでは今まで、トーハンから8割、日販からは2割だったが、この比率を7月下旬にも逆転させると・・・。

この8割に値する売上が200億円・・・。


自分が会社の社長をしていて取引先から、

「あなたの会社は、我が社のライバルに値する会社と関係が深いようだね・・・。なので、月末から御社からの200億円の仕入れを、他から仕入れさせてもらうよ・・・。」

となったら・・・・

と思うと、こわいな・・・と思ったのだ。

イオンみたいな強烈な大手が無かった時代は、1件、2件の本屋がつぶれても、それほど影響はないが、一挙に200億円はね・・・。



営業マンの時、当時の上司からよく言われた。

「例えば、1000万の売上があるとするなら、

1件で1000万円より、10件で1000万円の方がいいんだよ。

1件で1000万なら、「NO」と言われたらすべてが無くなる・・・。

10件で1000万なら、3件が「NO」と言っても後700万は残るからね・・・。

だから、大きい小さいは別として、コツコツとまじめに営業活動をしなさい。」

と言う言葉が、脳裏に浮かび上がったのだ・・・。


どんどん、小さい商店が無くなっていき、大型がどんどん巨大になっていく時代・・・。


こわい世の中だと、つくづく思った・・・。


※7月7日の日記
只今、ブログ引越し中・・・。