日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

思い出の共有

2013-06-09 18:39:49 | 日記
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また、「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。(伝道者の書3章1節)>





私は以外と思われるかも知れないですが、中学3年末から宝塚が大好きになってしまった。それが今まで尾を引いてますから重症?女子校、ひとり子、ロマンチストですからその要素は充分にあります。男性というものに回りから縁が無い。卒業してからも勤めに行けず家業を継いだのですから。以前は世の中が違って、家を継ぐと言う習慣が一般的だったのです。今の様な自由な世なら私の人生も変ったでしょう。不幸な面も多かったけど、今幸いならこれで満足しましょう。

20歳の時でした。同級生が宝塚に入り、入団して2年目、小劇場に出演とのことで初日に出かけました。主役に見知らぬ新人が出てる。それが回りを圧倒する旨さ!特に歌が抜群。プログラムを見れば、上月 晃。何と同級生と同期。男役で2年目で主役なんて、今まで聞いた事がありません。驚いて、その圧倒的な歌唱と魅力にすっかり嵌りました。その後瞬く間に上級生を抜き、人気、実力、バイタリテイで6年目でトップに。豊かな家庭の人が多い中、彼女は決して裕福でなく、実力と魅力でトップになった。

恋人の男女が恋に燃える様に、私の若い血潮が燃えに燃えた。舞台の男性像に恋したのです。宝塚のフアンしか解らない心理でしょう。可愛いものです。男女のように、ドロドロしたものは無く、唯舞台の人に恋するのですから。数え切れない人に恋して来ました。特に上月 晃の男役には血が燃えた事は確かです。だから今も思い出が強烈で、そんな人達が今日は大阪の某ホテルに集まりました。思い出や近況を語り、美味しい中華料理を楽しみました。





上月は退団後不幸が押し寄せて来ましたが、越路吹雪位の実力があったけど、越路さんは周囲に恵まれてられました。上月は本当に恵まれ無かった。彼女に責任もないのにフアンの悪事で1時引退した。でも蘇り、本場パリで多いに喝采され、また晩年まで地道な努力が認められたが、病魔には勝てなかった。死の半年前にお茶会に於いて、友人の計らいで、お話する事が出来た。私を解ってくれてたのです。そんな小さな事が嬉しかった。可愛いものです。もし回りに男性が多い環境にいれば、また違っていたでしょう。

若いころは男性の誘いには逃げてましたが、人に笑われるかも知れないですが、恋に恋してました。

でも~30代末からキリストに救って頂き、本当の幸いを見つけて感謝です。