【アクセス解析の次の一手】2008年のアクセス解析はこうなる!?

2008年01月07日 | アクセス解析
■ アクセス解析の注目が高まった2007年

2007年は、アクセス解析の注目がさらに高まってきたように感じる。アクセス解析は、Google Analytics が2005年11月にリリースされて以来、Web サイト運営者への認知が急激に高まってきた。

特に、2006年~2007年にかけては、アクセス解析を導入している企業が50%を超え、アクセス解析を導入することが一般的となった。(『インターネット白書2007』より)今や、「アクセス解析って何?」という担当者は相当減っているだろう。

■ アクセス解析の「活用」が課題

アクセス解析を使ってどのように Web サイトを改善するかといった点については、まだまだ課題となっている。本コラムでも、「アクセス解析の次の一手」として、アクセス解析を利用した Web サイト改善方法ついて述べてきた。

しかし、実際にアクセス解析を利用して Web サイトを改善していくには、「担当者の人手不足」や「解析に掛ける時間や予算」もあり、体制が整っていないのが現状である。

■ 2008年に向けてアクセス解析は?

今年アクセス解析のセミナーを行ってきたが、Web 担当者の傾向や関心は強くなっており、アクセス解析を「活用していくべき」という意識は高まっている。2008年に向けては、アクセス解析を Web サイト改善に「どう取り入れていくか」を、積極的に考えていく企業が増えていくだろう。

その上で必要となってくるのは、次の点である。

・アクセス解析をきちんと理解していくこと
・Web 運営や施策を意識して解析を実施すること
・解析を行う際に、目標設定や仮説検証を行うこと

そのために、本コラムが Web 運営に少しでも役立てもらえればと考えている。最後になるが、アクセス解析の重要性を理解して、活用していくこと。これを覚えていてほしい。


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