故郷便り8:花篭膳・・・

2005-06-01 | Weblog
<21日夜> 珍しく夜遊び♪

小中学校時代の友人の多くは地元あるいは周辺に住んでいます。
  それだけ田舎で皆が代々同じ土地に暮らしているということ。。
  田舎のしがらみに鬱陶しさを感じて育ったけれど
  帰ると懐かしい人達が迎えてくれる有難さは
  歳とともに強くなっている気がします。
  勝手な話ですね。。
中でも仲の良い友人3人は、高校時代の友人に比べ
早く結婚して子供の年齢が少し上だったり、家庭の状況から
外出が楽だったり・・・お陰で今回は夜に集まることになりました
もちろん昼でもいいのですが一人が美容師をしているため
曜日や時間が合わせづらいのです。

帰省するとメールしたら一人が連絡係を引き受けてくれて
21日の夕方に集まることだけ決まりました。
そして、この日の朝、「19時に○○(美容師の友人)の店に集まるので
その前に迎えに行くね」と連絡が
友達が自宅で始めた美容院は幸い姉の家の近くなので
私でも歩ける距離なのですが、帰りも遅くなることだし
お言葉に甘えることにしました
私って、とにかく優しい友人に恵まれているんです
こんなんで良いのかしら?ひたすら感謝です。

実は前日あたりから伯母の引越しを終えて安心したせいか
疲れがでてしまって少々体調不良・・・
その点でもお迎えは本当に有難かったです。
朝、実家で"お寺さん"に来ていただいた後、姉は
「時間が空いてるなら伯母さんのホームへもう一度行く?」と
言っていたのですが翌日にしてもらいました。
午後はしっかり休ませてもらって、お陰で
かなり元気を取り戻して出かけることが出来ました

お正月には会えなかったので昨年の秋以来
久しぶりでも会えばすぐに子供の頃に戻れます
お店の休憩スペースで仕事が終わるのを待ちながら近況報告をして
気が付けば、もう8時近く!
時間も遅いので昨年も行った近くのお店へ移動
素敵な庭を眺めながら食事ができる落ち着いた店で
"季節限定の花篭膳"をいただきました。
"せいろ"の中は桜の花の塩漬けも入った具だくさんの炊込ご飯です。
  
この料理の前に自慢らしい手打ち蕎麦が少し出てきます。
冷たくて"とろろ"とダシが合って美味しく、
そのうちお蕎麦も食べに行きたいと思うのですが、
こんなお店、滅多に行かないから機会がないかも?

食後、お茶が出されたと思ったら、小さな炭火の火鉢に
蕎麦茶入りの土瓶がドンと置かれ「ごゆっくり」・・・
もっとごゆっくりしたかったけど、残念ながら9時半過ぎに
閉店になりますと言われてしまいました
楽しい時間は何故こんなに早く過ぎるのでしょう!!