今回は本当はカアナパリビーチクラブのお部屋についてご紹介する予定でしたが、急遽変更して、先週火曜日の晩から始まったラハイナの火災についてアップします。
ハワイ史上、最大の災害、そしてアメリカのwildfireでも最悪のケースとなったマウイ島の西海岸、ラハイナの火災は死者は90名を超え、2200以上の建物が焼けてしまったそうです。空から見ると、まさに空襲の焼け跡のようです。
車がこんなに焼けるなんて。。。。
ハーバーも。海に飛び込んで逃げた方も沢山いたようです。想像を絶する光景です。
ちなみに今回ご紹介する予定だったカアナパリビーチクラブはラハイナの北側。ラハイナを通って行く所なので、現在、電気や電波も止まっており、営業できない状況だそうです。それで現在、既に4万人以上の方がマウイ島を離れ、まだ600人以上の人がWaitingの状態だそうです。マウイ・ベイ・ヴィラのあるキヘイはラハイナから車で30分以上ありますので、直接的な影響はなく、営業は続けられているものの、マウイ島全体が観光どころではない状況なので、今、予約をお持ちのオーナー様には予約の変更をお願いしています。
今回ご紹介する予定だったカアナパリビーチクラブからラハイナまでは5マイル(8km)、車で10分くらい。身近な観光スポットです。私もカアナパリビーチクラブに滞在中、ラハイナ観光に行きました。
これ、先月末に撮った写真です。ラハイナのメインストリートであるFront Street。この時はこの光景が二度と見れなくなるとは夢にも思いませんでした。
ラハイナと言えば、このバニアンツリー。ハワイのいろんなところにありますが、ここのバニアンツリーは見事でした。
真横に伸びているのが凄いですよね。樹齢150年なのだそうです。今回の火災でかなり燃えてしまったそうですが、それでも生きているとニュースに書いてありました。
こちらが海の前のヒストリックホテル「パイオニアイン」これが一瞬のうちになくなってしまったなんて。。。
ワイキキにも支店のあるパイアフィッシュマーケット。これも燃えてしまいました。
私が行った7月下旬はアメリカ本土からの観光客でいっぱいでした。マウイに来たらラハイナのヒストリックタウン散策はお約束みたいなものでした。
この街並みをみるのが最後だったなんて。。。
ラハイナのフロントストリートには沢山のギャラリーや
お土産屋さん
アートを売るお店があって、ぶらぶら見て歩くだけでも楽しかったのに。。。
美味しいレストランも沢山ありました。
本当に人生何が起こるかわからないですね。
コロナにしろラハイナの火災にしろ、夢にも思わなかったことが実際に起こる時代になりました。
今の状況が将来ずっと続くとは限らない。
やれるようになった時にはもうないかもしれない。
行けるようになった時にはもう行きたい場所がなくなっているかもしれない。
だからこそやりたいことを後回しにしない。
いつかやろうではなくて、やってみたいと思ったことはやってみる。
休みが取れたら行ってみようではなく、休みを取って行ってみたいところには行ってみる。
今回のラハイナの火災で、そんなことを改めて考えさせられました。
さて、日本でもこのラハイナの火災のニュースがだいぶ取り上げられているそうですね。
オーナー様から「マウイの火災の件では大変心を痛めています。少しでもお手伝いがしたいので寄付はどのようにすればよいですか?」とのお問い合わせをいただきましたので、いくつかご紹介します。
SNSなどを見ると山ほどFundrasing やDonation先が出ていますが、災害に便乗して悪質なうその募金活動などもあるようなので、メジャーなところだけご紹介します。
まずは赤十字。
こちらのサイトでDonation先にMaui wildfireを選ぶところがあります。
こちらはHawaii Community Foundationがやっているマウイ・ストロング・ファンド。
ハワイのローカルバンクも上のようにHawaii bankers Associationを通して"Maui Strong Fund"を支援しています。
そしてこちらが救世軍"Salvation Army"です。こちらは日本語の募金サイトがありました。
今、ハワイ中からいろんな支援物資が届けられていますが、ニュースでは「服とかを送るよりも、お金での支援の方が長期的にもありがたい」と言っていましたので、私もやってみようと思います。