
さてボルゴ アッレ ビーニュ最終回はレストラン編です。
いつも私はタイムシェアでバケーションを過ごす時は部屋で食事を作ることが多いのですが、「今回はせっかくイタリアに来たのだから美味しいイタリアンを食べ倒そう!」という事で全部外食にしました。
ところが普段カレーを10日間位食べ続けるような貧しい食生活をしているので、いきなりグルメにはなれません。そこでフロントのマネージャーに「カジュアルなレストランを」とお願いして勧めてもらったお店に行ってみました。

まず最初に行ったのが "da carlo" Ristorante Pizzeriaです。

ここはボルゴ アッレ ビーニュから一番近いレストランだと思います。車で10分くらい。お店が綺麗で広々しているだけでなく駐車場も広くて停めやすいのでイタリア運転初心者にはすごく楽です。

お店は中と外と席があり、迷うことなく外の席を選びました。グリーンとイエローの綺麗なインテリアで周りの緑や花ともマッチしています。

テーブルセッティングも綺麗ですね~

さわやかな夏の夕暮れにここでムール貝でもつまみながら白ワインを飲めばまさに極楽です。

我々二人なのでそんなに沢山頼めません。そこでムール貝とあさり、そしてモッツアレラチーズのサラダ

それに生ハムとメロンをワインのつまみに頼み

娘とワインをちびちび飲りながら

パスタと

ステーキで締めました。お肉の上にはルッコラが山ほど載っています。味付けは塩コショウのみ。ものすごーくシンプルです。

ここは雰囲気もいいし綺麗だし、英語のメニューもあるのに値段は本当にリーズナブルでした。気に入ってワインテイスティングの後にもパスタだけ食べにきました。ワインも色々ありますよ。

娘も気に入ってくれたようで良かったです。

次は「ランチに」と勧められた”La Locanda"です。場所はペッチョリに行く途中のラ・ローザの近くです

テラス席もあるようですがこの日は40度位の暑さだったので中で食べました。

入口にはジェラートや

スイーツがありますが、、、

誘惑を振り切って中に入ります

中はこんな感じ。天井が高くて気持いいです。昼間から皆さん飲んでいるので私も遠慮なくワインをいただきました。まあバケーションですから。

プレーンなピザと

パスタ。質素ですが二人なのであまり沢山頼めません。パスタは固かった~。日本ではアルデンテが好きな私でしたが、こちらの固さは私の限界ぎりぎりです。でもイタリアでもお店によってだいぶ違うことが後でわかりました。

せっかくラ・ローザに来たのでスーパーも覗いてみました。スーパーと言ってもCOOPです。

果物や

野菜が新鮮そうで気持いい!

それになんと言ってもトマト缶やソース

パスタの種類の多さにはなんとなくイタリアを感じました

ボルゴ アッレ ビーニュ最終日にはマネージャーから紹介してもらったテリッチオラのレストランにディナーに行ってみました。

テリッチオラへはタイムシェアの前の道をまっすぐ。20分くらいで着きます

こんな感じで街が古く道が細いせいでしょうか。

小さな車ばかりです

駐車場の前の展望台からの景色

ナイス!

ワイナリーもいろいろあるようです。今回は時間がないので1ヶ所で我慢しました。今度来るときはいろいろ巡ってみたいものです

ここが紹介してもらったEnoteca I Locandieriです。

人の気配の少ないしずか~な街のレストランでした。

入口は狭いですが中は広くてお洒落です

ワインも沢山並べてあります

この方がお店のおばちゃんです。英語は話せないのですが日本人が珍しいのか、すごく親切にしてくれました。

エノテカらしくワインが沢山並んでいて、ここから選んでオーダーできます

懐に優しい安いワインもいろいろありました。でもよくわからないのでリーズナブルなものを選んでもらいました。

グラスも一杯並んでいます
この後、フィレンツェやローマ、ベネチアなど大都市を回って気がつきましたが、このあたりのレストランは大都市と比べるとだいぶ安かったです。

まずは一杯。写真を撮るときに「娘が笑顔で!」というので笑顔を作ってみましたが、自分で見ると気持悪いです


パスタと

お肉と

サラダ。素朴な味わいです。このボリュームですからもちろん食べきれないので御部屋に持って帰って翌日食べました。

私たちが食べ終わる頃にはお客様もだいぶ増えてきました

陽が長いので帰る頃にようやっと暗くなりました

すっかり馴染んだフィアット500で帰宅です。

真正面に月が!古い街並みを通り抜け、ぶどう畑に輝く月を見ながらドライブ。ロマンチックなトスカーナ最後の夜でした。
あっという間の3日間でしたが、本当に楽しいトスカーナの滞在でした。
でもこの滞在がいかに素晴らしかったかは実はこの後、フィレンツェやベニス、ローマを回ってわかりました。
タイムシェアの「暮すような旅」は大都市では体験できません。
テリッチオラは「アグリツーリズモ」も盛んなようなので、今度来た時はタイムシェアに泊まったあと何日かは「アグリツーリズモ」で農家に泊まってみてもいいかな?なんて思っています。
さて、6回に渡って御紹介したイタリア トスカーナのタイムシェア。ヒルトンらしい魅力に溢れるタイムシェアでした。このあとはベネチアとローマの素晴らしいヒルトンホテルを御紹介します。