★5月
何時しか5月に入りました。5月は新学期の緩みもあり中学では修学旅行も月末には控えていることもあって気分のいい子と少し戸惑いながらついていく子に分かれてきます。第一には学校に慣れて一番楽しい時期かもしれません。高校生にしても同じではないでしょうか。部活動も決まり(全てではありません)今までとは違った他の中学の方と友達になったり中学生は保育園や幼稚園で一緒だったことが判明して大笑いしたりしている子供たちの姿が目に付きます。楽しいこと大いに結構なことだと思います。
今朝のNHKの日曜討論で憲法や色々お話をしていましたが話と現実の差が余りにも乖離し何の話かと思わせるような不快な気がいたしました。それよりかMLBの大谷選手の方が魅力的でしたが途中で用がありましたので出かけてしまいどちらも中途で終わってしまいました。それにしても円安で131円とは酷く米国の株式は金利引き締めで一時1000ドル以上下げて不安を世界に発信いたしています。丁度日本はGWに入っていますので株式は明日だけですので様子見で終わるのでしょうか。そういう中で来月には中間・期末テストが始まります。今日はテスト対策の仕方についてお話をしていきます。
テストは普段の実力の確認です。もう少し踏み込んで言えば入試に直結した内申点、評定UPであります。一般的にはテスト対策は1か月前から始まります。そのためにはどうしているかということですが学校の方も無償で配布しているタブレットから出しますと言っているのか必死にやっている生徒も見えます。ここで勘違いをされている生徒が沢山見えますし歴史的にも同じようなことをやっている姿は私が塾を開設した20数年前から何も変わっていません。
「この範囲からテストを出します。ワークをよくやっておくように・・・」
この姿は昔も今も変わりません。先生もこういう表現しかできないのかこれも問題ですが実力テストが連休明けにはありますが同じようにやれないものかと思います。実力テストと中間・期末テストとはどう違うのか。素朴な問題です。中間期末テストは基本的に内申点です。ですから高校受験の場合3:7が普通科の場合多いです。4:6,5:5など岐阜県の公立高校はその比率が明確に発表になっています。昨年度の場合は http://mm-homepage.com/dozan/
「高校入試情報」欄にありますので参考にしてください。ただ今年の場合は未発表ですのでお間違いのないようにしてください。ただ比率は変わらないとみておいた方がいいです。ではその分内申点を上げるためにスポーツで優秀な成績を上げたとか生徒会をやったとか漢検、数検、英検の3級を取得することが出来たなど並々ならぬ努力をしているのです。では実力テストはどうかと言いますとこれはもうかんたんな結論です。高校の志望校の判定基準です。従ってどちらが大事かと言いますと両方大事ではありますが最も有力されるのが実力テストということになります。高校生の推薦の評定は4.3位は欲しいのですがそれには基本的に前期に集中致します。
そう言う意味で実力テストや中間期末テスト、課題テストなどが比較の対象となります。では今回のテスト対策について出来ることをお話しします。先ほども言いましたが昔から先生が生徒に話すことは同じことですし生徒も同じことをしています。テストには範囲表が配られそれによって行動を起こすのですがよく読むとそこにしっかりとヒントが見え隠れしています。ただ単に「ワークの何ページから何ページ・・・」と書いてもそれは教科書にも同じように書いていますがつまり学習範囲は少し具体的にワンポイントに書いているというだけです。ですから必死でそこに問題が出る、タブレットの中から出ると言っても同じ問題が出るというものではないです。よく似た類似問題ということです。ですから語句のようなものはあるかもしれませんが(特に最近は記述問題が多い)間違いを出来るようにしておけばいいだけのことです。簡単に言えばそういうことなのですがそれ位分かっていると言われるでしょうが意外や出来ないのです。何故なら同じ問題は印象問題のように僅かながら記憶の中にありますが変化にはついていけるかどうかということです。ならばその問題を出来るようにすることの準備をしましょうということです。
概ね範囲表の中で出る問題は分かっています。従って同じ問題を何度も解いても仕方がないですし効率が全く悪い、よく言えば要領が悪いというのでしょうか。では効率の良い勉強、具体的にテスト対策はどうすればいいのでしょうか。教材を何冊もばらばらやっても仕方ありません。出来る生徒程教材は選ばないことを知ってください。教科書だけの人も見えます。そう言う方はかなり優秀でいつも100点近く点数を取っている方です。今はそういう方を対象にお話しているわけではありませんので元に話を戻しますが学校のワーク3回は最低やってください。最近の問題集には問題の頭に▢のマークがついています。これにできなかった問題にレ点を入れておくことです。範囲の中で問題数が単純に100問あれがやってみて50問間違えれば50カ所レ点を入れてください。2回目はそのレ点を入れた50問に再挑戦。今度は7割の35問で来たとすれば残り15問がレ点が入っているはずです。3回目はその15問をやりましょう。これでワーク3回転です。最低でもこれだけはやる必要はありますがこの中から同じ問題は出ません。類似問題になります。塾の教材を同じようにレ点を入れていますか?入れていない方はもう一度ノートを見直してレ点をつけてください。再度ここで塾教材に取り組みます。出来た問題、出来なかった問題に入るのですが忘れてしまった解き方は動画配信(長良教室&芥見教師の話です。他の教室は分かりません)をしていますので復習してください。動画配信はこのような時最も力を発揮します。実際には使用はこういうやり方ではなく「授業用ノート」と「復習用ノート」に分けて解くことです。実はここで一般的には差が出来ます。勉強の仕方には「勉強の考え方」があるのです。勉強の取り組み方法は求めるものは「結果」です。この結果に惑わされ多くの教材や暗記に頼ろうと致します。勉強は考え方の置き方です。結果でなく「過程」が問題なのです。どうしても点数が欲しくて結果優先になりますが目標は第一志望校に入ることです。そこまで高校、大学と考えて進めていく必要があります。ですから遅咲きの方、所謂大器晩成型の方は高校になって開眼します。岐山高校から京都大学医学部に現役で入ったS君などは最たるものだと思います。この過程をないがしろにしている生徒が殆んどです。まずノートのレポート用紙を使用している方は間違いなく例にもれません。つまり模写しているのです。あまり意味はありませんしレポート用紙は今やパソコンで提出になっていますので大人になったようなちょっと背伸びをしたような気になって使用したがりますがここは糸綴じノートが一番最適で今は両開きを使用いたします。ノートは半ページでなく左右のページを使用して活用をしていくと最も効果的です。以前も言いましたがノートはA罫B罫のうちB罫を中心に書いてください。全て二行を使用するべきです。間違い、ワンポイントなどはもう一つの行に書くためです。そうすること塾用教材にしましてもレ点が付いていますので簡単に見直しが出来ます。以前間違ったところが分からなければ「復習用ノート」を見直す。それでも分からなければ動画配信を再度見る。それでも理解できない時は塾で指導してもらう。それでは間に合わないよって方は一斉メールで送ってください。添削指導をしてお送りしています。
このようにしてテスト対策をすればそう悪い点数は取らないと思います。最近は生徒が少子化で少ないですので偏差値にかなり無理が生じています。そのままの数字を信用は出来ません。学校もそういう理由で業者テストに切り替えています。決して働き方改革などで忙しくて業者テストにしているのではありません。正確な偏差値を出すためですので念のために申し添えておきます。ではそろそろテスト対策の準備に入りましょう。
<今日の言葉>
「花の咲く時期はそれぞれに違います。春に咲く花もあれば夏に咲く花もあり、秋や冬に咲く花もあるのです。私たちの人生もそれと同じ。いつ花が咲くかは、人それぞれに違うのです。焦らずに、自分の時が来るのを待ちましょう」
片柳弘史 神父
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