岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★実力テストと中間・期末テストの違い

2013年11月03日 23時02分04秒 | 受験

★『間違いノート』のすすめ

 今日11月3日(日)は第3回岐阜新聞テストの日でした。昨日2日(土)には第2回の岐阜新聞テストの結果を発表していました。最高得点は486点だそうです。しかし平均点は295.5点で通年から見ますと同等と云う感じですか・・・。若干少し易し目かとも思います。

 そんな中でいつしか月日も10月から11月には入り中間テストや期末テストの時期を迎えました。また、それに合して実力テストも各学年実施の予定で特に受験生にはこの二学期が非常に大事な評定の場となります。少しでも頑張って前回よりアップして欲しいものです。

 よく学校の中間・期末テストは出来るのだけど実力テストになると出来ないという子が多いです。それはテストの場合範囲が決まっていますのでその部分を重点的にやれば出来る訳です。特に学校のワークを中心にしていますので3回やっておれば少なくとも70%や80%は確実に取れる筈なのです。
 ですから途中に入塾された場合今まで全く出来なかった理科や社会が驚くほどの点数を稼いで大幅に点数がUPすることがあります。

 これは何も不思議なことではないのです。たまたま指導したところが範囲に的中し生徒が充分理解したという訳です。英語や数学はそうはいかない筈です。なぜならば英語や数学は積み上げて来ているからです。基本的に単語が分からない者が急に分かる訳ではないです。また数学にしても四則計算が充分出来ないのに点数が飛躍的に伸びるということではないのです。つまりこの理科や社会の場合は範囲が決まっていますので以前の部分についての関連性は非常に薄い訳です。ですから驚くほどの点数を取れたということも可能な訳です。しかし、出来ないより出来た方がいいのは間違いないですがどちらかと云いますと出会い頭のようなものです。

 しかし、問題は仮に中間、期末テストで点が取れたとしても実力テストで点が取れない方が多いです。岐阜県の入試やセンターの問題は全般的に出ますから非常に平均的な力を出さないと点数を稼ぐことは出来ないです。特に岐阜県の高校入試は過去数年前から記述がかなり多くなってきました。学校サイドにしましても実力テストに頼らなくてはいけない状況になっています。

 つまり今まで相対評価でやっていましたが絶対評価に変わってからは学校側も実力判定がよく分からないのが実情のようです。つまり上位校は内申点と筆記試験の比率は3:7が圧倒的に多くまた隣接校区の割合も撤廃になったということで非常に学校の内申だけでは判断が付かず実力テストに頼らざる得なくなったのです。ですからここでは理科、社会のように範囲が決まっていましても偶然的に突発的な点数を稼ぐと云うことは不可能な訳です。

 では実力テストと中間、期末テストの落差がおおき方の場合どうすればいいのでしょうか・・・。結論から云えば勉強は『質』×『量』です。そして『時間的効果』が成績UPの鍵となります。
 また学校のテストがいいのに実力や進研模試、全統模試などに力が出さない方の特徴にノートを『書き写す行為』が強い方があります。

 ノートの整理は出来るだけシンプルにしましょう。板書は意味があってあまり効果がありません。それよりか『間違いノート』の作成をしてみてください。これには効率をよくするポイントが二つあります。
 一つは科目別に分けず全ての教科を同じノートに書いていくこと。もう一つは長い文章でなく可能な限り簡潔な単語で書いていくことです。昨今はスマートフォン等の利用も多いです。苦手な処や単語を写真に撮ってその日のうちに覚えてしまうこともありかなと思います。

 どちらにしても『質』×『量』をやらなければ学校の中間、期末テストのような突発的な点数は取れません。数学、英語等は小さい頃よりやっている訳でそれで分からないのがある日突然に出来るようになったなんてことは100%あり得ません。また先程ノートを科目別に分けずに書いていくと書きましたが平常授業で1冊のノートに書くのは意味が違いますので勘違いしないでください。あくまで『間違いノート』の作り方の話なのです。
 ですから本番に弱い方は効率よく出来ない。ノートは非常に丁寧に作成しているのだけどもそれは効率が悪いただ綺麗なノートで点数を取れるノートではないということなのです。

 その為には全てのことを書いてしまったのではいけません。ある程度連想すると云いますか並びや数字にも工夫をして自分流のノートを作る必要があるのです。ですから今日岐阜新聞テストがありましたが範囲は3年の2学期までが対象になっているのです。それでは一気に2年半分をすると云いましても出来ませんよね。平常時には『授業の決まりごと』を忠実にやって頂ければ問題がありませんがその『間違いノート』の作成に問題があるのです。

 よく云われるのですが学校の点数は400点はいつも越えるのに実力テストになると100点位下がりますと云われる方がいます。それを過去の問題の解き方や忘れていることが多いということで片づけているご父兄の方も多いです。騙されたと思って『間違いノート』を作成してみてください。きっと効果があると思います。何といっても偏差値29から東京大学に入った杉山奈津子さんのお話です。

 今日は野球の日本シリーズの第7戦でした。楽天が創立9年目にして初優勝を致しました。星野監督の胴上げも9回でしたね。震災で傷ついた東北の方にも大きな勇気を上げたことでしょう。先週『すべては心の持ち方次第である』と云う詩は楽天が開幕で26点を取られぼろ負けした時三木谷社長が選手一人一人に配った励ましの詩であったのです。念ずれば花開く・・・そういう一念で楽天は頑張ったのでしょう。しかしその栄光の陰で辞めていく選手も多いということを見落としてはいけないと思います。私はどちらかと云いますとそちらに目が行く方です。『負』の備えを充分にし勝者を称えていけばいいかなと思っています。

 私の高校時代の後輩で阪神から楽天に移った沖原選手はもう今はいなくなっています。当時は天才とまで言われたのですが勝負の世界は厳しいです。高校、大学にしましても希望の第一志望に入れるのが一番いいのですが人生には三つの坂があると云います。『登り坂』『下り坂』そして『真坂』と云う坂です。この坂を出来るだけ無くすためにテストと云うものをしているのです。そして自分の力の位置を確認している訳です。本番で力が出せない方は是非一度『間違いノート』を簡潔に作ってみてください。

<今週の言葉>
『愛するということにかけては、女性こそ専門家で男性は永遠の素人である』
                         三島由紀夫

今日のYouTubeはZARDの『遠い日のNostalgia』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=SJrPJYsQnoc


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http://mm.visia.jp/dozan/

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