★イチローが引退した

★イチローのメッセージ

　537打数269安打。この数字はイチローが高校時代3年間の通算成績です。なんと打率.501と5割を越え出塁率にしては5割5分を越えるのです。269本のヒットの内、2塁打が74本、3塁打が28本、本塁打が19本になっています。愛工大名電高校時代の成績です。そして何と高校3年生では7割越えの成績だっということです。その引退の衝撃はやはり凄かった。3月22日未明引退発表をしたしましたがそのことは随分メディアも取り上げもう翌日は彼の話一色という感じでした。
　あまりテレビを見ない私でも夜遅く彼のインタビューを聞いていました。その中で印象的だったのは子供たちへ伝えたいことは何ですか？と記者が聞いた時の表情だった。

「こういうの苦手なんだよな・・・」
　
　暫く沈黙の時間が流れてからゆっくり話し始めました。
「夢中になるものを探せ・・・」

　確かに彼はそう言ったと思います。たとえそれが野球であれれサッカーであれ学問であれ・・・夢中になるものを探せと言った。そうするとそこに壁が立ちはだかって来るのが分かる。だからそこに挑戦していけるのだと。夢中にならなければその壁は見つけることは出来ない。
　私は彼の言葉に何とも言えない若者へのメッセージを感じました。

　個人的には私は巨人フアンでして長嶋茂雄から松井秀喜が好きです。リーグが異なりますのでイチローのことはあまり正直知りませんでした。しかし、20数年前に彼を知ることになるのです。直接お顔を見たり話したりしたことはありませんが名古屋の西区中小田井に住宅展示場がありました。そこに私は常駐していたことがあります。その時イチローが結婚して家を建てるので土地を探している、いい土地があればそこで建築をしたいという話は一夜の内に業界を走り抜けました。当然私たちスタッフも土地探しに奔走するのですが実は師勝町に気に入った土地が出たのです。そこで大きなため息をついたのですが今度はご存知豊山町が納得しない。そう言う状況の中でどうやら誰かが動いて豊山町に落ち着いたようです。ドル箱ですので離したくない、また豊山町の人々にも非常に愛されていましたので結局落ち着くところに落ち着いたということでしょうか・・・。豊山町にありますバッティングセンターや寿司屋のイチロー巻きなど地域に愛されてイチロー杯まで出来ていますがその住宅メーカーは私どもの会社の建築社員がこぞって入社した会社というのも皮肉なことでした。

　そんなことでイチローと言えば数々の記録を思い浮かべますがそのことよりも私は最初にそのことを思い浮かべてしまうのです。それでも素晴らしい選手です。50歳までやると言っていましたが結局最後の打席などを見てみますと実践から離れていたせいでしょうかかなり動きが悪く感じました。つまり動体視力が落ちているのです。この動体視力はアスリートの基本になります。ですから彼の様に理論的に拘る選手にすればもっと我々が感じる以上のものがあったのだろうと思います。
　私は理論派ではありません。どちらかと言いますと感性で生きてきた方だと思っていますし売れない作家として物書きだとすれば理論よりも感性になります。そういう意味では長嶋茂雄や松井秀喜はその感性は優れているのでイチローとは真逆になります。しかし、どちらにしてもお疲れ様ゆっくりお酒でも飲みませんかと松井秀喜が言ったのも頷くことが出来るのです。

　さて、塾の方は3月7日（木）から春期講習に入っていますが入塾の時期は全くどこでも構いません。月の途中の場合はコマ数計算になりますので心配はありません。
　この4月の7日（日）には志望校判定模試が実施されます。小学生・中学生全員が対象となります。20年前に個別指導は苦手科目の補習専門塾でありました。従って世も今より景気がよく集団塾と苦手科目の併塾が結構ありました。併塾ですので塾を二つ以上行っているわけですがそのことは当時はあまり気にはならなかったです。しかし、だんだん景気が悪くなり現在でも景気が悪いのに指数を改ざんし景気がいいと煽りそれに乗っていくところもありますが実態はかなり悪いのは明白ですし世界的にも英国のEU離脱やトランプ政権の米露問題など世界経済不安で昨日の株式市場は今年二番目の大きな460ドルの下げ幅でした。そこでＦＲＢ(米連邦準備制度理事会）が年内の利上げを見送る見通しを示したのです。
　
　そう言う状況ですから今や併塾をするということはかなり経済的にも負担がかかります。そして何時しか集団塾と同様に5科目に拘る方が見え始めたのは正直4,5年前ぐらいでしょうか。そして実際に5科目をしている個別指導塾もあちこちで現れてきました。「5科目を対応しますから5科目完全実施」への移行は時代の流れだと思います。そう言う点で見ますと私ども明光義塾長良教室＆芥見教室では5科目を完全実施をしているのはもう10年以上も前に遡るのですが変な自慢話になってしまいますが個別指導が見直される場合そこには必ず5科目ということが付いてくるということは最初から理解していました。しないのは一言で言えば経費（人件費など）がかかるということにしかありません。しかし、10年以上やってきました。

　これからはこの全国志望校判定模試あたりの偏差値が中心になってきます。何故なら学校の実力テストが易しいと思いませんか？偏差値かなり高くないですか？
つまりこれは少子化の特徴が今まで分からなかったのですが一昨年の後半あたりから如実に表れてきました。ですから実力テストからはマイナス3点から5点は差し引いて丁度いいかと思います。高校生は進研模試の点数が易しいのでマイナス7点は下げてくださいと先週も書きましたが今後はそう言う中でどのように分析をしていくのかということが問われる気が致します。

　生徒は非常に頑張る子供と、理解が出来ない子供の二極化がかなり大きく差がついてきました。このことは非常に大事な問題でして学校の学級崩壊にも繋がっていきますしイジメなどにも繋がっていくのだと思います。ですから私共では出来る範囲は教室の中での子供の交流をさせないようにしています。すると言いましても休憩時間がありませんし集団塾の様に50分授業であれば2コマぐらいやるのでしょうが私たちは90分授業ですので終わればすぐに入退館メールの音がカチﾂ、カチﾂと鳴っています。ですからそんな心配はありません。
　
　問題は少子化で学校が統廃合になっていく。そこに経済の格差が生まれてくると苦手科目の補習だけでは納得が出来ないのは当然答えが導かれることになるのは自然です。ですから私共は10数年前から個別と言えども完全5科目を実施しているのです。詳細は　http://mm-homepage.com/dozan/
　凡そ、中学生は基本的に週1回はなくしています。その分諸費用のみで週2回分90分×2コマ（土曜日のＣ・Ｄコマ）を毎週実施しています。仮に月、水と週2回であるならばそれに土曜日2コマですので週3日の4コマになります。これが1か月4回ですから週に6時間、1か月24時間となります。時間はともあれその中で実際の成績を上げていくことが大切なのです。指導形態は通常は１：２～3人ですが土曜講座は１：４～5人ということころです。指導の仕方は平常時と同じです。従って金額も選択肢において確かに大きな判断基準にはなりますがまずは力を上げていくということが大事かと思います。
　
 そういう意味でこの4月からリスニングと英語の長文（中2以上）を取り入れました。中学3年生から高校にスライドしていく場合この長文対策に違和感を持ったのがもう3年ほど前のことです。そこである程度できる生徒にさせて見ましたら凄く効果があったのです。そこで昨年はほぼ半数の生徒にさせて見ましたら実力テストや岐阜新聞テストは長文で随分よくできたと喜んでいました。そう言うわけで今年の春の講習後からリスニングと長文に入ります。

　凡そ塾にはそれぞれのスタイルがあります。明光義塾は全国で2000教室を抱える日本最大の教室ですがそこに落とし穴がないとも言えません。また逆に私たちを真似することもできないものもありますが要は生徒が成績を上げていくということについては他塾も一致するところだと思います。

　この春の生徒はどのような流れになるのでしょうか。高校生は学校が始まりますとやれやれ感で学校に早く慣れようと思われるでしょう。しかし、中学と高校はかなり違います。そのことを思い知るのは5月の課題テスト辺りになる筈です。国公立を諦める方、国公立に拘る方に大きく分かれます。楽しいのは最初の2週間ぐらいでしょうか・・・。夏まで分からない場合はそれは少し首をかしげてしまいます。

　長々と書きましたがそれだけイチローのインパクトが強かったということでしょうか。私は巨人フアンであったのは四国は日本テレビとNHKしか映らなかったのです（笑）。ですから巨人戦以外は知りません。全国どこに行っても巨人フアンは60％居ると言われましたが最近はそうでもないようです。しかし、今年の巨人は大丈夫なのでしょうか。内海、長野・・・寂しいですがまた何時か帰ってくればいい。それまで与えられた自分の使命を果たせと言いたい。私も塾の役目を充分4月の実力テストに向けて使命を果たすよう頑張ります。

＜今日の言葉＞
『人より頑張ることはできない。今の自分より少し頑張ることが出来るだけ』
　　　　　　　　　　　　　　　　イチロー　2019.3.22　引退記者会見で

＜今週のYouTubu＞
伊勢正三の『わかれ道』　
https://www.youtube.com/watch?v=l9t00dpiTnU

春の入会生募集中！
開設20週記念28日まで！
＜詳細＞
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室　058-210-1730
芥見教室　058-244-0170