公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

地政学的推論から 北朝鮮に警戒すべし

2016-12-22 11:49:22 | ジョージ・ソロスのワンワールド
During his annual New Year’s Day speech, North Korean leader Kim Jong-un has said the country is close to testing an intercontinental ballistic missile (ICBM).

ほとんど無政権状態の韓国が中共支那の支援で属国とされることに危機感を抱いているのが、北朝鮮とその本当の司令部CIA~瀋陽軍区司令だろう。

地政学的類推だが、韓国の新政権の親中派大統領が決定し地政学的挟み撃ちにされる前に、北朝鮮とCIAが南進兵端を開いて韓国軍への攻撃を開始する形式的可能性がある。その実質的可能性は知る由もないが。
仮に時間がかかっても陸上移動で4日間でプサンまで到達、翌日には制圧できるだろう。
もちろん任期切れ間際のオバマ司令官の米軍は動きが遅いと見越している。米軍が反撃を決定するまでに10日はかかる。北朝鮮の核は北京を狙っている。だから中共支那も動けないというのが本音。あとはメンツだけの問題だから、中国はパンギムンを担いで臨時亡命政府を上海に承認して外交長期戦の時間稼ぎしかできない。こうして北朝鮮は一時的にせよ南北統一を果たす。こういうシナリオでの"atama no okashii otoko "Dr. NOOの決断を高める最も可能な期間が、オバマ大統領政権の最終段階、引き継ぎなどで動けないクリスマス12月24日から2017年1月1日までの間。
"Dr. NOO"は『2012年に李英鎬軍総参謀長、2013年に叔父の張成沢国防委員会副委員長、2015年には、玄永哲人民武力相を粛清するなど、韓国の情報機関・国家情報院によると、2016年9月までに164人の幹部を処刑している。2016年になって処刑された幹部の数は2015年の2倍以上に上る。』


1月20日トランプ就任から逆算すると、遅くとも1月10日にはプサンまで制圧する、そのためには来年年明けの31日深夜から1日に韓国領に攻撃、主要軍港上陸を開始する可能性が最も高い。このような想定シナリオは国防上、無いに越したことはないが。。【北朝鮮の海外向けラジオ放送が最近16年ぶりに『暗号放送』を再開させて、“乱数放送”を14回(11月末までに)】南北は停戦していないのだから、考え措く必要はあるだろう。

2016年9月には北朝鮮の核兵器の実験やミサイルによる威嚇に対して、米軍が「先制攻撃」を真剣に検討しているという情報がニュースになった。このこと自体オバマに本気の行動が伴わないという実質上のメッセージになってしまった。つまり中国とロシアの合意がなければ、米国単独では何もしないと表明してしまった。これもオバマの大きな過失だ。軍事行動の予想可能な大統領など米国に必要ない。

大規模軍事演習を在韓国連軍が実施したことなどにより、北朝鮮側は1994年、1996年、2003年、2006年、2009年、2013年の少なくとも6回にわたり、もはや休戦協定に束縛されないと表明している

北の動機は北と瀋陽軍区離反派とCIAの共同の目的である中共支那政権の破壊と国家分割、北部工業地帯の植民地化、封じ込めは双方に利益がある。仮に極東にこういう事態が起これば、米国(注意点:CIAとUSAは別の帝国)は公式にどう動くと見るか?今の時点で韓国との防衛協定はあるが(作戦統制権は2015年十二月に移管される予定だったが、両国は2014年十月に「条件に基づいた作戦統制権の移管」に合意し、移管の時期を事実上、無期限延期)、トランプ大統領が米国優先を旗印にしている米国にとって米国人流血の第二次朝鮮戦争の再来はない。表向き朝鮮の内戦に過ぎないので不拡大と不干渉という妥協の選択もできる。CIAの真の目的は知っているのだから、米国が動かなければ、日本も動かない。金のない韓国と韓国軍の作戦能力はすでに米国に見離されいる。

動機は何か。軍事はシステムだから今後も高価な米国製の先端兵器を買いつづけることを義務付けられる軍産複合体パッケージである。これらを更新できる国は台湾と日本しか極東に残っていない。現代の軍事と地政学的を考える者ならば、南進と従北政権が生まれるタイミングが迫っているというシナリオは現時点で十分考えて良いシミレーションだ。

はたまたこれは、朴槿恵を引きずり下ろし、米韓同時の総司令官空白の演出したのは中共支那の罠なのか?結果を恐れた支那は核兵器を打ち込んで防衛戦争を正当化するかもしれないが、それにしてはリスクが大きすぎる。放送時間の分配という小さな動きを見ても北の煽り係が韓国にも日本にもメディアにもぐりこんで活動している。日韓断交状態はこのシナリオの実行に非常に都合がよい。




タイミング良く異例なこの日本研究所の記事を兆候「符牒」と私は見る。サインを日本国内通者に、非常時ルートで送っていると見た。
20161221
『北朝鮮紙「民主朝鮮」は21日、日本政府が北朝鮮による弾道ミサイル発射を想定した住民参加の避難訓練を来年3月までに実施する方向で検討していることを批判する「日本研究所」研究員の論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

 論評は「日本はわれわれのありもしない『ミサイルの脅威』を騒ぎ立て、海外侵略の準備を本格的に推し進めようとしている」と主張した。

 日本研究所が北朝鮮の国営メディアに登場したのは初めて。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙、朝鮮新報が今月初め、同研究所の運営を初めて報じ、存在が確認された。(共同)』
20161221

20161224
 『政府は22日、国家安全保障会議(NSC)の9大臣会合を開き、自衛隊が平時から米国の艦艇などを守る「武器等防護」の運用指針を決定した。安全保障関連法に基づく新任務。北朝鮮による弾道ミサイル発射への警戒監視活動などで米軍と連携を図る。22日から運用を始める。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣中の陸上自衛隊は今月12日から安保法に基づき「駆け付け警護」などの遂行が可能となっており、自衛隊の海外任務拡大は本格的な段階に入る。

 安保法施行前、武器等防護は自衛隊が攻撃を受けた場合に限り武器使用が可能だったが、施行後は他国軍にも対象を広げた。』
20161226
『【台北=田中靖人】台湾の国防部(国防省に相当)は25日、中国海軍の空母「遼寧」が宮古海峡を通過したことについて「厳密に監視している」との報道文を発表した。遼寧が西太平洋で訓練を終えた後、バシー海峡を通過して台湾南部海域に進入し、南海艦隊の艦艇と合流するか監視し、必要な措置を取るとしている。』20161226
『CNN) 中国の空母「遼寧」がこのほど太平洋を航行し、周辺国が警戒を強めている。今回の航行には中国の軍事力を誇示し、海軍の戦闘能力強化を図る狙いがある。遼寧は先週、黄海上で「殲15(J15)」戦闘機の空中戦および空中給油の訓練を実施した。その後フリゲート艦と駆逐艦の艦隊に先導されて台湾および沖縄沖を通過し、太平洋に進出。26日には複数の国が領有権を争う南シナ海に入った。』20161228


『【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国に亡命した北朝鮮のテ・ヨンホ元駐英公使は27日、ソウルで記者会見し、金正恩政権は2017年末までの核開発完成を目指していると指摘するとともに、金正恩朝鮮労働党委員長は「10兆ドル(約1170兆円)を受け取っても放棄しない」と述べ、核放棄の意思はないと強調した。』
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« I spent FAR LESS MONEY on t... | トップ | 『日本史のなぞ なぜこの国で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。