おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

紅白歌合戦 / NHK

2006-01-10 00:10:27 | TV
大晦日の国民的行事といえばNHKの紅白歌合戦。
昔はレコード大賞、紅白歌合戦を見てから、近くの神社に初詣に行くというのが大晦日の夜の恒例の過ごし方だった。
いつの頃からだろうか、レコ大も紅白も見なくなったし、興味がなくなった。
レコ大は本当に一番レコードが売れた人がとってないような気がしてたし、紅白も出て欲しい、見たい歌手が出てなかったからだ。

そんなこんなでずーっと紅白は見てなかったが、昨年末は久しぶりに見た。
正確にいうと生放送ではPRIDEを見て、録画でK-1と紅白を見たのだが・・・。
時々チャンネルを変えてみることはあったが、最初から最後まで見たのはかなり久しぶりだ。

番組全部を見て、変わってないなぁと思ったことと変わったなぁと思ったことがある。
曲と曲の間の紅白応援トークが結構寒いあたりは変わってない。
これでもかと、すきま風がピューピューと吹きまくりだ。
これって司会・応援団がどうこうではなく、台本に書かれている内容の問題なんだろうね。
ただこの寒々トークにより大晦日の夜を感じてしまうパブロフの犬のような自分が悲しい
変わったなあと思ったのは他局の人気番組に結構オープンで、逆にその年に話題になった番組の関連の曲は積極的に取り入れるという姿勢。
以前からも他局の人気番組の主題歌をとりあげることはあったが、結構あからさまになってる感じ。
布施明の歌に仮面ライダーが登場したり、ワンナイのゴリエが出てきたり、ごくせんの話題でもりあがったり。
氣志團のステージ演出では裏番組のK-1をパロディ化していていた。
(しかし元横綱・曙の屈辱的なうつ伏せKOシーンの再現演出をNHKがよく認めたなあ・・・。)
ただ1年を振り返る歌番組としては、他局の話題番組に触れないのは無理があるので、これは納得である。

さて、個人的に印象に残ったのは曲・演出は下記の通り。

布施明 / 少年よ
布施明の久々のヒット曲となった「仮面ライダー響鬼」のテーマ曲。
仮面ライダー響鬼、威吹鬼、轟鬼も登場し、ちびっ子にはうれしい演出。
響鬼役の細川茂樹が最後に登場すると客席も大歓声。
いきなり白組に勢いがついてしまった瞬間だった。

平原綾香 / 明日
いやぁ、いいですね。この歌。この曲。
もちろん紅白には歌がうまい人がたくさん出てる訳ですが、この歌、心に響きました。
思わず涙が出そうになった。

ゴリエ / Pecori Night
チアリーディングでフジテレビのマークを作ったりして、会場を盛り上げたゴリエ。
みのもんたからゴリエは歌わないのかと突っ込まれていた。
しかし、この曲誰がうたってるんでしょうか?
歌っている人が出場していたかどうかは確認できなかった。

m-flo Akiko Wada / HEY!
白組から出場となった和田アキ子とm-floのスペシャルユニット。
前にも書いたが、白組からこのユニット出場を願っていただけに感無量だ。
いやっ、かっこよかったです。紅白special remixも良かったです。

北島三郎 / 風雪ながれ旅
この曲の紙ふぶきの演出がすごい。
なにがスゴいって紙ふぶきの量が尋常ではなかった。
パラパラと降る雪ではなく、まさしく吹雪である。全曲の中で一番印象に残った演出だ。
あまりに大量の紙ふぶきがサブちゃんの顔にかかっていたので、鼻の穴に吸い込まれないだろうかとハラハラしたのは私だけではないだろう。

全体を通して感じたのは、詰め込み過ぎというか、時間の余裕が無さ過ぎ。
せめて曲が終わったら、感想を一言いうぐらいの時間は必要。
感動的な曲の余韻に浸りたいのに、無理やり進行通りに進めていくやり方には少なからず不快感を感じた。
だいたい出演しているアーティストに失礼だと思う。
このあたりは次からは修正して欲しいものだ。

大晦日の瞬間最高視聴率は紅白がダントツで、50.1%とのこと。
PRIDEは27.7%、K-1は25.8%だったらしい。
やはり紅白とは低迷してきていると言われながら、やはりスゴイ番組だ。
ちなみに対戦結果は白組の勝利に終わった。
個人的にはかなり楽しめたので、今年の年末もたぶん紅白見ると思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿