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クリミナルマインド FBI行動分析課

2008-04-28 00:52:52 | TV
週に何本かの海外ドラマを見ているが、一番ハマっているのがWOWWOWで現在放送中の「クリミナルマインド FBI行動分析課」だ。
いわゆるよくあるアクション系刑事ドラマとは全く違う。
詳細な観察と膨大なデータから犯人像をプロファイリングしていく心理分析官達のストーリーだ。
以前に紹介した「CSI:科学捜査班」は犯罪現場に残された証拠から犯人を絞り込んでいく科学捜査官チームのストーリーだった。
周辺聞き込みと取り調べで犯人を検挙する刑事ものとは違い、それぞれ独自の視点で犯罪捜査を展開する。
そこが今までにないオリジナルな内容で、非常に興味深い。

映画『羊たちの沈黙』もそうだったが、心理分析官のストーリーとなるとやはり異様な連続殺人鬼がつきものだ。
毎回、これでもかというぐらいサイコ野郎が出てくる。
主人公達は膨大な過去の犯罪者のケースや経験を元に犯人像を的確にプロファイリングしていく。

もともとサイコスリラーが大好きな自分にとって理想的なドラマだ。
45分程度の1話完結ではなく、いつももっと長くみたいと思う。
また心理捜査官として登場するBAU(行動分析課)のメンバーのキャラクター設定がいい。
中でも際立っているのがIQ187の天才、Dr.スペンサー・リードだ。
一度読んだ本の内容はすべて記憶されているようだし、犯人が現場に残したしるしやメッセージを解読するのが得意だ。
七三分けの髪型でガリ勉チックな冴えないオタクのような役柄だが、実はこの役者モデルをしてるらしい。
七三分けしてない普段のスナップショットをWebで見たことがあるが、よくいるモデルと同じでカッコ良かった。
ドラマの中では以前は頼り無い感じだったが、最近のエピソードではチームにとって欠かせない存在になってきた。
そしてもう一人、お気に入りのキャラクターは最新ITで捜査を支えるペネロープ・ガルシアだ。
ポッチャリ系のメガネをかけた彼女の情報分析力は素晴らしく、ITを駆使しあっという間に犯人を絞り込んでいく。
吹き替えの声優による役作り効果によるところも大きいが、ユーモアあふれる彼女の性格がとっても好きだ。
特にすでにお約束となっている黒人捜査官デレク・モーガンとのやり取りが楽しくていい。

さて現在放送しているのは第2シーズンだが、第1シーズンの最終話(前編)と第2シーズンの第1話(後編)で放送された「地獄からの挑戦状」が凄かった。
BAU最大の危機であり、最強の敵との戦いとなった非常に見応えのあるエピソードだった。
しかし最強の敵との戦いをシーズンまたいで前後編に分けて放送するのって、反則じゃないの?
だって結末が気になったまま、半年とか1年ぐらい待たされたんじゃないのかな?
幸いWOWWOWの放送では2週間空いたぐらいで第2シーズンが放送開始されたんで良かったけど・・・。
このエピソードも映画並みに凄かったけど、他にも相当凄いエピソードが多数ある。
毎週の放送がとっても楽しみで仕方がない。
『羊たちの沈黙』が好きだった人は必ず気に入るドラマだと思う。
日本ではWOWWOWでしか放送してないようだが、最近の一押しドラマです。
まだ観てない方、是非観ましょう!


クリミナルマインド FBI行動分析課


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