LATIN
ブラジリアン・ポップスの巨匠、セルジオ・メンデスのニュー・アルバム『モーニング・イン・リオ(原題: ENCANTO)』が2年ぶりにリリースされた。
前作『Timeless』では、ほとんどがブラック・アイド・ピーズ(BEP)のウィル・アイ・アムによるプロデュースだった。
本作でも4曲ほどをウィルが手がけているが、その他はセルジオ自身によるものだ。
前作ではブラック・アイド・ピーズとコラボしたセルフ・リメイクの「マシュ・ケ・ナダ」がアルバムのトップを飾っていた。
これはブラジリアン・ポップにヒップ・ポップの要素を取り入れた前作の象徴的な曲となっていた。
本作でもBEPの歌姫ファーギーを迎えたセルフ・カバー「ルック・オブ・ラヴ」をトップに持ってきた。
もちろんこの曲はウィルによるプロデュースだ。
ブーンと唸るようなベースに、ブラシワークっぽいパーカッションが心地良い。
そこに色っぽいファーギーのボーカルが重なる。
セルジオのローズ・ソロもなかなかグッド。
前作の「マシュ・ケ・ナダ」も好きだったが、こちらはもっと気に入っている。
突然日本語の聴き慣れた声が聞こえてきた時はちょっと驚いた。
DREAMS COME TRUEとコラボしている「ルガール・コムン」だった。
実は日本語版のみがドリカム・バージョンらしく、US版、日本以外のインターナショナル版では別のボーカルがフューチャリングされているらしい。
吉田美和の優しく包み込むようなボーカルはこのボサノバに非常にマッチしている。
前作はウィル・プロデュースによるヒップ・ホップ色が強かった。
本作でもたくさんのゲスト・アーティストを迎えたコラボ・アルバムだが、多くをセルジオ自身がプロデュースを手がけているため、前作程とがった感じはしない。
ヒップ・ホップがあまり好きでない人にはより聴きやすくオススメできる。
個人的な好みからいうと前作の方が好きだ。
ただアルバムの出来自体は、前作に引けを取らないくらい良いですよ。
お気に入り度:
ブラジリアン・ポップスの巨匠、セルジオ・メンデスのニュー・アルバム『モーニング・イン・リオ(原題: ENCANTO)』が2年ぶりにリリースされた。
前作『Timeless』では、ほとんどがブラック・アイド・ピーズ(BEP)のウィル・アイ・アムによるプロデュースだった。
本作でも4曲ほどをウィルが手がけているが、その他はセルジオ自身によるものだ。
前作ではブラック・アイド・ピーズとコラボしたセルフ・リメイクの「マシュ・ケ・ナダ」がアルバムのトップを飾っていた。
これはブラジリアン・ポップにヒップ・ポップの要素を取り入れた前作の象徴的な曲となっていた。
本作でもBEPの歌姫ファーギーを迎えたセルフ・カバー「ルック・オブ・ラヴ」をトップに持ってきた。
もちろんこの曲はウィルによるプロデュースだ。
ブーンと唸るようなベースに、ブラシワークっぽいパーカッションが心地良い。
そこに色っぽいファーギーのボーカルが重なる。
セルジオのローズ・ソロもなかなかグッド。
前作の「マシュ・ケ・ナダ」も好きだったが、こちらはもっと気に入っている。
突然日本語の聴き慣れた声が聞こえてきた時はちょっと驚いた。
DREAMS COME TRUEとコラボしている「ルガール・コムン」だった。
実は日本語版のみがドリカム・バージョンらしく、US版、日本以外のインターナショナル版では別のボーカルがフューチャリングされているらしい。
吉田美和の優しく包み込むようなボーカルはこのボサノバに非常にマッチしている。
前作はウィル・プロデュースによるヒップ・ホップ色が強かった。
本作でもたくさんのゲスト・アーティストを迎えたコラボ・アルバムだが、多くをセルジオ自身がプロデュースを手がけているため、前作程とがった感じはしない。
ヒップ・ホップがあまり好きでない人にはより聴きやすくオススメできる。
個人的な好みからいうと前作の方が好きだ。
ただアルバムの出来自体は、前作に引けを取らないくらい良いですよ。
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