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東京JAZZ 2012 GROOVE

2012-09-09 22:51:10 | Music
今年も東京JAZZ 2012に行ってきました。
4つのHALL STAGEの中で選んだのは本日、日曜日(9/9)の昼の部となる『GROOVE』。
その名の通り、Groove感のある音楽を集めたステージで、R&B、ファンク、ストリート系の音楽が多い。
このステージはだいたい座って聴き入るような感じではなく、立って、手拍子を打って、踊る!ものが多い。
だから座ってじっくりと聴きたい派はやめておいた方が無難だ。
本日、夜の部のエスペランサ・スポルディングも観たかったが、結局、昼の部をチョイスした。

12時会場で、13時から開演。
いつもなら早めに会場に行き、国際フォーラムの地上広場で行われるフリーライブを観ながら、屋台村から調達したビールや食事を食べるというのがパターンだ。
しかし、午前は所要があったため、現地に着いたのは12:30過ぎ。
とりあえず地上広場で食事とビールを流し込み、会場のHall Aに移動。

本日の出演アーティストは以下の通り。


1) バルカン・ビート・ボックス
Special Guest: SOIL&"PIMP"SESSIONS

2) タワー・オブ・パワー

3) RUFUS featuring スガシカオ
  with Special Guest: タワー・オブ・パワー Horns Section


実は SOIL&"PIMP"SESSIONS 以外は名前は知っていても、まともに聴いたことがない。
だからどんなステージが繰り広げられるか楽しみだ。

さて、まずはバルカン・ビート・ボックス。
イスラエル人の3人からなるユニットで、中近東の音階を多用したサックスのフレーズが印象的。
リズムはレゲエだったり、レゲトンだったりして、歌詞はアラビア語?らしい。
そこにサンプリングサウンドやシンセなども被せたりするハードコア系サウンド。
ストリート系な要素も取り入れている今まで観たい件の音楽だった。
最初は様子見していた観客(自分も含め)も2曲目あたりから立ち上がって踊り始めた。
踊りながら、うーん、ベリー・ダンサーズがステージに欲しいところだなぁ、なんて思っていた。
やがて SOIL&"PIMP"SESSIONS が登場。
この音楽にデスジャズの SOIL がどう入るのだろうかなんて心配してたが、ソロが始まると杞憂であることがわかった。
SOIL ワールド全開!
しかもベリーダンサー(1人)も登場し、官能的なダンスを披露していた。
だけど SOIL もベリーダンサーも1曲でステージを去り、その後は出てこなかった。
うん、なかなか面白い音楽だった。

次はパワー・オブ・パワーのステージ。
ヒューイ・ルイス&ニュースのホーンセクションを担当していたらしいが、グループとしてのサウンドはわからない。
サウンドとしてはキラキラとしたR&Bサウンドだった。
完全に隙のない完成された音楽だ。
流石に管楽器が5人入った重厚感のあるホーンセクションは切れがあり、なかなかのものだ。
あと名前は知らないが、黒人男性ボーカルがメチャ良かった。
バラードの曲では思わずうっとりしてしまうような感じだ。
ちなみにボーカル以外は全員白人だったようだが、なかなかのグルーヴ感だ。
個人的には本日1番のステージだった。
アンコールにも2曲応えてくれた。

トリは RUFUS。
RUFUS と言えばチャカ・カーンが在籍していたグループということだけは知っている。
つまりファンクなわけだ。
黒人女性二人をボーカルとして携えたサウンドはグルーヴ感満載。
3~4曲目に「スガ、スガ」とステージから連呼され、スガシカオ登場。
RUFUS の曲を英語で歌うのかと思っていたら、彼の持ち歌を日本語で何曲か歌っていた。
途中からタワー・オブ・パワーも加わり、これまたグルーヴ感がプンプン匂ってきそうな演奏となった。
しかしスガシカオはこんなファンクのビッグネームと共演できてうれしかっただろうね。
ちなみにこちら夜の部が詰まっているから、アンコールは無しで終わった。

Hall Aを後にしてから地上広場に戻ってまたビールを飲んだ。
9月と言え、まだまだ暑い夏だ。
さて、来年はどんな音楽が聴けるか楽しみだ。






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