おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

Musiceam / Fried Pride

2006-09-03 23:33:20 | Music
JAZZ

アコースティック・ギター&ボーカルのデュオ、Fried Prideのニュー・アルバム「ミュージックリーム」がリリースされた。
と言っても実際には2006/06/21にリリースされていたのだが、気づいてなかっただけだ。
そろそろかなぁーなんてAmazonで調べたら、やっぱり夏前に出てました。

アルバムジャケットはボーカルのShihoのポートレートだが、なんかShihoじゃないみたい。
ELTの持田香織っぽく見えるのは私だけでしょうか?
前作の「two,too」はゲスト・ミュージシャンを入れないで完全にデュオによる作品だった。
本作はFried Prideの二人以外にもパーカッション、フルート、ラップ等ゲストミュージシャンも迎えているようだが、クレジットがないので誰かわからない。
また初めて日本語によるボーカル曲も収録されている。

やはり期待を裏切らない出来だ。
Shihoのボーカルはあいかわらずパワフルでとてもソウルフル。
バラードなどはハスキーな声で聴かせてくれる。
特に5曲目のシャカタクの"Nightbirds"(懐かしい!)のカバーでは聞き応えあり。
この曲では横田のアコースティックギターも素晴らしく思わず唸ってしまう。
ドラマチックに展開していくこの曲はアルバム一番のお気に入りだ。
他にもGet Down To Me"で聴かせる横田のパーカッシブなバッキングはラウル・ミドンの"State of Mind"を思わせる。
しかし「俺だったらもっとこんな風にやっちゃうもんねぇ」的に、これまたすさまじいギターテクニックを披露している。
専業ギタリストとしての「プライド」がまさしく感じられる。
ラテンというか、ジョビジョバ風な"君の瞳に恋してる"はいかにもフラプラらしいアレンジだ。
"Midas Touch"は良い曲だなぁ、誰の曲だろうと思ったら山下達郎だった。
流石ヒットソング・メーカーだと感心した。

1. 君の瞳に恋してる
2. リバーサイド・ホテル
3. 接吻KISS
4. Nightbirds
5. Words With Wings
6. Get Down To Me
7. Midas Touch
8. 永遠に
9. Higher Ground
10. La La Means I Love You

フラプラのアルバムを聴くのは4枚目となるので、正直、最初に聴いた時程の衝撃は無い。
しかしカバー曲が多いのにオリジナリティの高いアルバムになっているあたり、流石はフラプラといわざるをえない。
以前にライブを見たことがあるが、素晴らしかった。
是非とも再びライブで見たいグループだ。

お気に入り度: 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿