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iPod nano(5G) と iTunes Ver. 9

2009-09-28 01:33:13 | その他
第5世代目となるiPod nanoが発売された。
サイズは第4世代と変わらない 90.7 x 38.7 x 6.2mm だが、ディスプレイが 2インチから 2.2インチと大きくなっている。
見た目はあまり変わらないが、実は様々な新機能が搭載されているのだ。
最大の売りはビデオカメラの搭載。
しかし写真用のカメラ機能は無かったりする。
この辺の割り切り方はAppleらしいのかも知れない。
その他、FMラジオ、歩数計、曲名・アーティスト名を音声で伝える Voice Over、ボイスメモ、内蔵スピーカーなどの新機能も搭載されている。
しかし、重量は 36.8g から 36.4g とわずかに軽くなっている。
これはスゴイとしか言い様が無い!
個人的にはFMラジオ搭載に魅力を感じる。
毎朝、通勤時にFMを聴いているし、ランニング時にもFMを聴いていることが多い。
現在、FM機能が付いたauケータイを愛用している。
しかし、これにこだわると機種変更時に選択肢が限られてしまう。
また地下に入るとラジオが入らなくなるため、iPod にイヤホンを繋ぎ直すのがちょっと面倒だったりする。

第4世代が出た時はあまり魅力を感じなかったが、今回は衝動を抑えきれず、結局買ってしまいました。
今まで使っていた iPod nano はカミさんに譲ることにした。
カミさんはiPod Shuffle 1GB を使っていて、容量が少ないので常にどの曲を残すか気にしていた。
そしてメカに弱いカミさんの曲の入れ替えを手伝うのは自分だったりする。
こんなことから開放されるかも知れない。

早速、ヨドバシカメラ行ったら、16GBは在庫が無くあるのは8GBタイプのみ。
8GB が 14,800円に対し、16GB が 17,800円と3,000円の差。
となるとやっぱり買いは16GBだろうと思ったのだが、みんな考えることは同じだね。
結局、Apple Online Store で購入したのだが、折角なので限定色のイエローにしてみた。
ちなみに Apple Store で買うと、裏面に無料で2行の刻印をしてくれる。
プレゼント用だと使えるサービスだが、自分用だとちょっと照れくさいぜ。
届いた nano をみるとイエローというより、メタリックゴールドという感じだ。

さて、新型 nano をいろいろといじってみたところ、Genius が結構使えそうだと分かった。
Genius プレイリストは今までの nano でも使えたのだが、利用してなかった。
これはある曲を起点に、それに近い雰囲気の曲を選んでプレイリストを作成してくれる機能だ。
このプレイリストは iTunes 側でも出来るし、iPod 側でも作れる。
使ってみると予想もしなかった曲が選ばれたりして結構楽しい。
やっぱりそう来たかとか、それは無いんじゃないのとか・・・。

そして iTunesも version 9になり、Genius Mixという新機能が加わった。
これは iTunes のライブラリ内に収録されている曲から、ロック、R&B、JAZZ、ポップスなどの Mix と呼ばれるチャンネルを最大12、自動で作ってくれるものだ。
Genius プレイリストとは違い、ジャンルは一緒でも雰囲気の違う曲も含まれたりする。
これは例えばロック専門のラジオ局で、DJがiTunes に収録されている自分のライブラリから選曲してくれているようなものだ。
最近録音したアルバムや自分で作ったプレイリストはよく聴くが、それ以外はあまり聞かなくなってたりすることが多い。
またミュージックライブラリも、追加していく一方だとすっかり聞かなくなった曲も多くなる。
ある意味、聞き慣れた曲で延々と流れるコンピレーション・アルバムを作ってくれているようなものだ。
これは通勤時やランニング時の BGM には有効だ!

ただ残念ながら、自分のライブラリで出来た Mix は英語標記のJAZZ Mix x 1, R&B Mix x 1, ROCK Mix x 3, 日本語標記のジャズMix x 1, ポップMix x 1, ロックMix x 2 とかなり偏ったものになった。
つまりJAZZ Mixが合計2つ、ロックMixが5つ、R&B Mixが1つ、ポップMixが1つということになる。
HIP HOP とか World Music とか、あってもよさそうなものだが・・・。

なお Genius の機能を使う場合は iTunes Store の ID を取得して、ログインをする必要がある。
また iTunes の Store メニューで Genius をオンにすること、一番最初に利用する場合は同じく iTunes の Storeメニューから Geniusをアップデートしておく事も忘れずに・・・。

Voice Over機能についても触れておこう。
これは曲名とアーティスト名を読み上げるという優れもので、聴いている時にこの曲なんだっけ?なんて時に便利だ。
何度か試していたところ、Perfumeを「ぱーふめ」と読み上げ、ズッコけた。
ネイティブでも「ぱーふめ」とは読まないでしょう・・・。
多国語で話すという触れ込みだったが、まだ改善の余地がありそうだ。

さて、外国でも使えるというFMラジオだが、イヤホンのコードがアンテナの代わりなのはケータイと同じで、感度もほぼ一緒。
ただラジオ局名は表示されないのはちょっと残念。
またケータイには現在オンエアー中の曲名表示機能があったりするが、こちらには無い。
と思ったらマニュアルを読むとRDS(Radio Data System)に対応しているラジオ局を受信すると曲、アーティスト、およびラジオ局の情報がディスプレイに表示されると書かれている。
このRDS、ヨーロッパに対応している局が多いようだ。
いずれにしろ、日本では使えないようだ。
とはいえ、iPod に FMラジオ機能がついた点は評価したい。


iPod nano(5G)で骨伝導ヘッドホンを使ってみました。

Apple iPod nano

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