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クリミナル・マインド4 FBI行動分析課

2009-12-06 23:56:34 | TV
海外ドラマシリーズで、今、一番ハマっているのが『クリミナル・マインド FBI行動分析課』だ。
これはFBIで犯罪者の心理分析・プロファイリングを行う行動分析課(BAU)のメンバー達の犯罪との戦いのドラマだ。
犯罪者のプロファイリングというと映画化もされたトマス・ハリス原作の『羊たちの沈黙』と一連のハンニバル・レクター博士が出演するシリーズが有名だ。
この本を読んでから、犯罪の特徴・パターンから行動科学的に分析し、犯人の特徴を推論するプロファイリングと手法に興味を持つようになった。

このドラマでもBAUのメンバーが並外れた洞察力でプロファイリングを行ったり、最新のIT技術を駆使しつつ、連続殺人犯を追い詰めていく。
各エピソード毎に現れるサイコな異常犯罪者と繰り広げられる心理戦が見所となっている。

現在、WOWOWではシーズン3までが放送されていて、いよいよ2010年1月5日からシーズン4がスタートする。
シーズン3の最終話はメンバーのうちの誰かの死を予感させる劇的な場面で幕を閉じた。
おいおい、これで終わっちゃうの?
この状態で半年くらい結果を知らずに待たされるのか!
そりゃ、無いだろう!!って状態だった。
最近こういう終わり方で、次のシーズンに引っ張る海外ドラマ、多いよなぁ。

実は昨日、WOWOWの無料放送日だったが、この『クリミナル・マインド4 FBI行動分析課』の第1話が先行で放送された。
有料放送の視聴契約を取るために、第1話だけを無料で見せるというキャンペーンだ。
そこで前シーズンの最終話の続きがやっと観る事が出来た。
いやぁ、面白かった。
めまぐるしく早いテンポで事件が進んでいく。
ちなみにこのエピソードは通常と違い、相手はサイコ殺人鬼ではなくテロリストとの戦いである。
だいたい各シーズン第1話はかなり練りこんだ脚本が用意されているもので、通常のエピソードより見ごたえがあることが多い。
ここでも相手の裏をかく犯人グループとの心理戦が繰り広げられている。
テロリスト達の本当の目的は何なのか?
最後の最後まで緊迫した状態が続く。
手に汗握る展開続きだった。
ちなみにこの第1話は来年1月からの本放送でも、もちろん放送されるので見逃した方もご心配なく。

このドラマは残虐な殺人鬼を毎回扱う番組なので全体的に暗いイメージが漂う。
またBAUの各メンバーも個人的にいろいろと問題を抱えていたりする。
しかし、そんな中でいつも明るく軽口をたたいているのが、カーステン・ヴァングスネス演じるペネロープ・ガルシア。
元ハッカーでITを駆使する太めで派手な彼女が、お気に入りのキャラクターだ。
彼女とシェマー・ムーア演じるデレク・モーガンとの軽快なやり取りが非常に面白い。
まあ、ガルシアの日本語吹き替えを担当している斉藤貴美子の役作りがお気に入りだとも言えるかもしれない。

『クリミナル・マインド』は本国USでは現在シーズン5が放送されているようで、スピンオフシリーズの計画も上がっているらしい。
日本ではレンタル、セルビデオではシーズン2まで出ているようで、来年2月にシーズン3のリリースが計画されている。
このシーズン2の最終話とシーズン3の第1話へ続くエピソードも見ごたえのあった内容だった。
そういえばシーズン1の最終話とシーズン2の第1話に続くエピソードも面白かったなぁ。

シーズン4の放送がとても楽しみです。
まだ観たことない人はとりあえずレンタルでシーズン1をまず観てください。
『羊たちの沈黙』が好きだった人なら、必ずハマります。
グロいのダメな人は止めておいた方が無難なのでオススメしません。


WOWWOW クリミナル・マインド4 FBI行動分析課


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