功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

恐ろしい「自律型致死性兵器」(2021-06-26 19:15:03)

2021-06-27 00:39:00 | On the Road
▼いつも正直、悩むのは、言わねばならないことをそのまま言うのか、発信を受け取るみなさんのショックを考えて幾分かは和らげるべきなのか、その選択と按配(あんばい)です。
 今夜アップした最新の放送は、その典型ですね。


▼放送のなかで述べているとおり、この世には実際に「自律型致死性兵器」が登場しています。
 日本にはカケラもありませんが、中国、ロシア、中東諸国、アメリカなどで実用レベルに達するか、さらには部分的には実戦配備に近いです。

 これは一体、何ものか。
 人間の判断を必要とせず人工知能(AI)が勝手に考え、決断してしまう。だから「自律」。
 勝手に考えて、人間を殺戮する、怪我で済む程度の攻撃力ではない。だから「致死性」。

 しかも、大量の虫の群れが空から襲うように、一斉に殺しにかかる。
 兵器が小さいから、防御が非常に難しい。

★みなさん、肝心なことは、これはいつかの未来の話ではなく、近未来でもなく、すでに現在なのです。
 それでなぜ、国会議員のなかで、国防、安全保障に関心が強い議員がこんなに少数でしょうか。
 自由民主党の国防部会、外交部会、いずれも毎朝、同じ顔ぶればかりです。

 あえて逆に言えば、国会が閉会していても地元の選挙活動より優先して、そうした部会に出てくる議員が必ずいることを心強く思う面もありますが、それにしても、同じ少数の議員ばかりです。

▼背景には、「安全保障は票になりにくい」と、多くの議員が考えているという問題があります。
 ぼくの動画を視てくださったり、この地味なブログを訪ねくださる主権者は、防衛、国防、安全保障、外交、危機管理に関心をお持ちでしょう。
 しかし日本社会ではいまだ、少数派です。
 みずからの安全と生存の問題なのに、他人事、そういう主権者に会うことは日常茶飯事です。

 こうであれば、日本の防衛費が、上記の恐ろしい「自律型致死性兵器」に立ち向かうために必要な額を確保できるはずはありません。
 防衛費は税金で賄われるのですから、国民の関心が薄いとことに税金を使おうとは、選挙を気にするほとんどの国会議員はとても、とても言えないわけです。

▼こういう負の連鎖を乗り越えていくためには、まずは、最新の事実を知っていただくことです。
 だから、ここを視てください。
 みんなが悲惨な死を迎えないために、伏して、お願いします。





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IDCの会員資格の更新時期に入っているそうです(2021-06-26 04:55:10)

2021-06-27 00:29:14 | On the Road
・・・そのために創立されたのが、インディペンデント・クラブ ( IDC ) です。
【 写真は、靖国神社への正式参拝です 】

 ぼくが独立総合研究所 ( 独研 ) の初代社長を務めていたとき、独研内部からの発案を受け、社長として決断しました。
 以来、IDCの会員と共に、ずいぶんと日本の現場を回りましたね。独研公式HPのIDCのページにあるとおりです。




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失敗しか、人間の財産はありませぬ。(2021-06-26 04:11:56)

2021-06-27 00:10:08 | On the Road
【 5年まえの8月、すなわち議員となった翌月、千鳥ヶ淵の無名戦士の墓 ( 国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑 ) にお参りをしました。雨が降っていました 】

 こういうときは、秘書さんの運転する車には乗りません。
 ぼくには運転手さんはいないからです。私設秘書もいません。
 運転手さん、あるいは私設の秘書さんを確保するには、政治献金を受け取っていないと無理です。ぼくは政治献金を誰からもどこからも一切、受け取りません。
 ふだんの公用は、公設の政策秘書が運転してくれます。政策秘書としての仕事が本分ですから、お墓参りまで彼の運転で行くわけにいきません。
 ほかの議員は、こうしたお墓参りも、基本、誰かが運転なさる車で行きます。誰かとは、専任の運転手さんか、私設の秘書さん、あるいは運転兼任の私設秘書ですね。それは政治記者の時代から良く知っています。
 しかし、ぼくは私有車を運転していきました。
 電車で行くと、時間が余計にたいへん掛かる場所にある墓苑です。
 それに治安当局にいる知友から、「青山さんはテロに遭うリスクがあるから、交通機関を、常に良く考えてください」と意見されています。
 運転しているときは、運転だけに集中します。秘書さんが運転してくれる車に乗っているときと違って、もちろん原稿は書けません。

 きのう6月25日金曜は、いわゆる『ごとおび』でした。五十日ですね。決済や支払いのために道路が混む日です。特に首都高速は25日が混みます。それでも、スキマがこの日にしかないから、命日の月のうちに行くなら、きのうしかありませんでした。
 予想以上の強烈な渋滞に入ってしまい、いくつか予定を失いました。
 もしも原稿を書いていたなら、ほんらいは筆の速いタイプですから、すくなくとも草稿、つまり、粗々 ( あらあら ) の原稿はかなり書けたでしょう。
 きのうはただ、時間をロスし、予定も狂い、生産物もない結果となりました。

 失敗ですね。
 しかし失敗しか、人間の財産はありませぬ。
 大袈裟な言いようで朝から申し訳ないですが、これが肝心です。

 なぜ、経緯をある程度、記したか。
 どんな失敗も、大きな失敗もちいさな失敗も、それなりの経緯、いきさつがあることと、失敗の理由がやむを得ないものであっても、失敗は失敗として結果を受け止めるということを、述べるためです。

 成功から得るものは、いつも仮のものに過ぎません。
 成功した段階で、それはすでに過去の成功であり、そこに留まることはできないのです。
 では失敗はどうか。
 汲めども尽きない泉のようです。
 失敗という怖い池の底を、勇気を持って見つめると、宝物がいくつも水を脱して手の中に入ってきます。

 日本はアメリカと開戦したのは致命的な失敗でした。
 アジアの戦線は、アメリカを含む西洋列強の植民地主義を同じアジア人として座視しないという意味がありました。
 それだけですべてを正当化はできません。しかし人間のやることはすべて、光と影を含み持っています。国家も人間のつくるもの、どんな政策にも正負の両面を深刻に抱え込んでいます。

 戦線をアジアにとどめず、太平洋の東へ、ハワイ真珠湾まで延ばしたのは失敗でした。
 それでも失敗が大きければ大きいほど、ほんとうは得るものも大きくなるのです。
 ぼくらの祖国は、失敗に打ちのめされて実に76年を過ごしました。

 もはや、立つべきときです。
 時機が到来しています。
 意見の違いがどれほどあっても、一致点に立脚する、国民統合の国家理念を再建することが不可欠です。

 国家観と歴史観をみずからの裡 ( うち ) に確立している、それもかりそめではなく真におのれのものとして魂のただなかに樹立している、引率者が必要です。
 同時に、日本は古代から「民が主である」という民主主義の邦 ( くに ) でありますから、その民のおひとりおひとりが、どっしりと動揺しない部分を、どこかに持っていること、表では表現できずにただ隠し持っているのでもいいから、根っこに秘めていること、それも必要です。

 この動画は、それを語っているのです。

 みなさん、おはようございます。
 きょうは土曜日、みなさんは、ゆっくりとなさってくださるよう祈ります。
 土曜に仕事のひとは、社会の空気が平日よりはいくらかゆったりしていることを、働きながらも、味わって、気持ちよく働けることを祈ります。



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地獄の底からの声のようなコメント(2021-06-25 18:25:24)

2021-06-27 00:06:09 | On the Road
▼本日6月25日金曜は、予定外のことがあって収録時間の確保に苦労しました。
 それでも、動画を2本、撮れました。
 新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第175回と176回ですね。



 そのうち、第175回放送で、西村長官発言を、予定外のテーマとして採りあげました。
 西村長官発言については、地獄の底からの声のようなコメントが多く来ています。
 そこで、急ぎ、お話ししました。
 信頼する井上ディレクターの意見は「皇室についてはアクセスが少ないですよ」ということでしたが、その井上ディレクターもアクセスの数にはこだわっていないです。

 今回の騒動で、どんなにネガティヴにでも、日本の天皇陛下のご存在に関心を持たれたら、このまんがも見てください。
 ここです。

▼たぶん、今夜のうちに、仮に遅くなってもアップされると思います。

▼もう一本の第176回放送は、自律致死型兵器、そしてスウォーム攻撃 ( 巨大昆虫かなにかのように空から集団で襲いかかってくる攻撃 ) 、そして死の商人という恐ろしい話です。
 それをリアルに、かつ伝えるべきを伝えようとしました。

 こちらは明日6月26日の土曜にアップされると思います。




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