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ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。

湯平温泉の復興を願いつつ、身近な風景を綴ります。

重機で大木を切る

2024-07-25 | 水害の復旧
先日の朝、なにやら カーンカーンという大きな金属音がします。

なんの音かなと、見回すと…
なんと 正面の白いガードレールの一部が撤去されています。ここは県道です。






夫婦で妄想話が始まりました。
『古くなったガードレールを付け替えるのかな?』

『国道210線のガードレールのように焦げ茶色になるのかな』

『中途半端な場所からはじめるんやな』

などなど好き勝手に話は進みます。

そこで 暇なおばさんが 事の経緯を見守ります。


大きな爪の付いた重機が上の道に、大型ダンプカーが下に配置されます。なにが始まるのでしょうか?


外されたガードレールの上の木の茂みが道路上にかぶさっています。どうやら この茂みをカットする匂いがします。





防災の観点から この ぼさぼさした巨大な茂みを伐採するようです。ここを通る時は暗く圧迫感があります。大雨で木や枝が倒れ落ちる前の県の対応と思われます。

作業の様子が面白そうで しばし作業見学となりました。


重機のオペレーターが上手にアームを動かして 繁った大木の幹を がしっと つかみます


そして 幹をつかんだまま チェンソーで伐採を始めました。

カッター音を響かせて木屑を飛ばしながらカットし始めると、上の方の枝の塊がユサユサと大揺れします。




カットし終わると 枝をつかんだまま ゆっくりと道におろし、更に細分化してカットし、それを ひとかたまりにして掴み、下の大型トラックのカーゴに静かに降ろします。オペレーターの技量に驚かされました


伐採の度に県道の上下を手動で通行止めにします。

車を長く停止させられないので スピードある作業です。小さな手動のチェンソーと 葉を吹き飛ばすブロワーも活躍していました。

通行止めを4回しましたが、解除の度に 作業員は通過する車に一台ずつ頭を下げていました。


計4本の枝を伐りました。それが終った後に 先ほど登った救急車が 下って来ました。通行止めの時間帯でなくて良かったです。



無事 作業が終了し、 ガードレールを元通りにセットしました。

この 鬱蒼状態が

以下のように変わりましたが



わかるかな~?

わかんないだろうな~

正面からは分かりにくいのですが、下を歩けば一目瞭然です。明るくなり 圧迫感が無くなりました。

スムーズな作業に拍手👏を送ります。









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水害からの復旧工事

2024-05-28 | 水害の復旧
先日の温泉まつりの稚児行列から帰り道 石畳から脇道に入り、砂湯橋の上から上流を写しました。左側に祭り会場が見えます。





大水害から3年10ヶ月(さきほど2年10ヶ月と書いてしまいました)2020年7月7日~8日のことです。

3年10ヶ月かかって 花合野川の護岸は直線的にセメントで固められ 昔の風情は みじんも残っていません。


右下にあった 共同温泉『砂湯』も流れ去りました。

護岸作業 復旧工事の技術には驚くも 昔の のどかな風情ある流れは消えました。同じ場所には見えません。


昔の光景・・・奥の橋は崩れ、左側の夫の恩師の家も無くなりました。



今日も うちの川向こうには ミキサー車がセメントを回しながら待機しています。上流の工事現場に向かっています。



自然と安全を天秤にかけたら 安全を優先するのは仕方ない話と思い切るしかありません。






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石畳の驛 つるや

2024-03-02 | 水害の復旧
2020年年7月 未曾有の大水害が当地を襲いました。いまだに河川、道路、橋の工事は継続中です。

その折 避難中に亡くなられた家族が経営する『つるや隠宅』は廃業となりました。


その建物を観光協会が買い取り、一階部分を改装し 観光案内所・売店・休憩所が完成しました。

『石畳の驛 つるや』です

以前の屋号を残しました。



鶴のデザインは今回初めて作られました。



売店には 地元のお米や干し椎茸も並べられています。飲料品や ゆのひらんアイスや


菓子やインスタントラーメンも並んでいます。まだまだ これから土産物の品数を増やさねばなりません。




休憩所は おしゃれな空間となっています。ミニコンサートも出来そうです。




とても落ち着いた雰囲気です。店内の三枚の絵は 夫の亡き兄の作品です。

ここに『つるや』の名が残りました。『つる屋隠宅』と家族四人のことを 忘れません。










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砂湯橋上流

2024-02-13 | 水害の復旧
2020年7月の大水害で崩れた『ふれあいホール(公民館)』の護岸や、流れ去った共同温泉の『砂湯』を見た時は愕然となりました。







3年半経った現在は こんなになりました。結局『砂湯』は復活なりませんでした。


それでも左側は まだまだ工事中です。寒い中 本当に大変だと思います。





先日は ここまで進んでいました。まるで都会の川底のようです。



昔の風情は無く セメント張りの都会の川の風景です。見栄えや風情より 安全性が優先されたということです。四人の命が失われたことを思えば それも納得がいきます。

公民館そばにあった公衆トイレも、皆で植えたアジサイも消えました。













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貼り紙しました

2023-12-30 | 水害の復旧
玄関で わちゃわちゃ していると 橋本温泉に入りに来た人達が二組。入れると思ってきたのでしょう。

戸には鍵をかけていて、料金箱には『入浴不可』と書いています。

見えないなら 何もしませんが、見えるから仕方ない、派手な貼り紙をしました。




入れなくなって しばらく経ちます。復活は いつになるのでしょうか?

待ち疲れました。

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