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「 結果出せぬ政治にいらだち 」

2011-12-30 20:53:22 | 日記

 

◆【 本日のNews
◆12.30 【東大阪(八尾)情報】→ →工作とえほんであそぼ 絵本の読み語り、わらべうた、ゲーム、工作。平成24年1月15日(日)10時~11時50分
◆12.30 【NEWS】→ →五輪代表候補に清武や権田ら…海外組入らず
◆12.30 【物件ニュース】→ →大正区泉尾新築一戸建て 新着! アットホーム掲載中!!JR大阪環状線「大正」駅 より バス 8分「南泉尾」停 から徒歩1分(大正区泉尾4丁目)
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今日の朝日新聞に政治に関する面白い調査結果がでていた。結果を見ると、回答者の71%が民主党政権の震災復興や原発事故対応を「評価しない」と答えている一方で、自民党に対しても80%が「評価しない」と厳し く見ているのが印象的だ。あれだけの悲劇なのでだれが対応しても難しいことだが、有権者は「もっとうまくできたはずでは」という不満を持っているとの事。

20年前の政治改革の議論では、自民党一党支配が続く日本の政治には競争性がないのが諸悪の根源とされていた。しかし、いまの二大政党は政争に明け暮れ、 有権者である自分たちと関係ないところで、自分たちのほうを向かず、利害を追求している。国会は菅降ろしにかなりエネルギーを費やし、野田政権になっても 野党が対決姿勢で法案がなかなか成立しない現状だ。

今後、政権交代が「繰り返されるほうがよい」と答えたのは40%。有権者はあまり政権交代を望んでいない。むしろ、「いったい何をやってくれるのか」とい うアウトプットに不満がある。政治には「競争」ではなくて「結果」が求められているのに、それが実現しないことに有権者はいらだちを隠せないでいる。まさにその通り!

「二大政党以外の政党が勢力を伸ばすほうがよい」という人は51%で、意外と多党制志向が強かった。小選挙区制なので、民主か自民以外に投票すれば、死に票になるということで、どちらかに投票するという人は多い。しかし、二大政党ですべてをカバーできるとは思っていないので、自分は第3党に投票するわけで はないが、「第3党に伸びてほしい」と屈折した意見を持っている人が多い。私もそのうちの一人である。

国民投票の拡大と首相公選に対する賛成が7割もあったのには驚いたという記事内容だが、首相公選制は是非採り入れて頂きたい制度だと確信する。そうすれば、間違っても先の首相みたいな、体たらくな人材は選ばれなかったであろう?から、、、

首相にだれがふさわしいか、という質問では、1位の石原氏も2位の橋下氏もそれぞれ1割に満たなかった。有権者はポピュリズムを求めているわけではない。 小沢氏、石破氏、前原氏らも2%か1%と低い。有権者は、ちゃんとした政党、政治家、首相が出てきて、自分たちのほうを向くのを待っている状態ではない かと推測できる。

政策分野では民主党と自民党で有権者の評価が割れた。民主党は「官僚に対する指導力」への評価が低かった。自民党は官僚となあなあで、使いこなしているのか、使われているのかわからないが、自民党のほうが官僚を使っていた。民主党が考える指導力とは「敵対」だ。日本社会では敵対的な命令で人は動かせない。 結果的に、官僚が動かなければ、動かせなかったボスの指導力がないということになる。

最後の調査結果に私は一番感銘を受けた。「政治の責任は、選んだ有権者にもある」という人は86%もいたからである。また、「政党という存在は重要である」と答えた人も5割近くいた。

有権者はいまの政治に不満ではあるものの、完全に見放しているわけではない。自分の一票は無力であるという認識ではない。政治の主人公は自分たちだという主権者意識がまだ、残っているのだ。

民主主義はまだ、機能している。だからこそ私はこの国、日本国が大好きなのである(笑)

また、お逢いしましょう!


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