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近頃、巷では空前のマラソン・ランニングブームである！火付け役は「東京市民マラソン」の開始なのか？あらゆる芸能関係者が参加したこの大会に、一般市民達が共鳴したのだろうか、それとも、昨今の長引く不況下の中で、手軽にお金をかけずに始められる趣味に賛同したのだろうか、、、考えれば如何様にも理由は出て来るものだ。
さて、ランニングと一口で言っても、いきなり、フルマラソンが走れるわけでも無く、勿論中にはぶっつけ本番で走ってしまう方もおられるようだが、自殺行為に等しい所業だと感じてしまう！だって、４２．１９５キロといえば、私が住む大阪は東大阪市から兵庫県の神戸港辺りまで走る計算になるので、どう考えても人間業では無いように思えてならない！
ところが、ランニングを始められた方は、５キロから始まり、１０キロ、２０キロと距離を延ばし、最終的にフルマラソンにチャレンジするとの事、本当に素晴らしい！賞賛に値する挑戦であろう。１００メートルを走ったぐらいで息を切らしている私からすれば、天文学的な数字である！
ランナー曰く、走り終えた達成感が忘れられなくてまた、走りたくなるそうだが、根性の無い私には到底理解できない感覚なのである！
ランニングブームを陰で支えているのが、各地方ごとに町ぐるみで規格参加されておられる、地方の有志の皆さんの縁の下の力であろう！それはそれは地域ごとに志向を凝らして、地域色を前面に打ち出したマラソン大会を企画運営されている！それこそ、ランナーたちは、走ることが最大の目標である事には間違いないのだが、日本全国、趣の違う大会を、ミニ旅行感覚で参加できるのも楽しみの一つなのであろう！
なぜ、こんな話題をするかといえば、私が講読している、帝国データバンクの日刊紙上のコラムの中で、ある記者が、熱く自身のランニングにまつわるエピソードを掲載しているのを見ているうちに、何となく自分自身が走ったかのように錯覚に陥ってしまっているのだろう。（まったく走る気はないのだが（笑））
ただ、各地方自治体が、大会成功の為に、市民参加で積極的に町の為に尽力するという構図はとても素晴らしい事だと思うし、テーマはマラソンだが、そういう姿勢が飛躍していき、各地方自治体が国から独立した行政組織を構築できて行くようものなら、これ以上に無い喜ばしい事だろう！
私は、到底、走るのは遠慮願いたいが、志向凝らした各地方をミニ旅行したいものだと、楽な方の考えばかりが先行してしまう！まーマラソン大会なのに走らない人間が参加しても、本末転倒だろうが、、、（涙）
また、お逢いしましょう！
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