のたりといきたい。2

暴飲暴食時々ダイエット、家族のこと、汚部屋の掃除&なんちゃってDIY・・・などなど思いのまま書き綴った、日々のメモ。

ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは「のたりといきたい。」の続編です。これ以前(2011年3月~2016年10月)の記録は http://blog.goo.ne.jp/m-wata0101でご覧いただけます。 2016年10月~2019年12月の記事は私の不注意で削除してしまいましたヽ(;▽;)ノ なので、正確にはこちらはその続編となります。

山梨酔っ払い旅行その⑧サントリー登美の丘ワイナリー FROM FARM ワイナリーツアー。

2023-10-16 20:00:00 | 旅行

続きです。

今回参加したのは「FROM FARM ワイナリーツアー」。

ぶどう畑や、熟成庫を見学でき、

希少性の高い貴腐ワインを含む4種のワインがテイスティングできるツアーです

 

 

ではでは早速参ります!

登美の丘ワイナリーは100年以上の歴史があり、総面積150haのうち栽培面積は25ha。

この広大な敷地内をバスで移動します

 

 

雨除けトンネル、レインガード。

雨の多い日本でのワインづくりにとって、

ぶどう樹をいかに健全な状態で生長させるかが重要な鍵となるそうで

このレインガードもその対策のひとつとなっています。

 

 

先ずは、ぶどう畑を見渡せる広場に移動。

ここでは山梨県の地形とワイン用のぶどう栽培についての説明がありました。

ぶどうの栽培には降雨量が少なく乾燥した地域であることが重要だそうで、

日照時間の長い山梨県の気候は、ぶどう栽培を盛んにした要因の一つと言えます。

 

が!

 

気候変動が作物に与える影響は年々深刻化し

ぶどう畑も、温暖化の進行により成熟が進みにくいという問題に直面。

その対策として「副梢栽培」という新しい栽培技術を導入しているそうです。

この日も10月第2週に差し掛かろうとしているのに、とっても暑かった

温暖化はどこまで進んでいくのでしょう?

毎年異常気象の記録を更新している気がして恐ろしいです・・・。

 

 

さて。

副梢栽培について少し。

通常、ぶどうは4月ごろに芽吹き、これが新梢として育ち9月ごろに収穫を迎えます。

副梢栽培ではこの新梢の先端をあえて切除し、そのあとに芽吹く脇芽を育てることにより、

ぶどうの成熟開始時期を7月中旬から気温の下がり始める9月上旬ごろまで遅らせて

11月中旬頃に収穫できるようにする栽培方法だそうです。

脇芽に出来るぶどうは小ぶりになること。

芽を摘む工程が増えてしまうことで、コスパ的には良くないですが

自然には逆らえないですもんね(´・ω・`)

農業って本当に大変ですね。

 

 

こちらはメルロ。

樹勢が強く、病気に強く、多産であり、さらに産地をあまり選ばない(どこでつくっても良いぶどうが取れる)ため、

世界中で人気があるそうです。

 

 

間もなく収穫となるぶどうたち。

今年は晴天が続いたためブドウの生育状況も良く、質が高いそうです(●´ω`●)

 

 

このあと一度バスに戻り再び移動。

ワインが眠る貯蔵庫の見学です。

山をくりぬいてつくられた地下セラーは

樽熟庫と瓶熟庫の2つのワインの熟成庫として、重要な役割を担っています。

この第4号セラーが完成したのは1959年。

以降60年以上セラーとして使用されているそうです。

 

 

樽熟庫。

ワインは発酵が終わると熟成の過程へ進みます。

 

 

登美の丘ワイナリーではフレンチオークの225Lの樽を使用しているそうです。

若いワインは、樽の木目を通して呼吸しながらゆっくりと熟成し、

果実の持つ本来のやわらかな旨味を蓄えつつ

樽由来の香味成分の付与によりより複雑な味わいに育っていきます。

 

 

 

次に向かったのは瓶熟庫。

 

 

鉄の扉と木製の扉の2枚の扉を経て、奥の瓶熟庫に入るとさらに涼しくなります。

地下の気温ってこんなに低いんですね~。まさに天然のエアコン。

 

 

ドアを入って正面に見えるのが瓶熟成の棚が入った棚があります。

暗所に保存してあるため

画像はうまく撮れませんでした☆彡

 

 

続いて

こちだの棚は貴腐ワインが保存してあります。

 

 

貴腐ワインは、「貴腐ブドウ」という極めて糖度の高いブドウを原料に造られた甘口ワインのことを言います。

貴腐菌(=ボトリティス・シネレア)のついたブドウで、様々な条件がそろって初めて出来るため

必ず毎年摂れるわけではないため希少なワインです。

SUNTORYでは1975年日本で初めて貴腐ぶどうの収穫に成功し、1978年に製品化されたそうです。

 

 

瓶で熟成中の歴代のワインがずらり。

 

 

スゴい澱。

 

 

出来のよかった年のものはマグナムボトルで保存してあるそうです。

96年は当たり年だったんですね。

 

 

貯蔵庫を抜け

登美の丘ワイナリーで作られているワインの展示がありました。

 

 

赤・白・ロゼ・貴腐。

手間暇かけて作られたワインたちです。

ワイン造りって大変だけど、ものすごいドラマがあるなあと感じた見学となりました。

 

 

 

階段につづく通路。

素敵なシャンデリア♡

 

 

 

出口へと向かいます。

 

 

 

さてさてここからは

お楽しみの時間

テイスティングのはじまりはじまり~ヾ(*´∀`*)ノ

ワインの説明を受けながらいただきます。

 

 

ふふふ。

テイスティングの方法も記されていますねえ。

 

 

 

 

 

 

SUNTORY FROMFARM 登美の丘 甲州2020 白 5940円。

 

 

 

 

 

SUNTORY FROMFARM 登美の丘2020 甲州赤 5940円。

 

 

 

 

 

SUNTORY FROMFARM 塩尻 メルロ 2020 5940円。

 

 

 

待ってました貴腐ワイン♡

最後に冷えた状態で配られました。

 

 

SUNTORY FROMFARM 貴腐 2012 12100円(375㎖)。

 

 

カマンベールチーズとじゃり豆をお供に頂きました(●´ω`●)

 

 

 

 

 

ここで約100分のワイナリーツアーは終了です。

SHOPにも立ち寄ったのですが、

少し時間が押していたのか?バスの時間が迫っていたので移動致しました。

 

 

 

 

つづく。

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山梨酔っ払い旅行その⑦サントリー美の丘ワイナリー ぶどう畑&富士見ホール。

2023-10-16 08:00:00 | 旅行

バスに揺られ30分。

サントリー登美の丘ワイナリーに到着。

昨年リニューアルオープンしたばかりという事で

これまたとっても素敵な雰囲気でした(・∀・)

 

 

バス乗り場からぶどう畑を抜けて移動します。

富士山を望む広大な敷地内に沢山のぶどうが植えられています。

 

 

 

見学者用に植えられているもののようで、

登美の丘で栽培されてる主な品種が並んでいました。

 

 

 

通路沿いのぶどうのみ撮影してみました。

ここは全て垣根仕立てと呼ばれる栽培法です。

シャルドネ。

 

 

プティ・ヴェルド。

 

 

メルロ。

 

 

カベルネ・フラン。

 

 

カベルネ・ソーヴィニョン。

 

 

甲州。

こちらは棚仕立て。

ぶどう狩りでよくみられる栽培法ですね(*^_^*)

 

 

美味しそう🍇

 

 

棚下に設置された椅子に座ってひとやすみ(・∀・)

ここからも富士山が見えました。

 

 

 

階段を登りきると富士見ホールのテラス席がお出迎え。

 

 

展望デッキから甲府盆地が一望できます。

素晴らしい景色です。

 

 

テラス席からの眺望。

どこからも富士山が見えます。

贅沢~。

 

 

今回は、有料の見学ツアーに参加しました。

 

 

 

定刻になり、ツアー集合場所へと向かいました。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

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