「地図本」500円戦争・・・各社2匹目のドジョウ狙うが
地理に関するウンチクを集めた「地図本」がブームになっている。火付け役は「世界で一番面白い地図帳」(青春出版社刊)だが、ライバル他社も2匹目、3匹目のドジョウを狙い次々と似たような本を出している。ところが、青春出版社の本は1冊500円という破格の値段。後発組も対抗上、同じような価格にせざるを得ず、厳しいコスト削減を迫られている。地図本をめぐる「500円戦争」の内幕をのぞいてみた。
【出版ラッシュ】
聞き慣れない地図本というジャンル。実際に本をめくってみると、「世界で一番高いところにある首都は」とか、「なぜ太平洋は『大平洋』ではいけない」などのウンチクがぎっしりと詰まっている。
草分けの「世界で一番面白い地図帳」はこれまでに約56万部が売れた。2005年7月の発売だが、昨年になってインターネット上の書店で火がつき、昨年の楽天ブックスでは年間総合ベストテンの1位だった。
このヒットに気をよくした青春出版社は「世界で一番気になる地図帳」など続編も3作品出しており、4作品合わせると約96万部に達する。
出版不況といわれるご時世。他の出版社も指をくわえてみているわけがなく、講談社が「世界まるごと謎解き地図」、廣済堂出版は「おとなの日本地図」、河出書房新社が「日本地図の楽しい読み方」を出版するなど、地図本出版ラッシュとなっている。
売れ行きはといえば、さすがに青春出版社ほどではないが、各社とも好調。「世界まるごと謎解き地図」を出している講談社の関係者は「昨年12月下旬に出したばかりだが順調に売れていて、重版も間近」と喜ぶ。
【ZAKZAK 2007/3/14】--------------------
地理ヲタのオイラは以前この手の地理系雑学本を片っ端から買って読んでましたな。またコレが睡眠導入剤としても打って付けなワケです。
しかし、最近ではあまり買わなくなりましたな。と言うのも、乱発したせいかネタが被っていることも多々ありまして、目新しさもなくなりすっかり陳腐化しましたな。
更に最近じゃネットで地理ネタを拾うことも出来るワケです。まぁ2ちゃんの地理板なんぞはほとんどゴミの山のような状態ですが、そんな中から“宝”を探す作業もコレまた地理ヲタには面白いワケです。
それしてもブームとは知らなかった。まぁ確かに本屋でも目立つところに陳列されているけど。この前久しぶりにゲーム屋に行ったとき、DSの地図ソフトを見つけたときは驚いたな。「こんなの誰が買うんだ」と思いつつ買ってしまうオイラ・・・