【表1:パリティ生成表】
(1**) (*1*) (**1)
a 011 a a
b 101 b b
c 110 c c
d 111 d d d
--------------------------
p1 p2 p3
上記表1において、a、b、c、d は、情報ビットの4ビット。
情報ビットは、それぞれ、右のアドレス(011番地など)に書き込まれる。
(1**) は、最上位ビットが 1 であるアドレス。* は任意の数字。
(1**) に該当するアドレス 101、110、110番地に記憶される情報ビット b,c,d に基づいて検査ビット(パリティビット) p1 を作成。p2、p3 についても同様に作成。
表1の a、b、c、d に 1 又は 0 の数値を入れて、縦に加算して、p1、p2、p3 を求めることができます。
数式で書くと次のとおり。
p1 = b+c+d
p2 = a +c+d
p3 = a+b +d (記号 + は、EXOR、排他的論理和を示す。)
この計算で求めたパリティビット p1,p2,p3 をそれぞれメモリのアドレス 100、010、001番地に記憶。
【表2:シンドローム生成表】
(1**) (*1*) (**1)
a 011 a a
b 101 b b
c 110 c c
d 111 d d d
p1 100 p1
p2 010 p2
p3 001 p3
--------------------------
s1 s2 s3 (←書込み時は、0 0 0 になるように、p1,p2,p3 を定めた)
読み出しデータ(a,b,c,d, p1,p2,p3)の数値を表2に入れて、各列ごとに縦に足し算(モジュロ2加算、2を法とする加算)をして、(s1,s2,s3)求めることができます。
数式は、次のとおり。
s1 = b+c+d+p1
s2 = a +c+d +p2
s3 = a+b +d +p3
【表3:シンドローム表】
s1 s2 s3
a 011 0 1 1
b 101 1 0 1
c 110 1 1 0
d 111 1 1 1
p1 100 1 0 0
p2 010 0 1 0
p3 001 0 0 1
エラー無し 0 0 0
このように、シンドロームとエラービット(反転ビット)のアドレスが同じになるのが、特徴です。
詳しい解説は、下記を参照。
ハミング符号の原理(1)
ハミング符号の原理(2)
ハミング符号の原理(3)
ハミング符号の原理(4) -拡大ハミング符号-
ハミング符号の原理(5) -グレイ・ハミング符号-
ハミング符号の原理(6) -巡回ハミング符号-
モジュロ2演算
(1**) (*1*) (**1)
a 011 a a
b 101 b b
c 110 c c
d 111 d d d
--------------------------
p1 p2 p3
上記表1において、a、b、c、d は、情報ビットの4ビット。
情報ビットは、それぞれ、右のアドレス(011番地など)に書き込まれる。
(1**) は、最上位ビットが 1 であるアドレス。* は任意の数字。
(1**) に該当するアドレス 101、110、110番地に記憶される情報ビット b,c,d に基づいて検査ビット(パリティビット) p1 を作成。p2、p3 についても同様に作成。
表1の a、b、c、d に 1 又は 0 の数値を入れて、縦に加算して、p1、p2、p3 を求めることができます。
数式で書くと次のとおり。
p1 = b+c+d
p2 = a +c+d
p3 = a+b +d (記号 + は、EXOR、排他的論理和を示す。)
この計算で求めたパリティビット p1,p2,p3 をそれぞれメモリのアドレス 100、010、001番地に記憶。
【表2:シンドローム生成表】
(1**) (*1*) (**1)
a 011 a a
b 101 b b
c 110 c c
d 111 d d d
p1 100 p1
p2 010 p2
p3 001 p3
--------------------------
s1 s2 s3 (←書込み時は、0 0 0 になるように、p1,p2,p3 を定めた)
読み出しデータ(a,b,c,d, p1,p2,p3)の数値を表2に入れて、各列ごとに縦に足し算(モジュロ2加算、2を法とする加算)をして、(s1,s2,s3)求めることができます。
数式は、次のとおり。
s1 = b+c+d+p1
s2 = a +c+d +p2
s3 = a+b +d +p3
【表3:シンドローム表】
s1 s2 s3
a 011 0 1 1
b 101 1 0 1
c 110 1 1 0
d 111 1 1 1
p1 100 1 0 0
p2 010 0 1 0
p3 001 0 0 1
エラー無し 0 0 0
このように、シンドロームとエラービット(反転ビット)のアドレスが同じになるのが、特徴です。
詳しい解説は、下記を参照。
ハミング符号の原理(1)
ハミング符号の原理(2)
ハミング符号の原理(3)
ハミング符号の原理(4) -拡大ハミング符号-
ハミング符号の原理(5) -グレイ・ハミング符号-
ハミング符号の原理(6) -巡回ハミング符号-
モジュロ2演算
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