この劇画風な表紙は何
ウィキペデアで検索したら「島本理生」のダンナさまなのね・・・
こんなことを最初に記したら、作者に失礼とは存じますが島本理生の小説は
読んでおりまして、1度目の結婚も2度目の結婚も同じ相手とと記憶していて
興味を持っておりました。 85歳なりにね。
そしたらこの本を書いたと新聞で知り、早速アマゾンしました。
いやぁ 面白かったです
私、国民学校6年生の時、終戦となりました。
それから手当たり次第に本を読み始めました。当時も夏目漱石・森鴎外は
古典化していて川端康成・石川達三・石坂洋次郎・丹羽文雄・三島由紀夫、
やがて井上靖が流行作家の名を恣しいままにしておりました。
私はこの作家たちが夏目漱石のように残るのだと想って居りました。
それから別格のように太宰治がありました。色々な意味で問題児・・・・
しかし亡くなってみると今でも「桜桃忌」
あぁ やっぱり・・・・
これが古典いりか・・・・・
思い当たるわが身の弱さ・・・・ なぁんてね
目次
序章 太宰、西暦2017年の東京に転生する
第1章 太宰、モテる
第2章 太宰、心中する
第3章 太宰、自殺する
第4章 太宰、家庭の幸福を語る
第5章 太宰、カプセルホテルを満喫する
第6章 太宰、自分の本を見つける
第7章 太宰、ライトノベルを読む
第8章 太宰、メイドカフェで踊る
第9章 太宰、芥川賞のパーティでつまみ出される
第10章 太宰、インターネットと出会う
第11章 太宰、芥川賞を欲する
第12章 太宰、才能を爆発させる
第13章 太宰、講談社に行く
第14章 太宰、生きる
詳しく書くのは野暮でしょう・・・・
読了後、やっぱりあの装丁でないとダメなのかね~
私 観たり読んだりして此処に書いておりますが、決して解説でも
批評でもございません!単なるメモなんです。
読まれた方がちょこっと気を留められたら嬉しいかも・・・・