話は 前後いたしますが、高速道路が東北に近づくにつれ、災害救援の車を多く
見かけるようになりました。軍用・警察関係車両・他県の応援車両。
貼り紙も「頑張れ!東北」から「頑張れ!宮城 頑張れ!東北」となり、石巻に近づくと
「頑張れ!石巻」「頑張ろう!石巻」となるのでした。
雨のせいもあってか、片づけている人影はなく、夫々の家の前にうず高く家財道具や畳が
積み上げられていました。車もアチコチを向いたまま置き去り状態(道路の中央は大丈夫)
これを片付けるに必要な膨大な労力を思うとタメイキが出ました。
futaba innに関しては、1階の清掃・最大の難関の床下のヘドロ掻きは済んだようでした。
外に積み上げた津波被害のがらくたの山も、なんとか隣のボランテアさんが手伝って片付いたようでした。
オーナー淳さんは4ッ日目あたりに熱を出してダウンしたということですが、翌日には回復。
それにしても、もう1度こんな目に逢ったら出来ないなぁと思わず本音を漏らしていました。
また発注した品々が思うように届かないと心配しておりました。
更にガスが未だ来ないので、予約の問い合わせにも確答出来ないのでした。
私は23日の昼過ぎには帰京の準備となりましたが、風まじりの大雨となってしまい、車で
専修大学に送ってもらいました。 キャンパスの芝生には沢山のテントが並んでいました。
この大雨にこの中で寝るのは大丈夫なのかと案じられてなりませんでした。
御苦労さまと心の中で手を合わせました。校舎の中もボランテア一色。
こんなにも大勢の方達が困難な作業に集まって下さっている
そういえば私が頂いた朝食のお握りも救援のための配給なのでした。
日本中から、いや外国からも注がれる温かい応援。目の当たりにしました。