フィールドスタッフより
テーマ:ミツンバスラムについて
ミツンバの状況は日に日に悪化しています。
多くの人々は生まれ故郷の農村か、
ナイロビ内の他のスラムに移動をしていますが、
まだ一部の家族は助けが必要な状況です。
(ミツンバスラムは25年ほどまえから存在し、
このスラムで生まれた人も多い為、
帰る場所が無い人々もいます)
故郷に戻りたいと思っている家族も引っ越しを
する交通費を捻出することができません。
また、食糧を手に入れることも難しい状態で、
多くの人々は空腹のまま夜を迎えています。
チャイルドドクターでは現在食糧支援に最善を
尽くしています。
私達の子ども達はミツンバスラムから立ち退いた後も、
チャイルドドクタークリニックに通っています。
特に下痢の症状を持つ子どもが多いです。
スラムに残っている大人たちも疲労とストレス、寒さの為、
頭痛を訴える人、咳こんでいる人が多く見られます。
少しでも多くの人をクリニックに搬送し、
治療を受けてもらうように、最善を尽くしています。
私達スタッフ達も少々疲労の色がみられ、
体調を崩しているものもいます。
ですが、どこからも助けの手を得られていない人々に
根気強く手助けをして行きます。
ミツンバスラム担当スタッフ ビートリスより
まだ現地に残っているフィールドスタッフの家族の
協力のもと、食糧配布と残っている人々の
状況確認調査をします。
出発前のミルクティータイムに撮影しました。
塚原