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後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

~KIYOZUKA☆LAND~ 清塚信也 ♪ゲスト高井羅人

2014年11月24日 | 観た&聴いた

    11月21日19:00~ 紀尾井ホールでのピアノリサイタルではありますが、

   K'zPIANO SHOW 2014 と銘打たれた場合は、一段とショーアップされていて、

   ドイツ帰りの友人 高井羅人(LAND) が謎のサラリーマン・ピアニストと紹介されて登場。

   この二人の連弾が素晴らしいのでした。 

       月の光         ドビュッシー

       手が温まるまで思いついた曲を・・・・

       ため息         リスト

       英雄ポロネーズ   ショパン

       ピアノソナタ第23番 熱情   ベートーヴェン

 

          以上  (一部は清塚信也演奏の鉄板のピアノ曲)

 

   連弾     清塚信也&高井羅人 

       なぐさめるということ    清塚信也

       恋                清塚信也

       遠い約束           清塚信也

       ポプラの秋          清塚信也

       交響曲第3番 運命 第1楽章  ベートーヴェン

       チャルメン           清塚信也編(モンティ=ビゼー) チャルダッシュ+カルメン

       Smooth criminal     マイケル・ジャクソン

             Forever man             エリック・クラプトン

       agitato!                    清塚信也

       ガーシュイン・メドレー   清塚信也編

 

             この連弾が凄いことになっております。

       清塚信也の曲は意外な程情緒的で優しいメロデーで残念ながら想い出せないのであります。

       しかし運命第1楽章以下の彼の編曲による各曲はピアノ連弾難曲と思われ、

       圧倒 パワフル 劇弾  言葉が見当たりません  やってくれました

           2CELLOSがスムース・クリミナルで登場した時を思い出しました。 

         それにしても、紀尾井ホールの3階でうちわ振ってる女子数人いました。

  

           という訳で、youtubeから彼らの連弾を見つけ、エリック・クラプトンの原曲を拾った訳です。

      


映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』

2014年10月26日 | 観た&聴いた

映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』9月27日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国公開!

  マルタ・アルゲリッチ 1941年6月5日 アルゼンチン ブエノスアイレスに外交官の娘として生まれる。

  幼児時代に始めたピアノレッスンは、たちまち才能を周囲に認められ、当時の大統領は

  父親の任地をウイーンに任命したという。

 

  少女時代からプロのピアニストとして演奏旅行を続け、その葛藤もあってプライベートの生活は

  常人から遠いものだった・・・・

 

  このドキュメンタリー映画は彼女の三女 ステファニー・アルゲリッチ が制作したものです。

 

  美貌と才能に恵まれた若きピアニスト アルゲリッチ 気難しい・奔放しかし魅力もMAX。

  22歳の時 指揮者・作曲家のロバート・チェンと結婚、長女リダが生まれるが離別。

  1965年 ショパン・コンクール優勝  ピアニストとして一挙に頂点へ。

  1969年 シャルル・デュトワ 指揮者 と結婚 二女が生まれるも離婚。

  その後 ピアニストのスティーヴ・コヴァセヴィッチとの間にステファニー・アルゲリッチが生まれる。

 

      3人の娘をなすが子育ては演奏旅行の合間と相手とのしがらみで変則。

 

   

   三女ステファニーはプロの映像作家に成長。母 アルゲリッチのドキユメント映画を制作する。

   それがこの映画。沢山のプライベートの写真や映像があって、娘ならではのお宝映像が

   編集されていく・・・・しかし有り過ぎて苦労したという。

   演奏の場面、その前後の苛立ち、素顔の日常・・・・母親と娘達の愛情と葛藤・・・・・

 

       若き日と72歳の今は美しさは違う。  波打つ黒髪も白くなった!

       しかしピアノを弾くアルゲリッチの迫力は落ちない。深い・・・・

 

 


グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 

2014年10月19日 | 観た&聴いた

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 本予告

   監督 オリヴィエ・ダアン

  ニコール・キッドマン  ティム・ロス  フランク・ランジェラ

 

  ハリウッドの大女優グレース・ケリーはモナコ公妃となり6年を過ぎ2児の母になった時、

  密かにヒッチコックが訪れて映画への出演を打診する。

     グレース・ケリーはヒッチ・コック監督の映画に主演して数々の名作をものにしていた。

     心は揺れた・・・・モナコ国の公妃のなった立場でそれは可能なのか?

     公妃としてのリーダーシップは弱く、思うように意見は通らなかった。

     所詮 元女優・・・・好奇心の対象にはなっても、尊敬される公妃には遠かった。

  モナコをフランス領に飲み込うとド・ゴール大統領の圧力は強まるばかり・・・・・

  映画出演は諦め、彼女は愛する夫レニー大公・子供達のため、モナコ公国を護る事に賭ける。

  言葉・マナー・政治の勉強と猛烈に努力して一歩も引かない存在へと変身していく。

     オナシス  マリア・カラス  ド・ゴール  ヒッチ・コック 当時の世界のセレブが登場

     日本からは遠い当時の国際事情を垣間見られます。   さてグレースの反撃は

 

  私の青春時代こそ映画は最強のエンターティメントであり、愛される芸術でもありました。

  その頃 好きな女優はヘップバーンか?エリザベス・ティラー?と話題になっても、

  グレース・ケリーは上品で美貌の女優としての存在だったように思います。

 

  この映画では彼女に扮したニコールキッドマンの素晴らしいヴィジュアルと演技が

  あまりに圧倒的で大満足でした。

 

      モナコには3時間ほど滞在したことがあります。ツアーで寄ったのですが

      丘から観た港や散策した小路や王宮の記憶は鮮明です。

      山から地中海に雪崩込むような地形とつづら折りの道路。

 

      その想い出もあって公開が待たれたのでした。  


映画『ジャージー・ボーイズ』

2014年10月03日 | 観た&聴いた

映画『ジャージー・ボーイズ』日本オリジナル予告【HD】 2014年9月27日公開

小林信彦の「本音を申せば」(週刊文春連載)を読んでいたら、(今年)あえて一本と言ったら、イーストウッド監督の

「ジャージー・ボーイズ」だろうか。これはすばらしい。泣かせる。ミュージカルだからといって近づかないと

損をする。(人生を描くミュージカル)というべきだろう。     とありました。    観ました。

  タイトルのジャージー・ボーイズとはロックンロールグループ「フォーシーズンズ」メンバーが

  ニュージャージー州 出身だったから。

  1960年代、一世を風靡したロックグループの4人組 「フォーシーズンズ」の成り立ちから始まる。

  当時(リードヴォーカルの)フランキー・ヴァリは床屋の見習い。が既に客のマフィアのボスからは

  眼にかけられていた美声の持ち主。兄貴分のトミー・デヴィートやニック・マッシがコソ泥を

  やらかしながらも、バンドの結成を考えて居てヴァリは歌では抜群の実力からメンバーに

  なり、その世界での活躍に野心を燃やしていた。やがてもう一人作曲も出来るボブ・ゴーディオが

  参入する。          そして「シェーリー」の大ヒット

  業界の姿     メンバーの夫々の思惑    金銭を巡る深刻なトラブル

  ヒットしながらもばらばらな苦悩に囚われる4人と家族。  ヒット曲と演奏舞台が広がる。

 

     ブロードウエイで初演2005年のミュージカル。       今もヒット中。

     それをイーストウッドが映画化      これは でしょ

     だってステージがいい   人間関係が絡んでいても判り易い   懐かしさが溢れている

 

          シェリー   歌える人 手あげて

  


グスターボ・ドゥダメル指揮 ウィーンフィルハーモニー ♪

2014年09月29日 | 観た&聴いた

          

     ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2014 東京公演 最終9月27日

     私は友人とサントリーホールの2階席に居りました。  頑張った S席

            きっと最後だから・・・・

     双眼鏡 放せませんでした!    圧巻の演奏そして新鮮で明晰な指揮

     団員は若々しく男女ともに美形揃い・・・・愉しめました

     

            私なんぞの言葉なんて・・・・要らない・・・・・とにかく素晴らしかった 

             

     プログラム

             リムスキー= コルサコフ:ロシアの復活祭序曲 op.36

                       ムソルグスキー(リムスキー コルサコフ版):はげ山の一夜

                        休憩

                 リムスキー=コルサコフ:シェラザードop.35

                           1.海とシンドバットの船

             2.カランダール王子の物語

             3.若い王子と王女

             4.バグダッドの祭ー海ー船は青銅の騎士のある岩で難破ー終曲

 

                ※ アンコール   J.シュトラウスⅡ:エジプト行進曲※

             これは初めて聴きました。途中で団員が楽器抱えたままボォーカルします。

             あれあれ!  と嬉しいおまけでした。

 

 

 


  ボクらの時代 8月24日

2014年08月24日 | 観た&聴いた

 

      

    

    

    

         今朝のフジTV「ボクらの時代」  蜷川幸雄・小栗旬・綾野剛

       近日公開予定の映画 「ルパン三世」 があっての鼎談。

    なにしろ、「ルパン三世」が小栗旬で「五右衛門」が綾野剛ですから・・・・・

         3人愉しそうに本音語らっていましたよ。

 

    この番組は日曜日の朝7時からで、おまけに再放送なし!

    でも少し遅れますがyou tubeで観られる時もあります。

    


映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』

2014年07月13日 | 観た&聴いた

映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』7.11公開   

 

 制作・総指揮・音楽     デヴィッド・ギャレット

 監督・脚本          バーナード・ローズ

 俳優  アンドレア・デク ジョエリー・リチャドソン ヘルムート・バーガー クリスチャン・マッケイ

 

     ニコロ・パガニーニ(伊) 1782.10.27~1840.5.27 は幼少の時からヴァイオリンの演奏で

     驚異の天才児であった。   映画が最初のシーンでヴァイオリンの響きと共に彼の生涯に

     繋がろうであろう暗示で始まる。 パガニーニの音楽才能は独自の作曲と超絶技巧の演奏で

     世を驚かすが、それ以上に奔放な実生活は、悪魔の所業と言われ非難されるヴァイオリニスト

     でもあった。  しかし、 彼の才能を見出し、世に出さそうとするマネージャーが登場する。

     女・賭博・薬物・金銭感覚・わがまま・・・・マネージャーは悪魔的猛獣を追従し支配しながら

     パガニーニの超絶ヴァイオリニスト振りを大衆にまで認めさせていく。

     ロンドン公演で、それは起った・・・・・そのエピソードがこの映画の大部分・・・・・

 

         全編をつらぬくヴァイオリンの音響    最初の音から最後の音まで 

              そしてパフォーマンスに身震いします 

 

    蛇足    制作・総指揮そして演奏 デヴィッド・ギャレットあっての映画。

           美形のヴァイオリニストでアルマーニやグッチのモデルもやったそう・・・・

           ロック・ポップス・R&B クロスオーバーのクラシックヴァイオリニスト。

           それがこの映画での演奏に一層のワイルド&デモニシュを注入。

 

            「ラ・カンパネラ」には パガニーニによる とあってリストの名があるので

            よく判らないままリストの作曲をパガニーニ風に演奏なのかと

            感違えしておりましたが、これはパガニーニ作曲のヴァイオリン協奏曲第2の

            第3楽章にあるのだそうです。   私 ホンマに学ナシであります。


            更に検索したら、主題はパガニーニからだが、心酔したリストが「私は

            ピアニストのパガニーニになる!」と言ってあのピアノ曲「ラ・カンパネラ」を

            完成したのだそうです。・・・・だから・・・やはりパガニーニによるリスト作曲

                  なんだって・・・・・なーるほど  しかし凄かったよ演奏 


Art Gallery 呼友館 にて

2014年06月16日 | 観た&聴いた

  川越にArt Gallery 呼友館という素晴らしい蔵づくりの美術館があります。

                http://koyoukan.blogspot.jp/

          

     「五百住乙人・栗原一郎・木田詩子 展 ー世代を超えてー」

  私は幼い時からの木田詩子さんを知っていて、彫刻家になられてからは

  作品が展示されていれば観に行っております。

      知り合いというより 1フアン として・・・・

  今回は余りにも有名な洋画家お二人の作品とコラボした空間にそれは有りました。

                                        

             花を植えるように

           星を見上げるように

          大地をふみしめるように

                刻む

              ただ刻む

        想い遥か雲を紡いでゆく

        静寂な杜の息遣いのなかで

                             

    生きとし、いけるすべてのものに祝福をこめてー

                                

      (木田詩子の略歴のはじめに記してありました)

    館長にお許しを得て、今まで観ていなかった作品をいくつか撮らせて頂きました。

      代表作の何点かは以前このブログに入れましたので・・・・

                Utako Worldはフンタスティック!

          

                 水の底に眠る書ー楯ー

          

   

                      生々流転

        

      

                     呼友館前の木田詩子氏

 

 

 

 

 

 


映画『神宮希林 わたしの神様』

2014年05月10日 | 観た&聴いた

映画『神宮希林 わたしの神様』予告編

  これは東海TVのドキュメント番組を映画にしたものらしいです。

  昨年秋の伊勢神宮の遷宮はTVで夜の闇の中を粛々と遷り賜える 御霊 を

  眺めました。   それは白衣の神官に護られ白い帳の中に秘されて移動されました。

 

  この映画は遷宮をレポートする樹樹希林のプライベートも追っています。

       かなりの割合で・・・・   そこも興味があった訳です。

         十分すぎる程 拝見させていただきました。

 

  最初の場面は、渋谷の静かなお屋敷町の小路を自宅に向かうところから。

  やがておうちに着いて室内に入ってから・・・・・観た甲斐があった場面が展開いたします。

         凄い!   断捨離  の空間!  高度な美意識!

   彼女は大抵 黒と白 あるときはグレーの衣装でした。とてもよく似合って居りました。

 

   伊勢神宮の遷宮以前・以後    周りの風物   丁寧にカメラが追ひます。

   木材の切り出しで木曽へも行き、伊勢の神宮のお山にも登ってこれから先は

   このお山のひのきをお社を建てるのに使うべく計画で育てているということでした。

 

   遷宮には沢山の準備があって、老若男女が関わっておりました。

       カメラがそれを眺める彼女を追います。

          時に希林の家族との関わり具合も。そして神仏に向ける姿勢も。

 

   観られて好かった!!  殊に思いがけず観られた私宅の襖絵・・・・・(板戸?)

   私 以前TVの美術番組で、女流日本画家が寺院の襖絵を制作しているのを観ました。

   そこには 黒い蓮池 が広がっておりました。  これを寺院のなかで観たい!!!

   思って叶わぬまま今日まできましたが、希林さんの家で観たわけです。その1枚を。

 

         ご縁って在りますのね・・・・・


リヴァー・フェニックス主演作『ダーク・ブラッド』

2014年05月08日 | 観た&聴いた

リヴァー・フェニックス主演作『ダーク・ブラッド』特別映像(本編)

   昨日 渋谷の映画館でこの映画を観ました。

     監督 ジョルジュ・シュルイツアー

ボーイ  リバー・フェニックス    バフィ  ジュデイ・ディビス    ハリー   ジョナサン・ブライス

この映画のことは何も知りませんでした。リバー・フェニックスが若くして急逝こと

それも映画の撮影途中にとだけ記憶にあります。

  さてストリーはハリウッドの俳優夫婦がバカンス中、砂漠のど真ん中でエンジントラブル

  にっちもさっちも行かなくなり、真夜中に遠くに灯りを見つけて妻がたどり着きます。

  そこにはとんでもないあばら屋に若い男(ボーイ)と愛犬が住んでいました。

  そこは核実験場だったところで原住民が追いやられた土地でした。

  彼の妻は原住民の2世で女医でしたが、癌で亡くなったのでした。

  世捨て人のように暮らしていたボーイは俳優の妻バフィに惹かれて行きます。

  奔放な妻    プライドの高い夫   野性児で偏屈なボーイと忠実な犬

          砂漠に繰り広げられるカタストロフ・・・・・

 

   監督は言います。リバー・フェニックスの死で映画は完成されなかった。

   しかし彼自身も死を近くして、この映画の再生を試みた・・・・と。

   つまり、2本しか脚のない椅子にもう1本の脚を添えて

   どうにか座れるようにしたのが、この映画だと・・・・・