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後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

映画『火花』

2017年11月29日 | 観た&聴いた

映画『火花』予告

 

  原作 又吉直樹   監督・脚本 板尾創路

 菅田将暉  桐谷健太  木村文乃

 

 芥川賞をとった又吉直樹の原作は読みましたが、いまいち理解できませんでした。

 お笑い芸人の世界についていけなかったのかも知れません。

 でも映画化でキャスティングを見たら、やはり観たくなった訳で・・・・・

 観たら思った以上の存在感に圧倒されました。

 お話は意外と地味なんですよ。  全編通してお笑いの世界でてっぺんを目指しながら

 叶わなかった二人の芸人師弟の10年間のお話なんです。

 印象的な場面は井之頭公園でドラムを抱えたパフォマーの前で大雷雨に

 降られながら踊り狂うシーン。   ステキでした!

 出演者は主役の2人を始め皆適役で、監督がこの世界の住人からでしょうかね。

 人をわらわかしながら、お笑い芸人の大勢は厳しい現実の生活で苦闘の姿です。

     つくづく業の姿です

 お笑い芸人に挫折した菅田は、不動産やに勤め、桐谷はその世界からは抜けず

 二人は10年前に出会った熱海の花火を観に電車に乗ったのでした。

 

    (うろ覚えの原作の場面が甦って、あぁこういう事だったのね)

 

 私にとってブレークした漫才の2人をTVの画面で観るのは司会者としてです。

 機智に富んだとっさのやりとりで繋いでいく力が発揮できるからでしょうが、

 昔は漫才のふたりは、どこまでも漫才のふたりでしたね。

    時々 映画俳優 になったりしますが・・・・


 おまけ  菅田の漫才コンビの名が「スパークス」

      これ小説のタイトル「火花」にリンクしてたのね~

      「火花」を「花火」と間違えそうになった私でした。

      出だしが熱海の花火大会でしたから・・・・

      今頃になって気が付きました。

      


千葉 勝山海岸と保田小学校

2017年11月16日 | 観た&聴いた

 

 主人の弟が千葉の鋸南町に住んでいまして、体調が心配だったので

 他の弟・従妹たちと見舞いに出かけました。

 「新宿バスタ」から後期高齢者4人で何とか行ってまいりました。

 宿は民宿おしのや 目の前が海です。

 今時はnet検索で見当が付きますが、本当に2階の部屋の窓からこの風景。

 

 

   高速バスは終点 館山 の1つ手前 「冨楽里」で降りました。

   出迎えた主人の次弟は元気そうでした・・・・なにより・・・・!

   夕飯は皆で 宿 おしのや で頂き、歓談しましたが、みんな耳が遠いのには辟易 

   でも、それなりに現在を確認しあって喜び合いました 

 

 

   翌11月15日には姪のMさんが車で「保田小学校」を案内。 

   児童減少のため廃校になった跡を再生した処ですが道の駅もかね、宿泊施設にもなっていて

   広々とした校庭は車のパーキングでした。

 

 

   そこで我々は土地の名産をお土産に買い求めたのでした。

   海沿いをドライヴしたのですが、温暖で素敵な土地でしたね~

   私は秘かに 「水仙まつり」12月下旬~1月 にもう一度友人と訪ねるつもりに

   なっておりました。 石巻生まれの私は海の風景が大好きなんです

 

 


ジャコメッティ展 国立新美術館

2017年09月04日 | 観た&聴いた








ジャコメッティ展の最終日の今日、思い切って出掛けました。
思いがけない程涼しく、小雨もパラっと来て混雑せず眺められました。
ようやく自分時間を取り戻せた様でホッとしました。
ジャコメッティって抽象と具象のはざまで呼んでくれますよね〜

やっぱり好きだなぁ〜〜 小さい像欲しいなぁ〜

スケッチも沢山有りました。彫刻家のスケッチは目線を感じます。

最後にお土産を求めて帰りましたが、ジャコリントウは黒胡椒味噌カリントウ

 上野不忍池の蓮

2017年08月08日 | 観た&聴いた

 

    大都会 東京の上野にある不忍池。一番の見頃はハスの花が咲くこの季節です。

    上野には友人が住まいしているので、ハス情報を下さいます。

    主人の喪中の真っただ中でしたが、夢中で観に行きました。  朝早くに・・・・

         今年の蓮は元気で盛り上がるように咲いておりました。

 

 

      

      

 

   弁天堂の近くで休んでいると沢山の雀たちが遊んでくれます

 

 

  FACE BOOKにupしましたら、貴重なご教示を戴きました。

  実は私は色々な仏像が蓮のうてな(台)に或るものは立たれ或るものは座されているみ像を

  観る度にいったい誰がどの時代にこの発想を得られてお乗せしたのかと思って居りました。

  なんと似つかわしいみ仏の台(うてな)なんでしょうね・・・・・・

              

               ご紹介頂いた新書は早速amazonに発注いたしました。


「三大ピアノ協奏曲の饗宴」 東京フィルハーモニー交響楽団

2017年03月08日 | 観た&聴いた

2017年3月5日 オーチャードホール

  ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」 ベートーヴェン

      ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23       チャイコフスキー

  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調  作品18   ラフマニノフ

   ピアノ 清水和音

   指揮  梅田俊明

   管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

 

 旅行や外出がだんだん難儀になってきて、コンサートも夜の外出はきつくなり、

 最後は何を何処に聴きに行こうかと思案しておりました折から、この

 コンサートを知りました。ホールは渋谷の文化村にあり、公演は午後2時から。

 すぐにnetでチケットを取りました。席はそこそこ好かった!

 1階の中央だったので、ピアニストの姿と腕はよく見えましたが、

 指揮者はピアノに隠れて殆ど見えません。全体を観ようと思ったら2階の前方かな?

 最後なのにそんな事を考えて周りを見ると、中高年の男性が多かった!

 日曜日の午後だったせいでしょうか?

   クラシックを聴くようになったのは、ここ10年ほどでもっぱらポップス好き

   でした。今の住いは西立川で駅が目の前なので、夜のコンサートに行くのが

   楽になったせいもあり、心境の変化もあっての事でした。

   自分の人生の中でクラシックに親しむ時間に恵まれた事はシアワセでした。

 

 さて、クラシックを聴いての感想を書く能力はございません・・・・

  「よかった!」  としか・・・・

 ピアニスト清水和音のやりきった!という表情は快いものでした。

 1番拍手の激しかったのはチャイコフスキーの曲でした。

 確かに曲の華麗さダイナミックさ物語性。人を酔わせて止みませんでした。

 しかし最後にラフマニノフを聴いたら、この世を離れる時には一番最後まで

 残るのは聴覚だとか・・・・その時にこの曲が流れていたら・・・・

 贅沢な連想をしながら聴いていた私でした。

  


第15回NAU21世紀美術連立展より

2017年02月16日 | 観た&聴いた

新国立美術館で開催中の美術展に行って参りました。

昨年のNAU奨励賞受賞作家展メンバー個展のブースが有って
木田詩子さんの作品が展示されて有りました。

今日は出席されると聞いて友人と出掛けお会い出来ました。
久し振りに積る話で盛り上がり楽しいひと時でした。
この冬のイタリア旅行の話や制作のご苦労やら作家生活の諸々。

次世代の
才能溢れる彫刻家木田詩子さんの健闘を祈って

 

 

 

 

 

      

         思索性の高い清潔な神秘のエロスを愛します

 

    


【1/7公開】シネマ歌舞伎『阿古屋』予告編

2017年01月14日 | 観た&聴いた

【1/7公開】シネマ歌舞伎『阿古屋』予告編

  昨日昭島MOVIXでシネマ歌舞伎 阿古屋 を観ました。

  シネマ歌舞伎はよく拝見しております。

  しかし今回はダントツに観客が多く上映回数も多いようです。

  歌舞伎座に出かけられない人や敷居が高いと感じる人には十分に楽しめる映画仕立てです。

  しかも良い場面はクローズアップされていて役者や衣装が楽しめます。

  2月3月4月と演目がこれまた素晴らしいのが上映されます。乞う ご期待

         http://ameblo.jp/y72-fav/entry-12075419113.html

         「上は歌舞伎ときどきほかのこと」というブログです。

   阿古屋のあらすじを教えてくれます。ご覧になる前に目を通されると楽しさ倍増です。


    映画 「怒り」

2016年10月05日 | 観た&聴いた

「怒り」予告

  監督  李相日

  音楽  坂本龍一 

  原作  吉田修一

  出演  妻夫木聡 ・ 綾野剛 ・ 渡辺謙 ・ 宮崎あおい ・松山ケンイチ

      広瀬すず ・ 森山未来

 

  一年前八王子市で起きた残忍な夫婦殺し。 TVでは公開捜査番組が放映され、交番には

  犯人「山神一也」の写真が張り出されていた。

 

  東京では妻夫木聡・綾野剛のゲイ・カップル

  千葉では渡辺健・宮崎あおいの父・娘とバイト青年松山ケンイチ

  沖縄では森山未来と広瀬すずが小さな孤島で出会っていた

 

  3組のエピソードが錯綜して展開する。 軸になる「山神一也」の存在。

  ひょっとしておまえが、あんたが「山神一也」・・・・・・・ 

 

  ストリーは複雑な人間関係を編み込みながら進むのに、混乱はさせない。

  その映画力と全編を流れる坂本龍一の音楽と、もう一つ・・・・・

  この映画には字幕が附いています。日本語で会話だけでなく効果音にも。

      あやしいでしょ

  

  人は人をどれだけ信じられますか?   例え愛したとしても・・・・

  信じて得たもの。 信じて失ったもの。 

      答えは一つではありません

      映画が問いかけます。あなたならどんな選択が出来ますか?

 

  この映画TVで一回も番宣らしい場面を見ませんでした。

  それなのに、凄いキャストとスタッフ   あやしいでしょ

 

  興味があったら、検索おすすめです!  観れなくても価値ありです。

     世界がターゲット 私だって2016年日本映画BEST 1 

 

 

      

  

 

  


 オータムクラシック in モントリオール

2016年10月02日 | 観た&聴いた

   

  昨日からモントリオールのフィギュアの試合での羽生結弦関連ブログを

  追っかけておりました。久しぶりのパフォーマンス 

  プログラムは無論ですが、衣装も未公開が続きました。

 

  まずはショートは1位でした。

  コスチュームが白だったので氷上では、なんだかなぁ

 

  今朝  これ見て 納得 

  プリンスの曲だったので  この衣装   

 

  注 これは「羽生結弦選手応援ブログ~kosomo70」    から

    フィギュアスケート関連ブログで常に堂々1位のブログです。

     起きて1番目に開く「私の目覚ましブログ」です

 

 


映画『ハドソン川の奇跡』

2016年10月01日 | 観た&聴いた

映画『ハドソン川の奇跡』特別映像(関係者が語る奇跡)【HD】2016年9月24日公開

 監督 クリント・イーストウッド

 主演 トム・ハンクス

  

   未だ記憶に新しいNY ハドソン川に不時着陸し、乗客155名が全員無事だった事件。

   不時着陸ならぬ 不時着水。 世界中がこの素晴らしい奇跡に感動しました。

 

   しかし、まもなく私は新聞の片隅に査問にかけられて苦境にたたされると見た。

       はぁ   どうして・・・・・

   

   クリント・イーストウッドが監督で映画化しました。主演トム・ハンクス。

   クリント・イーストウッドが監督した映画は何本か観ました。

   どれも奇をてらわず、人間を真正面から描いた 王道を行く感動の映画

 

     映像も素晴らしく、この奇跡をもたらした経緯を余すところなく追う。

     トム・ハンクス   機長本人になっていました