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後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

映画 「ヒア アフター」 

2011年03月10日 | 観た&聴いた

映画『ヒア アフター』予告編

制作総指揮  スティーブン・スピルバーグ

監督・制作・音楽 クリント・イーストウッド

出演 マッド・デーモン (サンフランシスコに住む霊能者)

    セシル・ドー・フランス(パリで活躍する有名女性ジャーナリスト)

    ジョージ&フランキー マクライン(ロンドンに住む双子の兄弟、母親は重度の薬中毒者)

 3組のストリーが巧みに交差しながら、進んでいきます。少しの混乱もなく。

 ※パリのTV等で活躍する女性は東南アジアのリゾートでバカンスを楽しみ、

出発間際に津波に呑まれます。殆ど死にかけますが奇跡的に助かります。 

パリに戻り、第一線に復帰しますが、何か違ってしまう。その位置から外され、本を執筆することに。

 ※ロンドンの双子の兄弟は母親がヤク中で劣悪な環境で育っていますが、

活発な兄は内気な弟をリードしながらケナゲに生きています。がある時、兄は車に撥ねられ死んでしまいます。

母親は収容され、弟は養子に。しかしそこの家族にも馴染めません。母親を恋い、

なにより兄の指導を心待ちして自立に至らないのです。

 ※サンフランシスコに住む男は、有名な霊能者でしたが、その能力に苦悩し、

別な仕事に付きますが、ともすればその霊能力を頼りにされてしまいます。

何とか逃れたいとディッケンズ フアンの彼はロンドンのブック・フェアに出かけ、

そこで3人が出会うのです。・・・・さて・・・・ヒア アフターって来世と訳されていました。

  見終わって涙が止まりませんでした。幸い悲しみのそれではなく。 

今更ながらクリント・イーストウッドはいいですネ~。

スピルバーグが彼に白羽の矢を立てたのもご尤も(生意気な感想ですみません

         私にとって良く分かる映画なもんで。

 


月の街 山の街 イ・チョルファン 草剛 訳

2011年02月13日 | 観た&聴いた

韓国の360万部の大ベストセラー”月の街 山の街”を smap 草剛が

翻訳した本です。月の街 山の街は、貧しい人々が住む山の斜面に密集した

住宅街。あぁ そう言えば韓流ドラマでも、よく登場しました。

キツイ坂を登って、狭い道にヒロインの家があったりしました。

大抵は、貧しい人たちの話です。

大抵は、苦しい人たちの話です。

大抵は、弱い人が会った、貧しくも美しく強い人の話しです。

29編の短編小説。

草が,好きになってず~っと勉強してきた 韓国とハングル。

こういう形になったことはスバラシイ うれしく 一気に読みました。

大人のメルヘンかな?

 


映画「毎日かあさん」

2011年02月06日 | 観た&聴いた

映画「毎日かあさん」(11年2月5日公開)PV

公開第1日目に観ました!

こんなに気合入れて「観たい!」と思った映画はそうありません。

キャスト  小泉今日子・永瀬正敏・矢部光祐・小西舞優・正司照枝

       古田新太・大森南朋・田畑智子

監督    小林聖太郎

原作    西原理恵子

      漫画家 西原理恵子の家族は息子と娘と母親。

      夫で父親である元戦場カメラマン 鴨志田 はアルコールで肝臓と

      アル中の病気を抱えた困った とうさん。時々家から居なくなる。

      漫画家 西原は人気作家。ようやく貧乏を脱出したものの、家族を

      抱えて眠る間なく奮闘する毎日。子供達はこのどう仕様も無い父親を

      慕って止まない。カメラは西原家の内外の生活を追いながら、時々

      過去にフラッシュバック。西原と鴨志田のなれそめから結婚に至った

      シーンを挟んで進む。鴨志田は小説家を目指すが行き詰まったまま・・・・

      酒を飲んでは血を吐き、暴れまくる。西原は離婚しかないと結論。

      離婚届を書かせる。

      これらのエピソードは殆どがこの家族にあったことなのでしょう。

      愛しあい慕いあっても、崩壊しかない家族がある。

      元気に明るく怒鳴ってブッテ西原の奮闘する姿がスクーリンいっぱい。

      子供達のトボけた一途な行動が、なんと可愛くせつないことか・・・・

      鴨志田の苦しくも、とっ調子のない発想と生き様。

      見守るしかない周りの人達。・・・・善意しかなくて・・・・

最強の配役でした。小泉今日子の西原・永瀬正敏の鴨志田が

観たくて行きました。

その他の俳優も期待以上にピッタリでした。

演技なんだか地なんだかと思わせるほど。

俳優の力もありましょうが、監督のリード力が作った世界に

心地よく浸りました。

 

海の風景・川の流れがしばしば現れます。

それはそれは美しくて癒されました。

私 水の表情が好きなんです。と気づかされました。

     


トリックアート美術館  ②

2011年02月01日 | 観た&聴いた

この口に手を入れてみると・・・・・・・・・・

この絵のオジサンを指で測っていた男の子がいました。

思わず、真似してしまいました。坊やの発想 イタダキ 

ここでは写真やビデオを撮りながら眺める事を勧めております。

なるほど・・・・ここに入れてみて実感致しました。・・・・ネッ


『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』 DVDにて

2011年01月28日 | 観た&聴いた

『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』2月6日公開◆シネマート新宿

出演 チョ・インソン (王の親衛隊長・王の男)

    ソン・ジヒョ (高麗末期の王)

    シム・ジホ (王妃 (元の王女)

    イム・ジュファン (親衛隊員の一人)

監督 ユ・ハ

時代は高麗時代の末期。元(中国)は属国にしようとしている。

王が寵愛するのは、部下の男子ばかり。隊長ホンニムを殊に深く愛している。

「元の王女」を娶るが、世継ぎは出来ない。そこを更に付け入られて苦悩する。

そこで思案の末、愛するホンニムの子であれば・・・・と自分の身代わりに。

濃密に物語は進む。sexシーンが沢山挿入されていて、R指定じゃないの~と

思いつつ観ました。なるべく上品にと撮られてはおりましたが・・・・・

まぁ ご両人の裸はきれいでしたよ。王朝ものらしく雰囲気にも工夫が

凝らされて豪華絢爛。王もホンニムも武道に優れ、琴も絵画も共に

楽しむ男子二人は絵になります。

丁寧に心理描写を追って、華麗な行動を映して行きます。

ロマンは悲劇の色を深め、壮絶なラストへ。

見応え有りました。 エンターテーメント

   但しsexシーン・アレルギーの方にはオススメ出来ません。

   韓国ドラマ・映画に詳しい知人に聞きました。去年の2月に封切りされていましたのね。

   全然、知りませんでした。


武士の家計簿 映画

2011年01月03日 | 観た&聴いた

武士の家計簿 映画予告編

昨年暮に観ました。

内容は動画が全てを見せてくれますので、割愛。

切った張ったのない時代劇。下級武士の家庭内財政事情を見せてくれました。

堺雅人の主人公。姿の表現力さすが!

「算盤玉の音」が快いバックグラウンド・サウンズでした。

「イヤです。・・・と申したら如何なさいますか?」・・・・妻

「ゆるせ・・・・」・・・・夫

このセリフ、気に入りました。(二つは続けて発しられたのでは無かったと思いますが。)

妻のセリフ、いつかお借りしましょう。


青柳晋&伊藤恵 2Pianos 浜離宮朝日ホール

2010年12月19日 | 観た&聴いた

赤坂からミッドタウンを経て、最後に浜離宮朝日ホールに着きました。

今年最後に選んだ コンサート。二人ともお気に入りの青柳晋さんの演奏です。

第1部  W.A.Mozart

           2台ピアノのためのソナタ 

第2部  L.v.ベートーヴェン/ F.リスト編曲

      交響曲第9番 {2台ピアノ版}

何とも華麗な超絶テクニックでした。青柳晋はリストにこだわるピアニストで有名です。

聴く方も息を詰めて、固まって居りました。ブラボー ホッ~

 


エリック ルイス NirvanaのSmells Like Teen Spirit

2010年12月05日 | 観た&聴いた

エリック ルイス NirvanaのSmells Like Teen Spirit

先刻、いやたった今TV朝日「題名のない音楽会」で見た・聴いたばかりです。

いいですね~!オバマ大統領センスいいねェ。(彼のフアン)ジャズとロックをコラボしたピアノ。

彼は言いました。惹かれたメロディを自分なりに取り込んで自分の世界にして行く。・・・・と

私の意訳?座らないのは大地のエネルギーを踏ん張って取り込むから・・・・と

腕に巻いてるのは、オシャレで・・・と。これをイカス!と言わないでナントスル


フジ子・ヘミングを聴きました

2010年12月02日 | 観た&聴いた

Ingrid Fuzjko Hemming - Beethoven Piano Sonata No.17 The Tempest 3 Allegretto

とうとうフジ子・ヘミングのピアノ・ソロ・リサイタルを聴きました。

11月28日 東京芸術劇場劇場  ようやくチケットが取れました。

         ーProgramme-

F.シューベルト       即興曲 作品90 第3番

                 楽興の時 作品94番

F.ショパン          夜想曲 第20番 「遺作」

                 12の練習曲 作品25 第11番 「木枯らし」

                 12の練習曲 作品10 第3番 「別れの曲」

                 ピアノ・ソナタ 第2番 作品35 「葬送」

         ※      ※      ※

J.Sバッハ           パルティータ第1番  BWV.825より

        「前奏曲」「アルマンド」、「クーラント」、「サラバンド」、「メヌエット1&Ⅱ」、「ジーグ」

                 カンタータ BWV.147より「主よ、人の望みの喜びよ」

F.リスト      「3つの演奏会用練習曲」作品144より第3番「ため息」

           パガニーニ大練習曲 第6番 「主題と変奏」

           パガニーニ大練習曲 第3番 「ラ・カンパネラ」

    ラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」

    ベートーベン 「テンペスト」

  胸がいっぱいになりました。評論家のような言葉が一つも思い浮かばずクヤシイです。

  アンコール曲のテンペスト第3楽章。いつまでも耳に残って居りました。(You Tubeで見つけた時感激

  正直な感想・・・・フジ子・ヘミングは「ピアノの森のもののけ姫」・・・・

       You Tubeで見るをクリックしてください