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後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

映画『ツナグ』

2012年10月27日 | 観た&聴いた

映画『ツナグ』予告

原作 辻村深月     脚本・監督 平川雄一朗

キャスト 松坂桃李・樹木希林  佐藤隆太・桐谷美鈴 遠藤憲一・八千草薫 橋本愛・大野いと

ストリー (俳優名で)  高校生 桃李は、幼時両親を亡くし、祖母 希林と暮らしている。

彼は、実は”ツナグ”という役目を祖母 希林から受け継いでいて見習い中なのだった。

”ツナグ”は亡くなった人と生きている人を唯一度だけ会わせる事が出来た。

  ※中年の町工場経営者の遠藤は、亡き母親 八千草薫 と会いたかった。

    死に至る病名を告げられなかった事に疑問と後悔を持ち続けていたから。

  ※桃李の高校の生徒の 愛といと は、親友同士。しかし演劇の主役をめぐって

    仲たがい。いとが交通事故死したことに 愛 は自分が死に至らしめたと思う。

  ※佐藤隆太は街角で出会った美鈴と愛し合い、結婚を申し込むが

    美鈴は友人に遇う旅に出かけたまま、音信を絶つ。そして7年が経った。

    彼は美鈴の死を信じることを恐れるが、会って確かめたくもあった。

ツナグ役の桃李は、懸命にツナグことに取り組む。

死者と会った現世の人間は、どんな反応だったのか・・・・(それを書くのは反則でしょ

ツナグ の仕事は、どうやら家系らしい。両親の無残な死の訳も知っていく。

    さて、私が気に入った場面は、希林が作る食事を桃李と食べるシーン。

    美味しそうで、家庭料理なんだけど おしゃれ。

    桃李は高校生役にぴったりでした。希林の服装がとても気になりました。

    トーク番組でも彼女のオリジナル性の高い服装を見入ってしまいます。

    真似は出来ませんし、したくはありませんが・・・・・

    反射的に 黒柳徹子さん を思い浮かべてしまう私です。

    二賢女ながら真逆の服装の趣味だし、いささかながら対人感覚も。

        (そういえば希林さんは「徹子の部屋」に出たことあるかしら?)

    ブログに書くんだから、こんな感想もアリよね。

蛇足

    観終わって、自分だったら誰に会いたいか考えてみました。

    気になる人が一人。   しかし会ったら自分が傷つくのが怖い。ヤメ 

    15歳で亡くなった四国犬の Bやん。夢に出て来たけど可愛かった。

    夢と知りながら、会話をしました。   あの子がいいな・・・・・

              犬はダメ?


映画『あなたへ』

2012年09月16日 | 観た&聴いた

映画『あなたへ』

監督 降旗康男     主演 高倉健

出演 田中裕子・ビートたけし・草剛・佐藤浩市・余貴美子・綾瀬はるか・三浦雄大・大滝秀治

キャストをみると、脇役で主演クラスがぞろりと並んでいました。

一種のロード・ムービーです。お終いがドラマチックに締めくくられるのは、

かなり昔に観た「黄色いハンカチ」をふと思い出しました。

富山で刑務所の指導技官をやっている高倉(俳優名でいきます)は、亡くなった妻

からの遺言で2通の絵手紙を受け取ります。・・・故郷の平戸の海に散骨してください・・・

彼は辞表を出して旅にでます。辞表は返されて 休暇 を取るようにいわれ、

自分で手作りの木製の椅子・テーブルのセットを積んだ車で出発します。

富山から平戸まで1200kmの旅。奥飛騨高山・京都・瀬戸内・北九州・門司・平戸。

その先々で出会った人々。たけしは辞めた中学教師と名乗り山頭火の話をする。

雨の京都の駐車場で、車がエンコして困っている草を同乗させたことから、

「いかめし」の店頭販売を手伝う羽目に。「いかめしや」のもう一人が佐藤。

ふと漏らす言葉の端々に、事情ある人生と暗示する。

漸くたどり着いた 平戸の港 。台風に降り込められ、散骨の手配に手こずる羽目に。

港町には古いドラマが今に繋がって来るのでした。

 

日本の風景が山も街も海も、いささか古びた懐かしい風を送ってくれる。

人情も若者・中年・老人夫々違ってはいても、健さんにふさわしく取り巻く。

後日のインタヴューで、どの俳優も、高倉健の独特の存在感を語っていた。

そして、高倉健もまた、大滝秀治の俳優としての佇まいに感激したと言っていた。

     それが感じられる気持ちのいい映画だった。

チョットひねったエピソードが入って映画ならではの面白さも十分だった。

観終わって、何でだかクリント・イーストウッドを思い浮かべてしまった。

        二人とも、老いても後姿が美しい。


映画「最強のふたり」

2012年09月04日 | 観た&聴いた

映画「最強のふたり」予告編

初めから最後までわくわく・しみじみ時にうるうる。

月曜日の1:25pmからの上映なのに、満席!

大富豪で教養豊かな貴族のフィリップ。ただし首から下は、パラグライダーの

事故で麻痺。介護に雇われたのは意外にも黒人の大男 ドリス。

スラム育ちの移民でしかも前科がある。思うままに自分流で振る舞う。

それが気難しいフィリップの気持ちにヒットするんですね~。コレガ・・・・

この妙味。パズルの合いそうにない一片がぴったり嵌っていく快感

たくさんのエピソードが、そうやって続く。    説明がかったるい・・・

実話だという。  happy end 映画の醍醐味は味わうより他ありません。

詩を書き、クラシックを楽しみ、現代絵画のコレクターでもあるフィリップが

無知なドリスの正直な反応に、かすかに皮肉と本音の微笑を浮かべる。

    二人とも最強の演技でした。 


「石巻市立湊小学校避難所」  ドキュメンタリー映画

2012年08月25日 | 観た&聴いた

2011年3月11日大津波が石巻を襲ってから、家や家族を失った人々は

どう生きたのだろうか?4月に入って間もなく、カメラでその姿をその声を

10月11日までの6カ月追い続け、映画にまとめて公開となりました。

石巻市旧市街は、太平洋に臨むのが、北上川を挟んで東側が湊地区、

西側が南浜町地区。この映画は湊市立小学校に避難した人々を取材しています。

主に 多目的教室ときらめき教室 に、ごったに暮らした

何組かの家族やボランティアの人達。   隠しようもない姿。

不思議なほど笑い声が聞こえ、元気な話の応酬が続くのです。

全国からの支援物資も身辺に溢れて居りました。

   しかしアッと言う間に失ったものは、あまりに大きかった。

   だから泣くことさえ自分に許されないのかも・・・・。

80年の歴史を重ねた理髪店の御主人。

濁流にめちゃめちゃにされた店の復活をめざす。

仲瀬の造船所は跡形もない。石巻は漁業と共に造船の町だった。

仲良しになったおばちゃん達。みんなが家族のように暮らす。

そして学校がなくなった子供達。その中の何人かをカメラが追う。

 話を聞く。   皆 本音を言うしかない。

私 石巻出身として、誇らしかった!  石巻人ってグチらない。愚痴れないのかも・・・・・

そして生き方 潔い!  品が良い!  来てしまったものは仕方がない!と責めない。

福島の原発の近くに住んでいて、自主避難で石巻市に来て

避難所でボランテァをなさって居られた女性の言葉には殊に感銘を受けました。

      人間の美しさが凛としてました。

  新宿 K's cinema  03 3352-2471  8月18日~9月14日  10:00am~  のみ

  小型のシアターでしたが、満員。    残したい映像でした。

                  私はこの取材が始まった頃、石巻に入りました。

                  この湊地区は母の実家が在りましたから、車で廻ってもらいました。

                  一軒の家の庭に見事な しだれ桜 が満開でした。

                  しかし、樹木の中ほどまで瓦礫に埋もれておりました。


「それぞれのリアリズム」展 木田詩子作品

2012年08月18日 | 観た&聴いた

8月18日川越の”呼友館”というギャラリーで三人展「それぞれのリアリズム」の中で

彫刻を展示中の 木田詩子さん を囲んでの鑑賞会が開かれました。

木田さんを幼少の時から知っていましたので、日彫展や日展に出品の際には

拝見しておりました。とてもユニークなファンタスティックなテラコッタの質感にぴったりな

愛すべき彫像を造られていて、魅力ある作家に成長されていました。

今回は本人を囲んで、制作の動機や気持ちの在り方等を聴きながら鑑賞いたしました。

     銀の道を行く

     水の底に降りたアリアー詠唱ー

     水の底に眠る書

     雲の棲む家

  蔵がギャラリーに生まれ変わったのでした。

  心地よい空間・・・・・

ギャラリーの真向かいに料亭 いも膳 があって、皆で昼食の膳を囲みました。

蝉の声もしげき格調高いお座敷で、お話も盛り上がって若き女流彫刻家を

励ます会となりました。   真夏の一日の集いでした。


"Live2012 Hello,Goodbye" 井上陽水

2012年07月14日 | 観た&聴いた

  これは何でしょう?

陽水のLiveの終り近く、彼が放ったピックが私の膝に着地しました。

 7月13日19:00~東京国際フォーラムで井上陽水のライブがありました。

ダメ元で発注したチケットが届いてみると、1階2列23番。niceな席。

最初に陽水の美声に気がついたのはTV.CMで流れた歌声でした。

やがて個性溢れた作詞とメロディに驚きながら惹かれていきました。

この夜は東京国際フォーラムAホール満席!40歳代の男性多かった。

よく聴いた曲が次々と演奏され、トークタイムに入るや、陽水world全開。

とりとめないというか、間が有り過ぎというか、展開が見えないというか、

Free Tolkの見本のような陽水節。で何時しか曲に繋がっていくのです

不思議な味わい・・・マッコリのシャンパン割り(試したことはありませんが)

さて歌は名曲揃い。朗々とのびやかな美声は衰えることなく2時間半続きました。

圧巻はこのLiveのタイトルにもなった ビートルズのHello,Goodbye。

彼はトークのなかで、育った家庭の事、中学時代にビートルズに夢中になり

それがミュージシャンへと繋がったあたりを語りました。

     思いがけない”おまけ”がありました。

     終盤近く、一人の女性がトコトコと舞台に登場。

     お洒落な普段着で「井上です。」 石川セリ  一緒に1曲唄いました。

         綺麗でしたね~。素敵でしたね~。まさかの2ショットを観られるとは!

        陽水も変わらないままで、孫が・・・といってピンと来ませんでした。

さて彼の曲をいっぱい聴きましたが、私にとってのno.1はリバーサイドホテル。

どきどきする曲ですね。陽水のゆるやかに踊る姿も見ました。楽しい時間有難う

      実は7月11日World Order Live(須藤元気)でこのホールに来ました。

      チケットの事情とはいえ、盆と正月が一緒に来ました。

 


『ただ君だけ』 韓国映画

2012年07月08日 | 観た&聴いた

『ただ君だけ』キャラクター映像 日本語字幕

ソ・ジソブ  チョル・ミン

ハン・ヒョジュ  ジョンハア

頭の先からしっぽまで 純愛 がぎっしり詰まった映画です。

ソ・ジソブ扮するチョルミンは孤児院育ち。ボクシングでは有望選手だったが

ある日から姿を消した。ジョンハア(ハン・ヒョジュ)は盲目だが、明るく前向きに

自活している。二人が出会うのがソ・ジソブが仕事している駐車場の管理室。

彼は昼は水の配達、夜は駐車場で働いている無口な冴えない男。

実は訳ありな過去がありました。杖をついて、その狭い部屋を訪れた彼女は

以前からその管理室でオジサンとTVを見ていたのでした。

画面は見えなくても、音声を聴きながらオジサンと会話を楽しんでいたのでした。

盲目の彼女と暗い30歳の男のふれあいが繊細に描かれていきます。

ソ・ジソブの演技、雰囲気溢れてとってもいいです。とフアンな私は

フアン目線全開でした。「春のワルツ」以来ハン・ヒョジュはドラマに映画と

引っ張りだこですが、素直な演技で応えていました。・・・・好い感じ・・・・

二人は一緒に住み、ゴールデンリトリバーも加わって貧しいながら

幸せでしたが、ある日彼女が盲目になり、両親を亡くした事故に自分が

絡んでいることを知ることになります。

ボクシングで再び自分を立て直そうとしていた彼ですが、彼女の眼を

手術で治そうと決心し、闇の世界でお金を作る事に・・・・。

ソ・ジソブの映画でもドラマでも彼のバイオレンス場面が出てきます。

実にキレのある格闘シーンで、苦手な私もしっかり観ます。

    それが彼の優しさを際立たせるのですから仕方ありません。

本を読んでも映画を観ても、このブログは雑談モードなので、

ソ・ジソブの髪型が今までで一番好かったとか、ボロ衣裳がお似合い

だったとか、笑うと超かわいいとかが、偽らざる感想です。

    だって今まで演じたなかでセレブとかインテリ役は似合わない。

    医者なんて妙にお洒落な服着せられてカワイソだった!

           と、言っておきましょう。


『わが母の記』 映画

2012年05月20日 | 観た&聴いた

『わが母の記』予告編

監督 原田眞人

俳優 役所浩司(伊上洪作)・樹木希林(母)・宮崎あおい(娘 琴子)

原作 井上靖 (わが母の記~花の下・月の光・雪の面~)

    初めに雨の降りしきる道で幼い息子は母と妹たちと別れることになる。

    母と息子の関係の原点。息子は母に捨てられたと感じたまま成長する。

伊豆 湯ヶ島の作家伊上の生家では、父は高齢で重篤な床にあり、母や妹達が集まっている。

この場面は小津作品を彷彿させる日本映画の古典的風景。

湯ヶ島の渓流・わさび田・山奥の景色がふんだんに映し出される。

やがて父は亡くなり、母の言動・行動に違和感が出始める。壊れていく・・・・

伊豆の家で母と一緒に暮らしていた妹夫婦にも、手に負えない時が来始める。

母は息子・洪作の家や軽井沢の別荘に引き取られるが、何処でも

騒動を起こし続ける。   行動は千変万化。常人は付いていけない。

色々な事件を起こし、周囲は大いに振り回される。

  世田谷の井上邸が撮影に使えたということで、さすが重厚な昭和の文豪邸。

  昭和の趣味の良いお邸を味わえます。それに作家の家庭の事情も。

孫・琴子(宮崎あおい)は写真家志望だが、ユニークな子で父には距離を

とりながらも祖母を気遣って面倒をみる。

樹木の認知症の演技が素晴らしく、シナリオあっての事かと思いながら

鬼気迫る迫力に圧倒されるのでした。私としては認知症そのものにも・・・・

心底では自分を捨てたと思っている母へのわだかまりを捨てられない洪作。

しかしある時、些細な母のしぐさから母の自分への気持ちを知る事になる。

     昭和の風情溢れる場面の連続でした。

モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリ受賞作品。

きめ細かい正統派の美しい映画でした。昭和が遠くなりつつありました。


『ポテチ』 映画

2012年05月13日 | 観た&聴いた

『ポテチ』予告編

原作 伊坂幸太郎

監督・脚本 中村義洋      音楽・斎藤和義

俳優 濱田岳・木村文乃・大森南朋・石田えり

この映画のあらすじを書くのは反則でしょう。楽しく観る人のためには書いちゃいけません。

主人公 濱田岳は空き巣ドロ。彼女木村文乃と一緒に空き巣に入っては仕事する。

先輩格に大森南朋がいて、これがクールな男だけれど、濱田の相談には乗ってやっている。

濱田岳は頭でっかちで小柄で冴えない風貌なのに、表現者としての才能は素晴らしい!

先日、私はフアン宣言しましたけれど、温度はますます上がっています。

彼はプロ野球選手のフアンで、誕生日が同じで甲子園で活躍したが現在は控えの選手に

えらく肩入れしている。・・・・以上・・・・

原作の伊坂作品には、いくつもの伏線が仕込まれています。

それが魅力でありますが、映画になるとしっかり観ていないと無駄に流れてしまう。

DVDになってからもう1度観ると、本当の味が分かるかもしれません。

このところ、伊坂原作・中村監督の作品には欠かせない濱田岳は今回は主役。

素晴らしい味です。主人公は彼以外考えられない存在感。

このミステリーの何とも言えない不思議な温か味は濱田岳あってかなぁ?

       鶴瓶のトーク番組に濱田が出演しました。

彼は9歳からスカウトされて俳優になっていたのですね。

そして高校生の時、金八先生に出演、学業か仕事の選択を迫られる。

迷ったけれど、親にも相談したけれど、自分で選びなさいと言われ、

高校を中退して仕事を続けることにした。「勉強は、その気になれば何時でも出来る。

しかしこの仕事は今しか出来ない。」

彼のユニークな持ち味は、持って生まれた素質とご両親の育て方にあると感じました。

きっと子供を信じ、未来を邪魔しない、親の欲を重ねないという大きな思い

あってでしょうか?真似出来ることではありません。

番組では、モデルの美女が妻で、赤ちゃんも生まれたことや、そのなれそめを

トークしていました。濱田岳は”人に恵まれる運”を持っていると。

人に接する時、自然と発する ハーモニー技?

むしろ 対人リズム感覚 が抜群。天性のものでしょうが・・・・観ていて心地よい。

半ズボンのプリント柄のスーツに、プリントのシャツを下に着ていました。

禁断のプリント オン プリント。彼の体形や雰囲気によく合っていました。

                    

「愛される人間」「納得いく悪党」両方兼ねている主人公。

68分の短めの映画。スターが揃わない映画。仙台が現場の映画。善かったよ!

    監督自ら出演の場面があります。


映画「テルマエ・ロマエ」

2012年05月07日 | 観た&聴いた

5月5日12:40~を観ようと行ったら満席。6日改めてWebで予約して出かけました。

この日もほぼ満席!このブレークぶりはどうした事でも始まって直ぐ納得しました。

超面白いんです。マンガが原作なので、皆さん先刻ご承知だったのでしょうか?

原作 ヤマザキ マリ (マンガ)

監督  武内英樹

出演 古代ローマ人  阿部寛・市村正親・北村一輝・宍戸開

    現代平たい顔族 笹野高史・竹内力・キムラ緑子   上戸彩

テルマエは古代ローマの浴場。その設計技師 阿部ちゃんはローマ王市村正親から

市民の愛する大浴場を更にバージョンアップするよう命じられる。

こんなに沢山の男性裸体が登場する映画初めて観ました。

悩みながら入浴中、排水孔から吸い込まれてタイムスリップ。

着いたところが平たい顔族のジイサマ連中がのんびり入浴中の銭湯。

壁には 富士山の絵。カランや風呂桶も珍しく、衣裳籠も便利と映る。

気のいい下町のジイサン達の介抱で飲んだフルーツ牛乳。うまい!

  というわけでローマに戻った彼は斬新なアイデアで大いに称賛される。

次には個人の風呂・王さまの癒しのスパなど色々手がけるも、そのたびに

水中で吸い込まれて現代の日本へ出現する。その時にはオペラの歌が

朗々と流れるのがイイネ~。効果抜群

実はタイムスリップの度に出会わすのが、上戸彩(漫画家志望の女子)。

彼女は不思議なローマ人を理解しようとラテン語を猛勉強。早くも話せるようになる。

新宿のスパで体験するウオシュレットの快感の表情・・・・・・・・

 というわけで、何度もタイムスリップ。やがて逆に上戸がローマへ。

ローマの政情も絡んでテンポよく話は進む。退屈しませんね~。

  日本の俳優 ローマ人 になりきって全然違和感なし。

  それにしても阿部ちゃん 日本人離れ の顔も身体もリッパ

  裸も筋肉自然体のきれいさで背面全裸 世界に誇れますぞ。

  上戸彩もあまり色気がないのが良いです。

裸だらけなのに、劣情が撒かれないのはとっても好い感じです。

風呂文化 再確認 。癒しの最高アイテム。

    スーパー銭湯も温泉もいいね~。   好きです。