この週末は再び三重県の鳥羽へ行きました。しかも今回は泊まりです。いわゆる家族旅行ってやつです。
もともとの発案は僕でした。オネッチはもう六年生、そろそろみんな揃って出掛けることは減る一方だと思います。イモッチも含め一度くらいは飛行機を経験させてやりたいと思っていたので、北海道か沖縄あたりを考えていました。噂の旭山動物園や富良野は僕自身も見たいと思っていました。
ところがオネッチに反対されました。『メーテルと一緒じゃなきゃイヤだ!』。ペット同伴だと、いろいろなことで制約が生じます。大型犬ではなおのことです。飛行機なんて乗れません。そういうことをしつこくオネッチに説明したのですが、言い出したら聞きません。この性格はママッチ譲りなのでしょうか?
と言うことで、ペットと泊まれる宿を探したところ、ありました。その名も『わんわんパラダイスホテル』。普通同伴可と言っても預かりの部屋があったり、ケージに入れるのが一般的なのですが、ここのホテルは部屋の中では放し飼い状態。犬用のプールもあったりでオネッチはすっかり気に入ってしまいました。全国に何店かありますが、候補に挙がったのは、伊豆・高山・鳥羽でした。一番最寄の高山にしようと思ったのですが、家族部屋は既に満室でした。伊豆は一泊ではさすがに遠いので(時間的には東京よりもかかります)、先々週訪れた鳥羽に決めました。オネッチ的にはメーテルと一緒なら何処でもよかったみたいです。
ところがと言うか、やっぱりと言うか、またかと言うか、前日オネッチは熱を出しました。本番に弱いのです。いよいよとなると必ず体調を崩します。これもまたママッチ譲りのようです。まあそれでも何とか熱も下がり、結局昼前の出発になってしまいました。
中古とはいえ3列シート。こういうシチュエーションではフルに威力を発揮しました。前列の助手席を荷物置き場にして僕は運転に専念(当たり前か)。2列目はママッチとイモッチ。イモッチは最近ママッチの隣にしか座ってくれません。3列目は片側の座席を外してメーテルとオネッチ。さらに荷物も積めました。やはり楽ですね。
一日目のお昼は親が松阪牛の牛丼、娘たちは海鮮親子丼のようなものでオネッチがサーモン、イモッチがイクラ、それぞれの好物を分け合って食べました。二日間を通じて意外だったのがイモッチが伊勢うどんを気に入って食べたことです。普段はうどんを殆ど食べないイモッチですが、伊勢うどんは気に入ったようです。伊勢うどんを簡単に説明しますと、かなりのふと麺で一番の特徴は「だし」の代わりに濃い「たまり醤油」につけて食べることです。濃い味派のイモッチにはフィットしたのかも知れません。ちゅるちゅると醤油を周りにいっぱい飛び散らかしながら食べてくれました。
多少迷いながらもホテルには無事着きました。駐車場の車のナンバーを見てビックリ。愛知県からの車は2,3割程度で残りは全て関西方面からです。滋賀・奈良は勿論のこと京都・大阪・なんば・和泉・神戸。鳥羽市のある三重県は愛知県と隣接していまして、地理的には中部地方に属していますが、言葉は関西弁に近く、文化的には関西圏みたいです。
ホテルに入ってチェックインをしましたが、ロビーには溢れんばかりの犬がいました。犬の種類はオネッチに聞かないとよくわかりませんが、柴犬らしいのが一匹いましたが、殆どが洋犬でした。踏み潰しそうな小型犬から僕でも乗れそうな大型まで多種多様です。それを見るだけでも動物好きのオネッチにはたまらないようです。
偵察がてら周りを少し散歩してから、少し離れた場所にドッグランという犬の遊び場があるので、車で移動しました。夕方だったせいか誰もいなく、貸切状態で遊べました。アジリティという、バーを飛び越えたり、輪をくぐったりする遊具が置いてありました。この設備のオネッチの楽しみの一つでした。きっと我が犬がさっそうと障害物をクリアして行くところをイメージしていたと思うのですが、メーテルにしてみれば初めて見るものばかりです。どうしていいのかもわからないようでした。斜面の昇り降りは何とか出来たものの、バーを跳んだり、輪をくぐったりは出来ませんでした。見かねたイモッチが替わりにやってくれました(ん?)。
結局、投げたボールを取ってくるいつもの遊びを楽しみました。いっぱい遊んでお疲れのメーテル。でも明日体験する人(犬)生最大の災難のことは知るべきもなかったようです。
夜のご馳走は、鳥羽一郎(「兄弟船」知ってますか?)の鳥羽ですから海鮮料理と、有名な松阪牛。子供用も美味しそうでしたがイモッチには合わなかったのか、仕方なくごはんばかり食べていました。ふりかけを忘れたのが失敗でした。ペットホテルだけに、食事中も犬たちは傍らにいます。一緒にフードをもらって食べている犬もいました。中にはキャンキャン吼えている犬もいましたが、特にトラブルもなかったので、一般の施設でも、もう少し規制を緩くしてもいいのかなぁと思いました。
食後はふれあいサロンというスペースがあり、要はああだこうだとペット論議に花を咲かそうという集まりの場の様です。我が家では「ざあますサロン」というネーミングになりましたが、ママッチとオネッチが参加して来て、それなりに楽しんで来たようです。午後10時前にはみんな床につきました。灯りや音があるとイモッチは寝てくれないので、まだ寝れない僕はロビーに行って缶ビール片手にケータイでブログ拝見や、今回の記事の作成をしていました。
<つづく>
もともとの発案は僕でした。オネッチはもう六年生、そろそろみんな揃って出掛けることは減る一方だと思います。イモッチも含め一度くらいは飛行機を経験させてやりたいと思っていたので、北海道か沖縄あたりを考えていました。噂の旭山動物園や富良野は僕自身も見たいと思っていました。
ところがオネッチに反対されました。『メーテルと一緒じゃなきゃイヤだ!』。ペット同伴だと、いろいろなことで制約が生じます。大型犬ではなおのことです。飛行機なんて乗れません。そういうことをしつこくオネッチに説明したのですが、言い出したら聞きません。この性格はママッチ譲りなのでしょうか?
と言うことで、ペットと泊まれる宿を探したところ、ありました。その名も『わんわんパラダイスホテル』。普通同伴可と言っても預かりの部屋があったり、ケージに入れるのが一般的なのですが、ここのホテルは部屋の中では放し飼い状態。犬用のプールもあったりでオネッチはすっかり気に入ってしまいました。全国に何店かありますが、候補に挙がったのは、伊豆・高山・鳥羽でした。一番最寄の高山にしようと思ったのですが、家族部屋は既に満室でした。伊豆は一泊ではさすがに遠いので(時間的には東京よりもかかります)、先々週訪れた鳥羽に決めました。オネッチ的にはメーテルと一緒なら何処でもよかったみたいです。
ところがと言うか、やっぱりと言うか、またかと言うか、前日オネッチは熱を出しました。本番に弱いのです。いよいよとなると必ず体調を崩します。これもまたママッチ譲りのようです。まあそれでも何とか熱も下がり、結局昼前の出発になってしまいました。
中古とはいえ3列シート。こういうシチュエーションではフルに威力を発揮しました。前列の助手席を荷物置き場にして僕は運転に専念(当たり前か)。2列目はママッチとイモッチ。イモッチは最近ママッチの隣にしか座ってくれません。3列目は片側の座席を外してメーテルとオネッチ。さらに荷物も積めました。やはり楽ですね。
一日目のお昼は親が松阪牛の牛丼、娘たちは海鮮親子丼のようなものでオネッチがサーモン、イモッチがイクラ、それぞれの好物を分け合って食べました。二日間を通じて意外だったのがイモッチが伊勢うどんを気に入って食べたことです。普段はうどんを殆ど食べないイモッチですが、伊勢うどんは気に入ったようです。伊勢うどんを簡単に説明しますと、かなりのふと麺で一番の特徴は「だし」の代わりに濃い「たまり醤油」につけて食べることです。濃い味派のイモッチにはフィットしたのかも知れません。ちゅるちゅると醤油を周りにいっぱい飛び散らかしながら食べてくれました。
多少迷いながらもホテルには無事着きました。駐車場の車のナンバーを見てビックリ。愛知県からの車は2,3割程度で残りは全て関西方面からです。滋賀・奈良は勿論のこと京都・大阪・なんば・和泉・神戸。鳥羽市のある三重県は愛知県と隣接していまして、地理的には中部地方に属していますが、言葉は関西弁に近く、文化的には関西圏みたいです。
ホテルに入ってチェックインをしましたが、ロビーには溢れんばかりの犬がいました。犬の種類はオネッチに聞かないとよくわかりませんが、柴犬らしいのが一匹いましたが、殆どが洋犬でした。踏み潰しそうな小型犬から僕でも乗れそうな大型まで多種多様です。それを見るだけでも動物好きのオネッチにはたまらないようです。
偵察がてら周りを少し散歩してから、少し離れた場所にドッグランという犬の遊び場があるので、車で移動しました。夕方だったせいか誰もいなく、貸切状態で遊べました。アジリティという、バーを飛び越えたり、輪をくぐったりする遊具が置いてありました。この設備のオネッチの楽しみの一つでした。きっと我が犬がさっそうと障害物をクリアして行くところをイメージしていたと思うのですが、メーテルにしてみれば初めて見るものばかりです。どうしていいのかもわからないようでした。斜面の昇り降りは何とか出来たものの、バーを跳んだり、輪をくぐったりは出来ませんでした。見かねたイモッチが替わりにやってくれました(ん?)。
結局、投げたボールを取ってくるいつもの遊びを楽しみました。いっぱい遊んでお疲れのメーテル。でも明日体験する人(犬)生最大の災難のことは知るべきもなかったようです。
夜のご馳走は、鳥羽一郎(「兄弟船」知ってますか?)の鳥羽ですから海鮮料理と、有名な松阪牛。子供用も美味しそうでしたがイモッチには合わなかったのか、仕方なくごはんばかり食べていました。ふりかけを忘れたのが失敗でした。ペットホテルだけに、食事中も犬たちは傍らにいます。一緒にフードをもらって食べている犬もいました。中にはキャンキャン吼えている犬もいましたが、特にトラブルもなかったので、一般の施設でも、もう少し規制を緩くしてもいいのかなぁと思いました。
食後はふれあいサロンというスペースがあり、要はああだこうだとペット論議に花を咲かそうという集まりの場の様です。我が家では「ざあますサロン」というネーミングになりましたが、ママッチとオネッチが参加して来て、それなりに楽しんで来たようです。午後10時前にはみんな床につきました。灯りや音があるとイモッチは寝てくれないので、まだ寝れない僕はロビーに行って缶ビール片手にケータイでブログ拝見や、今回の記事の作成をしていました。
<つづく>
イモッチちゃんが輪くぐりしている写真に爆笑!
いいですねー、この雰囲気
あとの記事の感想もついでにここへ書いてしまいますが、メーテルちゃんは災難と言うかなんというか
犬も最初から泳げる訳ではないのですね。知りませんでした。
ママッチさんが 「汗で傷むし、いつも身につけられる訳じゃないから真珠はいらない」 とおっしゃったの、よーくわかって笑えました。
お嬢様方が成人した暁には、これまでの労いとしてとびきりの真珠をプレゼントしてあげてくださいね
ところで・・・三重県って、愛知県人にとっては 「東海三県」 の仲間ですよね?
でも夫に言わせると、近畿2府5県のうちの一つなのだそうです。
でもそれも最近は 「2府4県」 と言われるらしく、三重県が近畿地方には属さないことをしぶしぶ認めていますが、関西人にとっても三重県は仲間のようで…三重県って人気者?
三重県は長島あたりでも言葉は名古屋弁ではなく関西弁です。でも赤福餅は名古屋ではよく見かけますが、大阪では見ませんよね。何か不思議です。