3/20 さみしい気持ち

今日はオネッチの卒業式でした。僕は仕事の為出席できませんでしたが、イモッチを知り合いの方に頼んでママッチが参加してくれました。

式の様子はわかりませんが、式後みんなで写真撮影に勤しんだようです。担任の先生の涙にもらい泣きする女子もいたそうですが、オネッチはそこまでには至らなかったそうです。

田舎ですからクラス全員地域の中学校へ進学です。そんなこともあって穏やかな卒業式だったようです。


ただ穏やかで無かった人が一人いました。イモッチです。晩御飯の最中に突然、大泣きしたそうです。最初は理由がわからなかったそうです。昨日ＴＶアニメの「結界師」が無かったことではなく、筆談とかで問い質（ただ）したところオネッチの卒業が悲しいようです。

いろいろ説明しても泣き止まず、無理に止めずにしばらく泣かせたそうです。そして「それは『さみしい』気持ちだよ」とママッチが教えたそうです。しばらく引きずるかも知れませんが、一つの壁かも知れません。

朝一緒に通学したり、時々特殊学級に遊びに来てくれたオネッチの存在は、親が思っている以上に、イモッチにはとても大きく、頼り甲斐のあるものだったようです。表出がないのでなかなかわかり難いのですが、今更ながら同じ学校へ通えたことが姉妹お互いにとってプラスだったと確信しました。

今日21日は祝日で学校はお休みだったようですが、木金の二日間　オネッチのいない小学校へイモッチ行くことが出来るでしょうか。オネッチに偽装出校を一応頼んでみたのですが、ハッキリ嫌だと断られました。その意見は尊重しようと思います。


※卒業式のあった20日は、地下鉄サリン事件のあった日でちょうど12年になりましたが、風化されつつあるのでしょうか？報道の小ささが気になりました。


同じく20日の夜ＮＨＫで放送されていた『この子たちを世の光に』を途中からでしたが見ました。見入ってしまいました。支援する人もされる人もみんな輝いていました。企業の歯車として長時間働いている僕の人生って、何か薄っぺらくて貧しいなぁ。

『この子たちを世の光に』

この奥の深い言葉を噛み締めたいと思います。再放送を希望します。