9/27 無欲の歓び

先週の土曜日はイモッチの運動会でした。

前日まで天気は悪かったのですが、この日は快晴。しかも例年ほど暑くなく、秋らしく過ごし易い一日でした。

ただ、校長先生が替わったせいか今年からまた大音響になってしまいました。


今年のイモッチの出番は「親子で綱引き」、「踊り（ソーラン系）」、「リレー」でした。



「親子で綱引き」は勿論ママッチとの参加です。僕がしゃしゃり出るとイモッチに怒られるので、聞くまでもなくビデオ係です。イモッチ遠目から見ても綱に触っている程度でしたが、チームは何故か勝ってしまいました。マジカルパワーでも使ったのでしょうか。



「踊り」は今回の目玉です。今までなら練習用にビデオを用意してもらって、家でも憶えて臨んでいたのですが、今年は学校での練習だけでマスターした様で、どんな曲でどんな振りなのか、家族は誰も知りませんでした。

そして時間となり、イモッチさっそうと登場です。





みんなでお揃いの大きな赤いＴシャツに黒いハチマキ姿。ハチマキなんて本当は嫌だと思うのですが、大好きな踊りの為ということが分かっているので、取る気配すらありませんでした。

そして始まった踊り。鳴子を手に、みんなと一緒に踊っています。ごくごく自然に溶け込んで。

やがて横一列になり観客席の方に近付いて来ました。笑っています。誰よりも嬉しそうに、誰よりも踊りを楽しみながら。

僕の位置取りが悪く、ビデオ撮りに苦労しましたが、途中から何かどうでもよくなってしまい、ただただイモッチの踊りを観ていました。イモッチの輝きに心奪われてしまいました。

「勝った　負けた」とか、「上手　下手」とか、いろんな接し方がある運動会ですが、「楽しんで参加する」だけが目標の我が家は、ひょっとしたら幸せの一等賞だったかも知れません。




「リレー」ではお友達に迷惑かけないか心配でしたが、３０ｍくらいの短い距離だけで参加させてもらいました。先生にも付き添ってもらい、何とかバトンをつなげました。追いかけっこなど真面目に走ればもっと早く走れるのですが、全然そんな気なしです。でもいいのです。楽しく参加出来ました。

ただ、さすがに５年生にもなると早い子は早いです（当たり前か）。いろいろな趣向を凝らした競技もありますが、やはり単純な徒競走が実は一番おもしろかったです。


いよいよ来年は小学校最後の運動会です。また来年も楽しんで参加できたらいいなぁと思います。