慌ただしく登校していった。

月曜日の朝は、学校に持っていく荷物がいつもより多い。

給食当番用のエプロン、三角巾、マスクを入れた袋。
コップ、ハブラシを入れた袋。

いつもと同じなのは、
水筒2本（お茶とスポーツドリンク各1本）
連絡ファイル
宿題ファイル
日記ファイル
給食セット（お箸など）
筆箱
体操服セット

登校する直前に、カバンに詰め込むおさる。

まあ用意ができたら、8時前でも出ていきそうなので、ギリギリに水筒を渡すんだけど。

今日は、家を出ようとする直前に、健康観察表に記入していないことを思い出した。

「連絡ファイルを出してよ。」

体温（ちゃんとはかれていないかも）、就寝時間・起床時間、朝食をとったかなどを記入。
お待たせと言って渡すと、バタバタと出ていった。

ふと、椅子の下を見ると、筆箱が落ちている。

慌てて玄関を出て、「筆箱を忘れているよ！」と言うと戻ってきた。
手渡すと、出ていった。

が！
しばらくして、戻ってきたおさる。

どうしたの？
「日記を忘れた。」

筆箱を入れるときに気が付いたのかな？

自分の部屋に入ったかと思うと、すぐに出てき、家を出ようとする。
あったの？

「あった。」
もう忘れ物はないだろうね。

帰ってこないから、無いんだろう。
それにしても慌ただしい朝だったな。