ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2018年12月20日 信楽最高峰の山でタヌキと絶景に出会う?!

2018-12-23 16:27:44 | 人数限定登山
東登山口から登り始めます。









猿飛岩。一人ずつエイヤッとを持ち上げてみました(笑)








ササが茂る急坂を、「ふくらはぎがパンパンになる~!」と言いながら登っていきます。








やがて山頂に到着。信楽ならではの、でっかいタヌキの置物がお出迎え。








延命くぐり岩をくぐってみました。








狭い!でも全員くぐることができたので、100歳まで生きられるかも?!








稜線を進み、雨乞岩に着いたとたん、「わー!すごーい!」「絶景!」という声があがりました。
雨乞いの岩ですが、今日は雨を降らさないでね、とお祈りしておきました。








もうすぐクリスマス。可愛いデザインのドーナツを食べました。食べ終わるや否や、雨が降り出しました。
さすが雨乞岩!頼んでないのに、ご利益ありすぎです。








レインウェアを着こみ、ササをかき分けて山頂に戻りました。








東登山道と同じく、西登山道も急坂が続きます。滑らないよう注意しながら下山しました。





タヌキや絶景に会いたくなったら(?)メッセージください。





                      

10月期の予定です。





















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2018年12月19日 奈良市の知られざる展望の山へ、自然・歴史探訪ハイク!

2018-12-21 00:02:11 | らくらく山歩の会
奈良公園という観光地のすぐそばに、原生林があると知っている人は少ないかもしれません。

春日山原生林は、神聖な場所として保護され、原始性を保ってきたため、特別天然記念物に
指定されています。








まずは高円山をめざして登り始めます。途中にシナアブラギリの群落があります。実から油を
採取するため持ち込まれました。油は耐水性、防虫効果があって、油紙などに使われたそうです。
残念ながら、油には毒性があり、食用にはできません。









大文字山火床に着きました。山の正式名称は高円山ですが、毎年8月15日に戦没者慰霊の供養と
して火がくべられるので、大文字山と呼ばれることも。








「大」の字は、京都の大文字よりも大きいとか。大の字の交差地点で「大」を表現(笑)
標高は低いけれど、絶景です。








樹林帯をしばらく行くと、三角点があります。展望は無し。








かつて高円山ホテルがあった場所が最高点になります。








地獄谷石窟仏に立ち寄り、石窟仏前のベンチとテーブルで昼食をとりました。
作られたのは奈良時代とも平安時代ともいわれるのに、まだ着色が残っているのに驚きます。








柳生街道(滝坂の道)を下ります。首切り地蔵を始め、石仏がたくさん見られるコースです。








スギの巨木もあります。








朝日観音。観音と呼ばれますが、実は中央が弥勒如来で、左右は地蔵仏だそうです。








夕日観音。








三体地蔵菩薩磨崖仏。








寝仏。向かって左下に頭があり、右上が足となります。胸の前で合わせた手以外は、風化して
分かりにくくなっています。








さすが奈良公園のシカ。
「何かくれないの?」と言わんばかりの目で見上げ、逃げる様子もありません。








春日大社境内にはイチイガシの巨樹群があり、奈良市指定天然記念物となっています。








大きな図体の割に、小さくて可愛いドングリがなります。「でべそ」が目印。








ナギ(マキ科ナギ属)の木もたくさん生えていて、樹林が国の天然記念物に指定されています。
広葉樹のような葉ですが、実は針葉樹なんです。

名前が凪に通じるとして、船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋などに入れる俗習がある
とか、葉脈が縦方向だけにあるので、縦方向に引っ張っても簡単には切れないことから、夫婦
円満や縁結びのお守りとされるそうです。








最後に、ムクロジ(ムクロジ科ムクロジ属)の古木の前で記念写真。中から竹が突き破って
生えていますが、ムクロジもちゃんと生きているのが不思議。

残念ながら、サポニンを含む実や、羽根つきの羽に使われる種子は見つけられませんでした。

ムクロジの実の写真が見たい方は 今年の1月、当尾の石仏巡りをした時のブログをご覧ください。




自然と歴史を感じながらハイキングしたくなったら、メッセージください。




                      

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2018年12月16日 金剛山・坊領ルートで標高差1000メートルに挑む!

2018-12-17 23:29:58 | 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室)
森屋バス停から金剛山の標高差は約1000メートル。これを登ることができれば、日本アルプスなどの
高い山を目指す自信になります。








道の駅ちはやあかさか。楠木正成誕生の地とされ、資料館や記念碑があります。駐車場とトイレが
めっちゃきれいになっていました。








奉建塔脇の斜面にはスイセンが満開。








上赤阪城跡からは大阪平野が一望!お殿様の気分になれます(?!)








猫路山城跡。地名に猫がつくのは珍しい。城といっても、砦のような感じだったのかも。








毎度おなじみ(?)倒木がいっぱい。最近、慣れてきました(笑)








坊領山の山頂。展望はありません。








金剛山の山頂に近づくと、霜柱が目立ってきました。やはり寒いんですね。昨年の今頃、水分道を
歩いたとき
には雪景色でしたから、まだ暖かい方です。








国見城跡で記念撮影。ちゃっかり金剛山ライブカメラにも写ってきました。








下山は文殊尾根ルートで。みなさんしっかり歩いてくださいました。これでたいがいの山は大丈夫!




こんな挑戦をしてみたくなったら、メッセージください。




                      

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2018年12月12日 和歌山の龍門山には珍しいものがいっぱい

2018-12-17 22:58:58 | 人数限定登山


龍門山は蛇紋岩でできており、濡れると滑りやすいので注意が必要です。








昼頃には晴れてくるという予報だったのに、ガスまで出てきました。








稜線上の磁石岩(和歌山県指定天然記念物)で、コンパスを出して実験。それぞれに、全く違う
方向を指しているのが分かりますか?








山頂に到着!もう花はついていませんが、キイシモツケの群落(和歌山県指定天然記念物)がヤブを
形成しています。以前はハゲ山に近かったような。








季節外れのキイシモツケの花を見つけました!








明神岩の上に乗ってみました。








岩の上から紀ノ川を見下ろすと、くっきりとした虹が出現しました!こんな天気にこそ見られる現象。
雨を我慢して歩いたごほうびかな。

明神岩の近くには風穴もあり、これも、蛇紋岩の天然洞窟なので非常に珍しいのだとか。





帰りに産直市場ファーマーズマーケット やっちょん広場で、新鮮でリーズナブルな野菜や、作りたてのこんにゃくなどを買い込み、
満足して帰途についたのでした。



こんな山に登ってみたくなったら、メッセージください。




                      

10月期の予定です。





















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