昨日が夜勤明けで今日は公休、明日は一日だけ日勤で出勤してまた一日だけ公休。不規則勤務が続くと疲れもたまりやすいので、一日だけの休みの今日は、ほとんど外に出ずにいました。
先月手に入れた“BOSS FBM-1”をなかなか試せずにいたので、ドラムマシンDR-880を通してヘッドフォンで聴いてみました。
FBM-1は、Fender社が1959年に発売したアンプ“Bassman”をシミュレートしたもので、その音色はBOSSによれば「忠実に再現」したとのことです。
ツマミ類は四軸、両端は同軸二連で上手くまとめられており、オリジナルのBassmanと同じようなコントロールができるようになっています。右端のゲイン・ツマミで歪みの具合を調整でき、思った以上に気持ち良く歪みます。
DR-880側のセッティングもFBM-1向けにしてみました。
DR-880でもいくつかのアンプをシミュレートしていますが、その中から、これからFBM-1をスタジオで使うことも想定して、何処のリハーサル・スタジオでも常備している“Roland JC-120”を選択しました。最もクセの無いアンプなので、FBM-1のキャラクターも分かりやすいと思います。
ギター側は、Stratocasterのリア・ピックアップが一番良い感じでした。ジャキジャキとして、いかにもFender!という感じです。FBM-1の音色は、低音域がかなり出る感じなので、フロント側よりもリア側のピックアップの方が高音域と低音域が最もバランス良く出ていたように感じました。
実際の“Fender Bassman(Reissue)”です。FBM-1の筐体デザインは、黄土色っぽうい色合いで実物をイメージしたものになっています。
YouTubeにもBassmanのたくさんのデモ演奏がアップされていました。その中からアンプの全体像も見えやすいものを選んでみました。
Fender '59 Bassman Electric Guitar Amplifier Demo
アンプがシュミレーションできてしまうなんて。。
でも、これらのこまごました機材をお家に全部持っているのですよね。。。
すごいすごい
古い時代の優れたアンプの特徴をデジタルでシミュレーションする、という製品は、この10年くらいの間に相当な数が出てきましたが、
始めの頃は、何種類のアンプの特徴を捉えようとして、かえって本物には及ばない結果だったようですが、今回のFBM-1は、本物にかなり近づいた感じがします。
小さな機材でも数が増えると、保管場所に困りますね。それに全てを使い切っているわけでもないし...
でも、手元にあるだけでなんだか嬉しい♪という感じもします。