昨日の夕食は、東京・八王子市にある“Cafe Roju”でこの時期の恒例になっているクリスマス・メニューをいただきました。
ロースト・ビーフとグリーン・サラダ、
照明が落とされていたので上手く写りこみませんでしたが、タン・シチューとパン
それにフレンチ・トーストです。
Cafe Rojuは、犬仲間の店主さんがやっているお店で、去年のクリスマス・シーズンにもいただきましたが、数日前から仕込みをしていたという手作りのクリスマス・メニューは、どれも美味しいものばかりでした。
今年は店主さんのお母様が作られたというロースト・ビーフは、肉の旨みが詰まった感じがし、ワサビと一緒にいただくと一層その旨みが感じられました。
タン・シチューは、ひとつずつの肉が大きくカットされていますが、中まで柔らかく、フォークだけでいただけました。去年も同じものをいただきましたが、変わらない美味しさです。
フレンチ・トーストは追加で注文しましたが、程好くトーストされた厚切りのパンにバニラ・アイスと生クリームを和えて、コーヒーと一緒にいただきました。
去年に続き今年も美味しくいただけて、また来年が楽しみです。
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Cafe Rojuに行った前日、21日の夕食は、八王子でお酒を呑む前にJR立川駅南口の駅ビルに入っている“Sign”で軽くいただきました。このお店は、バスロータリーがガラス越しに見える席配置になっています。その窓越しに、ちょっと温かい、クリスマス・シーズンにふさわしい光景を見ました。
↑上の画像は、Bob Dylanの1963年のアルバム“The Freewheelin'”のジャケットですが、この画像を思い出させてくれるような光景でした。
Signの前で仲良く腕を組んで歩いているカップルでしたが、 男性が180cmくらいの長身、女性が150cm台の小柄、失礼ながら凸凹コンビです。丁度、Signの前で二人は立ち止まって、何やら嬉しそうに男性がポケットから小銭入れを取り出してその中身を覗き込み、女性も背伸びして一緒に覗き込んでいましたが、その覗き込み方がちょっと変わっていました。小銭入れを至近距離まで近づけてやっと確認できているようで、どうやら二人とも視覚障害をお持ちなようです。白杖は携帯していなかったようなので、その障害は軽いものかもしれません。何のために財布の中身を確認したのか分かりませんが、思ったとおりの金額だったのか、それ以上だったのか、二人ともとても嬉しそうな笑顔で、男性は頼もしく、女性の仕草は可愛らしく見えました。
小銭入れの中身を確認した二人はしっかり腕を組んで、改札口か、駅ビルの中へかと向かっていきました。ちょうど駅前はイルミネーションの飾り付けが華やかに施されていて、そんな演出もありましたが、正にBob Dylanとその恋人Suzu Rotoloに重なりました。見ていた方もなんだか嬉しくなるような光景で、深く印象に残っています。
そして翌22日はThe ClashのJoe Strummerの12回目の命日でしたが、Signの前の光景からこの曲を思い出しました。
私にJoe Strummerほどの才能や感性があったら、1曲書けそうなくらい絵になる光景でした。
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