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気をつけよう・新型薬物犯罪・スコポラミン

2015年09月08日 15時32分52秒 | 麻薬覚せい剤等
★ http://jp.sputniknews.com/europe/20150908/866924/drug-devils-breath-uk-zombies.html

英国で新麻薬、粉を掛けられるとゾンビになってしまう

英国で新たな麻薬が出回り始めた。「悪魔の吐息」の名で知られる麻薬に似た新型麻薬。今回のものはあまりに強力で、吸った者は文字通り全く意志を持たないゾンビになってしまう。

麻薬は南米産の植物が原料。もともとは盗みに入ったとき、または襲撃をかけるとき、他の人間を完全に自分に従わせるため、悪い人間が用い始めたのがはじまりだといわれている

そうした悪者らはこの植物の粉を襲おうと思う相手の顔に振り掛ける。すると相手はたちどころに麻痺状態になってしまうという。

この麻薬、服用すると無意識の状態は24時間以上続く。また多く服用すると死に至る危険性もある。

伝えられるところでは この麻薬、英国からすでに海を渡り、米国に上陸している

英国だけでない、今度は仏でも強盗の新たな手口が現れた。数日前、パリ警察は中国人女性2人と男性1人を20番街在住の富裕な高齢人らの家で窃盗を働いた容疑で逮捕した。

中国人女性容疑者の年齢は42歳と59歳。その手口は見知らぬ相手に近づき、何らかの混合物を相手に吹き付けた後、その人物を自宅まで送り、金や宝石を出させるというもの。この手口で一軒で10万ユーロも盗まれたケースもあった。パリ警察は中国マフィアの「トリアード」の一味の犯行と睨んでいる。この手口で数十人の高齢者が盗みにあっている。こうした一味は今年春からパリで窃盗を働いている。


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★ http://x51.org/x/03/06/1812.php

人間をゾンビに変える薬

Scopolamine.jpg【Reuters】Andrea Fernandezさんが最後に覚えているのは彼女が赤ん坊を抱いて、ボゴタ市営バスに乗っているところである。警察が彼女を発見した時、彼女はトップレスの姿で高速道路に立ち、何者かにひどく殴打された顔で独り言をつぶやいていたという。コロンビアの病院によれば、彼女もまたスコポラミンの生み出した多くの犠牲者のひとりであるという。スポコラミン、それは人を簡単にゾンビに変える栽培が容易な、泥棒、レイプ犯罪者に愛される麻薬である。「病院で目が覚めた時、私はすぐに赤ちゃんはどこ?って聞いたわ。でも誰も何も言わず、ただ私を見つめたの、、。」被害にあったFernandezさんは涙ながらに話した。警察によれば彼女の息子Diego君はおそらく幼児売買に関わるギャングに誘拐されたのだという。無色、無臭、無味と三拍子揃ったこのスコポラミンは人を簡単に従順にさせてしまう。被害者は例えば、家財強盗、銀行預金の引き出し、また女性の場合は繰り返し飲まされてギャングのレイプ人形にされたり、娼婦をさせられているケースもあるという。そしてこの種の犯罪においてとにかくやっかいなのは、例えば米国内での薬物を利用したレイプ犯罪は被害者に記憶が残るのに対し、スコポラミンの場合、被害者に一切の記憶が残らないことである、とドラッグの専門家は語る。


コロンビアにおけるスコポラミンの長く暗い歴史はスペインの征服にまで遡る。言い伝えによれば、コロンビアのインディアンは酋長が死んだ際、その奴隷や妻を静かに葬るためにその薬を利用したという。またナチスの「死の天使」と呼ばれたJosephMengeleは自白剤としてスコポラミンを用い、他にも20世紀初頭、その鎮静効果と記憶喪失の効果を期待して赤ちゃんの出産時にも利用されたという。

そして今日、スコポラミンをコロンビアで見つけるのは非常に簡単なことである。

スコポラミンの素になる"borrachero"とも"get-you-drunk(あなたを酔わせる)"とも呼ばれるその木は市の至るところにあり、子供を持つ母親は”黄色と白の花の下で眠らないように”と子供たちに教える。また花粉を吸っただけでもおかしな夢を見る事があるという。

「フェンスを高くしないといけないかな、、。あれを少しでも食べてごらんよ。あんたはきっと死ぬだろうね。」ボゴタ市植物園の生物学者GustavoMorales氏はboraccheroの種で遊ぶ子供たちに目をやりながら冗談めかして話す。

警察によれば、多少なり腕に覚えのある犯罪者なら、種から簡単にスコポラミンを生成してしまうという

また安価で純粋なスコポラミンは隣のエクアドルからも輸入されるという。事実、例えばアルカロイドは乗り物酔いやパーキンソン病治療など多方面に渡って世界中で医療目的にも利用されている。

少なくとも今現在は、スコポラミンを利用した犯罪はコロンビア内だけに留まっているようである。また何故コロンビアでのみこうした犯罪が顕著なのかも定かではない。ある分析によれば、それはアンデス山脈に位置するコロンビアという土地がたどってきた文化的背景 - 幼児誘拐、コカイン密売の世界的な温床であり、また言うまでもなく、南米の長いゲリラ戦争 - に原因があるという。

またスコポラミンを使った犯罪は多すぎるために、よほど珍奇なものでない限りは通常ニュースにも出てくることは少ない。例えば以前にはボゴタの若い女性3人が胸にスコポラミンを塗ってある男性を誘惑し、食い物にしたという事件があった。誘惑されてうっかり胸を舐め、あっさり魂を失ったその男は簡単に銀行口座の暗証番号をしゃべり、男は数日間監禁され、その間、彼女達に口座の金を使い込まれたのである。

ボゴタの米大使館はこのスコポラミン犯罪を非常に真摯に受け止め、被害の蔓延を防ぐために様々な案を出した。
中でも最も分かり易いのは「ボゴタのバー、またナイトクラブで視界の外にある酒は絶対に飲まないこと」。

しかしそれでもこの2年間で3人の米政府で働く者が同薬物による盗難被害にあっているという。またそれ以外にも時折、スコポラミンの酔いを引きずったアメリカ人被害者が助けを求めて大使館に駆け込んでくるという。また、大使館関係者は語った。

「印象的だったのは、ある薬物を投与されたアメリカ人が、ホテルのドアマンに向かって”何で私の荷物を外に持っていくんだ?”と尋ねた。するとドアマンは”だってあなたがそうしろと仰ったじゃないですか”と答えたんだとさ。」

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★ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3

スコポラミン
スコポラミン (scopolamine) はトロパンアルカロイドでムスカリン受容体拮抗薬の一種。ヒヨスチン (hyoscine) ともいう。

アセチルコリンのムスカリン受容体への結合を競合的に阻害する。(抗コリン作用)

これにより副交感神経系の抑制を来し、虹彩括約筋の弛緩による散瞳、眼内圧の上昇、レンズ調節の麻痺、心拍数の上昇、消化管の緊張や運動の抑制などを引き起こす。眼内圧を上昇させるため緑内障患者での使用は禁忌。

ブチルスコポラミン臭化物の注射液(商品名・ブスコパン注射液など)は、消化管の運動を抑えるので、消化管のX線及び内視鏡検査の前処置、消化管の疼痛時の鎮痙によく使われる。また尿路結石の疼痛時に尿管を拡張させる目的でも用いられる。


手塚治虫の漫画アドルフに告ぐでは自白剤として使用された。

VICEはコロンビア国内において、スコポラミンが自由意思を奪う薬として犯罪に使用されていると報道した[2]。

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