歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

現在も貴金属は上がって来ているが・・・

2024年07月04日 09時54分45秒 | 第三次大戦

更に上がる時期は

 

①バブルが崩壊した時(2029±2年前後)

②紛争や戦争・特に大戦天王山(2030年代)

③そして英米資本主義の大崩壊時(2046年前後)

④世界戦国時代の支払い手段として(向こう数百年)

 

つまり今から貴金属の需要が増えることはあっても

減ることはない時代が来るのです

・・・・

・・・

・・

 


// 編集部からのお知らせ //


中国に眠る秘密の通貨
あなたはご存知ですか?

17年連続世界トップで
この通貨を生み出すだけでは飽き足らず
世界中から買い漁っている中国。

その結果、この通貨は今
歴史的高騰をしています…。

一体なぜ中国はこの秘密の通貨を
欲するのか?
そして、この秘密の通貨とは何なのか?

今すぐこちらをご確認ください。

秘密の通貨について知る


*****

こんにちは。
ダイレクト出版 政経部門の占部です。

最近「ドル離れ」という話を
耳にすることが増えてきました。

昨年の「BRICS通貨」が
話題になったことを
覚えている方も多いのでは
ないでしょうか。

あたかも、世界中がドルに変わる
代替通貨を求めている、
そんな風潮にも取れますが、、、

果たしてドルが揺らぐことは
あるのでしょうか?

国際政治学者・藤井厳喜先生に
お聞きしてみました。

*****

from:国際政治学者・藤井厳喜

◾️ドル石油本位制は終焉か?

6月9日、
サウジアラビアがアメリカとの
ドル協定を更新せず、
という話題が上がりました。

「ドル石油本位制はもう終焉か?」
と実しやかに言われてます。

しかし
部分的に当たっているところもありますが、
これは全くのフェイクニュースです。

第1次石油ショックが終わった1974年に
アメリカとサウジアラビアが
秘密協定を結びました。

サウジアラビアは、石油の売上代金を
アメリカドルでしか受け取らない代わりに、
アメリカがサウジアラビアの
国家安全を保証する

さらには、サウジアラビアは
自国の石油をドルでしか売らないだけじゃなく、
アメリカの国債を買ういうことまで約束した、、、

こういう秘密協定が結ばれたんじゃないかと
言われています。

その期限が50年だったので、
2024年の6月8日にそれが切れて
更新されなかったと言うわけです。

ドルの価値を支えているのは、石油であり、
私はドル石油本位制という言い方をしていました。

OPECの中心であるサウジアラビアが
米ドルでしか石油を売らないということを
やっていたのは事実です。

世界中で社会の自由経済の体制を動かしていく
一番大事なエネルギー源である原油が
ドルでしか買えない、という体制でしたから
ドル需要をものすごく増やします。
それがドル石油本位制だったのです。

昔、第1位石油ショック、
第2次石油ショックがやってきて、
石油の値段がドル建てで4倍に上がりました。

その時にドルを安定させるために、
サウジと秘密協定をしたのではないか
と言われています。


◾️フェイクニュースの真相

BRICS関連のあたりから出てきている話で、

「この秘密協定を更新しなかった、破棄した。
 だからドルを石油やサウジが支えている
 体制も滅びた。これからドルが暴落する!」

という議論になっていますが、
これは全く根拠がありません。

これは反米主義者、左翼の人たちが好きな議論です。

去年の8月、BRICS首脳会談の時にも、
「これからドルの価値がなくなる」
というキャンペーンがありました。

それがいかにインチキであるかは、
ワールドフォーカスでお知らせしており、
その後むしろドルが強くなっています。

こうした議論で忘れられている
非常に大事なことは何かというと、
サウジアラビアの通貨REALは
米ドル本位制、ドルペッグ制であるということ。

ドルと交換レートが一定であることによって
サウジアラビアの通貨価値を保っているので、
ドルが崩壊したら自分の国の通貨価値も
崩壊してしまいます。

2番目として、
サウジアラビアの国家やお金持ち、
王族の人たちが持っている資産は、
アメリカの株や、不動産、債券などであり、
圧倒的にドル建てが多いようです。

それから、3番目。
「サウジがアメリカの国債を買わないと言ってる、
 だからアメリカの国債も暴落する、
 ドルも駄目になる」
と言ってる人がいますけども、
全く何もわかってない素人が言うことです。

今、サウジアラビアは
アメリカの国債をそこまで持っていません。

日本は世界で一番アメリカ国債を持っており
1兆ドルを超えています。

ちなみに、チャイナはドルが不足しているので、
アメリカ国債を売らざるを得ません。
「意図的に売ってドル離れをしている」
という人もいますが、、、

実際のところ、借金を返すため、
また人民元をある程度買い支えるためにも
貴重なドルを必要としいているため、
チャイナは国債をどんどん売るのです。

アメリカの連邦政府の借金は
35兆ドル近いのですが、
サウジアラビアが持っている
アメリカの国債は1350億ドルくらいです。

日本の10分の1くらいしかないので、
それを売ったところで
大きなインパクトはありません。

そして自国の通貨をドルに連動させて
価値を保っているので、
ドルが暴落したら困ります。

だからサウジがそんな政策を
とるわけはないのです。

サウジ・アメリカ秘密協定は
本当にあったのかというと、
私はあったと思います。

しかし、これは秘密協定ですから、
止めるにしても止めたとは言いません。
黙っているしかないわけです。

そして事実上、その秘密協定は
もう切れていたと思います。

2023年の1月にサウジアラビアが
「今後はドル以外の通貨でも
 サウジの石油を売る」
と言っていました。

これは円でも人民元でもルーブルでも、
ユーロでも何でもいいということを
言ってるわけです。

その時点でもう切れていたということです。

そして、サウジアラビアは
ドル石油本位制をやめたとしても、
「ドルを一切受け取らない」
としているわけではありません。

恐らく大部分はドルです。
その他の通貨で受け取っても良いと言ってるだけで、
ドルを全部排除して他の通貨に切り替えると
言っているわけでは全くないわけです。

それを、ドルの終焉を煽る人たちは、
「秘密協定が切れたからドルがダメになる」
と議論しているのです。

それから、サウジアラビアが
BRICSに参加したという話がありますが、
これもフェイクニュースです。

去年はサウジアラビアもBRICSに入る予定でしたが、
今年1月2月の時点で加入しないとしていました。

これらのフェイクニュースの
元となったのはMブリッジの存在でしょう。

Mブリッジというのは、
各国の中央銀行の発行する暗号通貨を
相互交換するシステムで、
これを研究しているのは確かです。

一番初めに始めた国がタイやチャイナでしたが、
今や26カ国が参加し、世界の中央銀行と言われている
BIS(国際決済銀行)が監督しています。

サウジアラビアも、ここに参加する
と表明したのが6月5日です。

だからこれに引っ掛けて、

「アメリカ・サウジ秘密協定が破棄された。
 これでもうドルは暴落する。
 サウジアラビアはMブリッジにも参加した。
 これは元々チャイナが始めたものだから、
 中国共産党とサウジが寄っている」

そういうシナリオに仕立てたのです。

詐欺師のような人たちにとっては、
だからこれに投資しなさい、買いなさいとか、
そういう方向に恐らく話を
持っていくんだろうと思います。

あるいは、このフェイクニュースで
バイデン政権に揺さぶりをかける
カードとして見せる、ということでしょう。

ですので、決して騙されないでください。


◾️これからのドルの価値

ドルはむしろ短期的には強くなっています。

ドルが絶対的な基軸通貨の地位から
徐々に滑り落ちているのは確かですが
それは非常に長いプロセスであると同時に、
日本にとってはドルの重要性というものは
全く変わりません。

むしろ、米ドルというのは、
より日本人の資産形成にとって
大事になってくるでしょう。

日本にとってほとんど唯一、
一番大事な他国の通貨であり
今も、今後もそうあり続けると思います。

日本人にとっては、あと50年は
米ドルの重要性は変わらないと思います。

ドルは暴落はしないし、
ルーブルや人民元、BRICS通貨というもので
代替は不可能なのです。


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<メルマガ著者紹介>

国際政治学者・藤井 厳喜



国内外の大企業・投資家からも
信頼される国際政治学者

ハーバード大学大学院博士課程修了。
日本のマスメディアでは決して報道されない、
欧米政府が扱うレベルの政治・経済の動向。

そして市民レベルの情報も踏まえて、
文化、思想、宗教など多方面から分析し
未来を的確に見抜く予測力は、
内外の専門家から高く評価されている。

著書は第1作の『世界経済大予言』(1984年)以来、
年間数冊のペースで出版され、70冊を上回る。

秘匿性の高い、
年間22万円の会員制レポートは
40年間毎月発行され、

「正確な情報が命」とも言える、
旧三井信託銀行、旧日興証券などの
金融機関や大手企業・個人投資家を中心に、

「世界情勢を読み解くバイブル」として
支持されている。

また、国連集会に派遣団として参加し、
1999年、日米保守会議を創設。

その後、米ブッシュ政権との架け橋として、
リチャード・アーミテージ元米国務副長官、
ロバート・ゼーリック世界銀行総裁
(共に当時は民間人)らに掛け合い、

外交の裏側を取り仕切るなどの
国際的・政治的な活動も行ってきた。


藤井 厳喜先生について、もっと知りたい方は、
こちらの特別インタビューをご覧ください。

「藤井厳喜という生き方」前編:
https://www.youtube.com/watch?v=55wB2-PD10w

「藤井厳喜という生き方」後編:
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~先人の叡智を未来に繋げる~
Renaissance(ルネサンス)刊行にあたって 

Renaissance(ルネサンス)とは、
14世紀にイタリアで始まった
「文化の再生・復興」運動を指します。

当時、疫病の大流行や飢饉。
百年戦争などの戦乱で人口は激減。

社会全体が危機的な状況に置かれる中、
人々は生と死について深く考え、
いかに生きるべきかを強く
意識するようになったといいます。

そこで彼らが手本にしたのが、
ギリシアとローマの優れた
古典文化でした。

その運動は大きなうねり
となってヨーロッパ全土に広がり、
より優れた中心的価値観の誕生とともに、
新しい時代を切り開いていったのです。

これというのは、年代や場所、
起きている事象は違えど、まさに
今の日本と重なる状況ではないでしょうか。

長引くデフレ、迷走する政治、
少子高齢化、深刻ないじめ問題、
過労死、過疎化、企業の不正や
無差別殺人など…

高度経済成長以降、
明確な中心的価値観を
見失った日本は、いつしか
暗いムードに覆われ、
長い停滞から抜け出せずにいます。

もはやこれまでの延長線上で、
同じような価値観・行動を
繰り返していては修復できない状態です。

そんな中、令和という
新たな時代を迎えた日本を、
再び明るく輝かせたい。

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そのような想いを込めて、
新たな情報誌を発行する
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何卒、末長く応援していただけますと幸いです。


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