のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

水増しというより大洪水

2024年03月24日 09時29分41秒 | ニュース・記事
これもすごいけど、これもすごいなぁ

同じ政治体制の2つの国のニュースがありました。
一つは、
不正票、史上最大2200万票か』というニュース
記事によると、
露中央選挙管理委員会の発表で、プーチン氏の得票率は全体の87%を占めた。
が、欧米各国は、選挙結果が公正ではないと非難。
露民間選挙監視団体「ゴロス」は専門家の分析として、
プーチン氏が獲得した約7627万票のうち、約2200万票は不正に上乗せされた疑いがあると指摘。
票数の操作は「史上最大」規模と主張。
とのこと。

もう一つは
中国恒大集団売上高11.7兆円の虚偽記載』というニュース
記事によると、
経営再建中の中国不動産大手・恒大集団が、中国証券監督管理委員会から
5640億元(約11.7兆円)の売上高虚偽記載で罰金約41億7500万元(約870億円)の処分を科される。
恒大は売上高を前倒しで計上するなどの方法で2019、20年決算に虚偽を記載した。
19年は当期売上高の約50%に相当する2139億元、20年は同約78%に相当する3501億元をそれぞれ水増しした。
とのこと。

ロの方は、専門家の分析が正しければという前提ですが、
7627万票の29%が水増しされていることになり、
中の方は、証券監督管理委員会の発表が正しければという前提ですが、
2年間の売上高8766億元のうちの64%が水増しされていることになります。

パーセントでは、中の勝ち(^O^)/
水増しっていうより大洪水ですネ。

でも、中国の方は、私も駐在時代に経験しましたが、
大型の装置の場合は、全体の売上完了を待っていると
何年先になるかわからない・・・
もしくは途中で納入先がどうなるかわからないので
出荷、設置、調整試験、引き渡しなどの項目ごとに
売上計上するという手法もありました。
不動産もそうなんじゃないかな・・・
ただ中国の建物が途中で建築作業を中断もしくは中止され
そのままという建物も10年前の当時から散見されていました。
それでも、64%が水増しというのはすごいですね。

ともに独裁国家。
意に添わぬ事や、反対勢力を有無を言わせぬ力で管理できるからこその
大洪水なんでしょう。

4年間、お世話になった国です。
お世話になった人達のことが心配です。

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