今日の雨で桜の花も終わりを迎えるだろうか、外を眺めながらそんなことを思う。
たくさんの人が桜の花を楽しんだに違いない。
家族友人知人たちと一緒に桜を見ながら遊歩道を歩く、またはその下でお弁当を食べながらおしゃべりを楽しむ。
そんな人が多いのだろうと思う。
私の桜の楽しみは、桜がまだつぼみの頃から始まる。
走って桜の木に会いに行くのだ。
・まだつぼみだね。
・少し開きかけてきたねえ。
・だいぶん花が開きかけてきたな。暖かくなったら膨らんでくるかな。
・おお~満開に近くなった。
・満開!空は青い。桜の花びらは外に向かって広がっている。いいねえ~。
こんなふうにつぶやきながら、私は春になると桜の木を見ながらランニングをする。
何度も何度も同じ桜に会いに行ったり、別の場所の桜に会いに行ったり。
気の向くままに走って行くのが自分流。
満開を過ぎた頃から、風が吹くと花びらが遊歩道に落ちてくる。
そして絨毯のようになる日がくる。
そんな素敵な道をゆっくり走る時、幸せな気分になる。
桜の花の季節はもうすぐ終わり。
新しい葉が出始めた。
小さな緑色の葉がまた私に元気をくれる。
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