今年の連休も終わった。
テレビでは、遠方から来た孫が帰るので、祖父母が新幹線ホームに見送りに来ている姿を映し出していた。
「じいじ、ばあば、元気でね。さよなら。」と言っている姿。それに答えている祖父母の姿。
そんな様子を見て、ふと思うことがあった。
孫が誕生したときのこと、息子の嫁さんから(この言い方は好きではないが、分かりやすいかと思うので使う。)
「おかあさんのことをどう呼ばせたらいいですか?」と相談を受けた。
「え?」と私は一瞬言葉を失った。
世間的には、私も「おばあちゃん」「ばあちゃん」「ばあば」などと呼ばれる年齢だと認識はしている。
しかし「ばあば」は?そう呼ばれて嬉しい人はそれもよし。
だが、私は嫌だな。「barber」(理髪店)を思い浮かべる。
祖母と孫という関係性を認識し、孫から「おばあちゃん」「ばあちゃん」などのように呼ばれるのは理解できる。
自分で自分のことを「ばあちゃんはね・・・・」「おばあちゃんはね・・・」「ばあばはね・・・」なんて言いたくない。
私は私なのだ。
年齢には関係なく、一人の人間としてこれまでも生きてきたしこれからも生きていく。
☆私はね、こう思う。☆私は~したい。などのように周りの人たちに話していこうと考えている。
もしかしたら、どこかのタイミングで、それが変わる可能性もあるかもしれないが
今は、この生き方はずっと変わらないと思っている。
私がなかなか嫁さんの問いに答えられずにいるのを見て
嫁さんは業を煮やしたのだろう、自らこう言った。
「じゃあ、○○○さんと呼ぶようにします。」・・・と。
ヤレヤレ、ホッとした。
実年齢をことさら意識することもなく、気持ち元気でいろんなことにチャレンジしたり感動したりしたい。
もし考えが変わるとしたら90歳を越えた頃か。
「いろんなことを自由にさせてもらったね。
元気でいられたのはみんなのおかげだと思うよ。
私のわがままとも言える言動を認めてくれて、どうもありがとう。
とても楽しい人生だった。」
と言えるようになるかもね。
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