NOBU_san'S ROOM/南行徳のギター教室

南行徳のギター教室ミュージックメソッドで講師を務めています ギターや音楽に関する こと,南行徳の出来事などを書いています

ギターの木

2005年07月03日 | HOW"S GOING ON?
ギターの材料には『木材』が使用されることがほとんどだ。
最近では樹脂、金属を使ったギターもあるが
木の音の方が柔らかい、暖かい、といった特徴があると思う。

金属と木を比べた場合
材料の中を音の振動が伝わる早さは
変わらないのに
木の方が何倍も振動を吸収してしまう特製
があるのだという。

この適度な振動吸収が上記の
柔らかい、暖かい音を生む原因なのだろう。

また板として振動する際に
耳に優しくない高い周波数帯をあまりださない
性質もあるのだという。

軽く、加工しやすく、振動しやすく
音も柔らかく暖かな耳に優しい音色であることから
長い間ギターには木材が使われてきたのだろう。

余談ではあるが最近のCDでアコースティックギターの音を聴くと
ハイエンド(高音、高い周波数帯)がきついデジタル音で
「ギターの音ってこんなだっけ?」と感じることがある。
もちろんその他の楽器で感じることも多々あるが
今時の音の味付けである。
良い、悪いは別にして・・・。


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