のびのびと

鹿児島藩士 水曜どうでしょうやCUEの事

大泉ワンマンショー 福岡

2011-11-10 17:09:27 | CUE

1年半ぶりの更新。
鹿児島から観に行ってきましたワンマンショー。
リッチなら新幹線1.5時間のところを、高速バス4時間かけて。

到着した福岡は・・・というと、ソフトバンクホークスが優勝に向け、
延長戦の真っさい中!(ショー開演直前時点)
しかも博多座には、復活した海老蔵!
そんな緊迫の中でワンマンショー開演!

これまでの会場では、どん帳が上がる直前の大泉洋の口上は、
あらかじめ録音したものの再生だったそう。
ところが福岡会場では、この口上の中に野球の結果速報を盛り込みたいと、
急きょ、どん帳裏でナマで喋ったのだそう。
にもかかわらず、その開演直前時点でも決着がついておらず、
結果を言えずじまい。(最終的にはホークス優勝)
大泉いわく・・・
「ナマは博多だけだった」「結果が言えなくて残念」「すごく緊張した」

ショーの内容はというと、2時間笑いっ放し・・
というわけでもなかった。
なんなら相方は、落語の時間にうたた寝してたぐらい(←おい!)
ところが要所要所の場面転換VTRで笑い殺される。

ふじやん・うれしーの仕事だ。
あまりのおかしさに、笑いすぎて涙が止まらん。
笑涙が止まらんおかげで、画面も見えん。
泣くまで笑うって体験は、そうそうない。
それを、この2時間で何度か喰らった。
後ろに座ってた子猫ちゃんらしき女性は、笑いすぎて途中むせてたし。
このVTRは、ぜひ次回のどうでしょう祭り会場で流してほしいものだ。
次回のどうでしょうDVDに特典でもいいけど。

大泉が何度も口にしてたのは
「今回この会場に強引に連れて来られた人はポカーンだ」というもの。
ショー内容についていけないと訴える、アンケートを多く目にしたからか?
「どうでしょう」すら観たこともないまま、
東京での大泉の活動のみを見て今回のワンマンショーを観に来てる人も、
案外多いのかも分からん。
そんな不特定多数の客を、いっぺんに笑わせるのは大変なことだと思う。

落語の時間は、よどみのない見事な語りっぷりに感心しながら聴いた。
もし、大泉洋が二浪せず、東京の大学にすんなり入っていたら、
大学のサークルは演劇部でなく、落語研究会だったことだろう。
ひょっとしたら落語の世界や、話家としての道が、
その先に開けていたのかもしれん。
ただ、大泉洋の落語を聴いていて思ったのは、
大泉は単独のピンよりも、周りの人とからめば、からむ程おもしろく、
段取り通りでない、場当たり的な即興性が求められる場面ほど、
その天才性を発揮するのでは・・ということ。
そんな意味で、落語の世界に進んでくれなくてよかったよ・・と
1ファンとして思ったしだい。

ショー最後の曲の「君がいる」は、大泉洋の声音とあっている気がして
聴き入ってしまった。
この曲を歌う、まだ駆け出しの加賀谷はつみさん御本人が、
ファイナルステージ・仙台でサプライズ出演したそうで・・。
二人の歌声をいっぺんに聴けた仙台の皆さんはラッキーでしたな。


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