先月末、ケアマネさんから 「まさか?」 と、思いがけないことを聞いた。
それは永年妻が利用しているDS (ディサービス) 事業所が三月一杯で廃止するとのことで 「寝耳に水」 の情報だった。この事業所は介護業界大手の経営だからそのようなことは考えたこともなかった。
だがその事業所からは利用者に対して廃止情報が来ないのが不思議だったが、12日にやっと 「事業所廃止について」 の書面が届いた。
それによると廃止の理由は 「職員採用の悪化および建物設備の老朽化による閉鎖」 だと記されていた。
現在、社会的にも 「人手不足」 が問題化されているが、介護関連施設でも人員の確保が難しいようで、その余波が我が家にも及んだのだろうか?
妻はこの事業所で永年DSを利用したが、先日、施設長さんの話しだと、妻は記録的に永い期間の利用者とのことだった。
だがこの事業所廃止に対して文句を言う筋合いはないが、今後のことを考えて、至急他の事業所を探すことになった。
市内にはたくさんの事業所があるが、ケアマネさんが幾つかの事業所のカタログを用意してくれた。
私は自宅から極く近くにある事業所を選択、11日、妻と嫁さん同道で体験入所して雰囲気や設備、DS内容などを見学しながら相談員から説明を受けた。
しかし、私はこのように実際のDSの現実を見るのは始めてなので、珍しいことばかりだったが、4月からはここで妻がお世話になることを決めた。
13日にはその事業所の相談員、ケアマネさんが来宅、利用に際しての情報交換などを行なったが、利用に際してはいろいろな契約書などもあるので、20日に再度、話し合うことになっている。
何とか妻はDSを受けられるようで安堵したが、この 「人手不足」 が今後の介護業界に影響することは無いのだろうか? と、心配度が増してしまった。
いつも散歩の時に遠くから見ていたこの施設 (写真) だが、まさか妻がお世話になるとは? 人生、全く不可解だと思った。
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