W杯ロシア大会で日本の 「サムライブルー」 は難敵コロンビア戦に勝利したが、W杯大会で南アメリカのチームに勝ったのは初めてではなかろうか?
今朝はそのニュースで持ちきりであろうが、朝からの本降りの雨音を聞いていると、大坂での地震で幼い命を終った小学四年生の三宅璃奈さんのことが頭を離れない。
このニュースを聞いた時 「小学生は集団登校しているのでは?」 との疑問だったが、璃奈さんは11日から児童にあいさつを呼びかける当番のため、いつもより10分早く独りで登校してこの地震に遭遇したらしい。この早い10分が璃奈さんの命を奪ってしまった。何ともお悔やみの言葉も浮かんでこないほどの悲しみでもある。
もしこの時間に集団登校してしていたら、大惨事になったことをを思えばそれを救ったのは璃奈さんかもしれない。
人間の命は運、不運に付きまとわれている。もし璃奈さんの行動開始がプラマイ1分の早さ、遅れがあったとしたら、この惨事を免れたかもしれない。だが、その運を自らが選ぶことはできないないから、このように幼い命を落としてしまった。
だが、どう見てもあの倒れたブロック塀は違法な高さだ。市ではその違法性を認めているとのことだが、そうだったらどうして早く安全対策を実行しなかったのだろうか?
私の住む町内でも高さ的には合法である民家のブロック塀は方々に存在するが、法で定めた倒壊を防ぐための 「控え壁 (ひかえかべ)」 が設置されて居るのかどうかは全く判らない。
そのようなブロック塀は以前からこの地に住んでいる民家ばかりに存在するが、かつてはどの家でも生け垣だったのが、何時の頃からかブロック塀になってしまった。
小学校や中学校への通学路にも多くのブロック塀が存在するので、この地でもブロックの安全確認を徹底すべきではないだろうか。
今はこの辺りは戸建ての建売住宅が多いが、そのような住宅では高いブロック塀は存在しない。
璃奈さんはあまりにも早く人生を終えてしまった。将来、やりたいこともあったろうにと、思えば思うほど命の尊さは深いものだと思った。璃奈さんのご冥福をお祈りします。
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